みをつくし料理帖シリーズの「美雪晴れ」から、昔ながらを作ってみました。一筋の道ー昔ながらに出てきます。

美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)/高田 郁
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ヒロイン澪の友人、美緒の実家が火事になって責任を問われて主が連行される騒ぎに。その中で子供が産まれるのですが恐らくストレスで母乳が止まり、それを改善できないかと澪がこの料理を作ります。ずいきは母乳の出を良くし、産後の肥立ちを良くするとこの話では言われています。ごぼうがそういう効能がある話は聞いたことがありましたが、こちらは初耳でした。ずいきは、鉄分やカルシウムやミネラルが豊富なので、確かに母体には良さそうですね。


ずいきは手元にあるのですが、湯葉が砕けた状態の奴しか無いのですね。ですので味付けだけレシピに従い、ずいきと湯葉を一緒に煮てみました。味と食感は同じだと思います。見た目が本当はずいきを湯葉で巻いた状態になるんですね。



ほのかに甘く、しゃくっとしたずいきときゅっとした湯葉の食感が美味しいです。確かに産後の女性には良さそうです。