少しわかりにくい名前になっていますが・・・
ポークステーキ 酒粕とネギと粒マスタードのソース
です
「ポワレ」とはフランス語で「蒸し焼き」の意味ですが
最近では、普通に焼いても「ポワレ」と表現されていることがありますね
「シャルキティエール」はソーセージやハムなどの加工肉を販売するお店のこと
日本ではあまり見かけませんが
ヨーロッパでは加工肉専門店がたくさんありますね
最近は贈答用のハムやソーセージの詰め合わせを
「シャルキトリー」とおしゃれな商品名をつけているものも見かけます
「シャルキティエールソース」はフレンチの家庭料理定番
日本で言えば「生姜焼き」みたいな位置づけでしょうか
ソースには、白ワイン、玉ねぎ、マスタードが入っているのが特徴です
『めぐみも。キッチン』ではこれを和風にアレンジしました
白ワインの代わりに酒粕を
玉ねぎの代わりに長ネギを使いました
これでも充分酸味がありますが
さらにピクルスのみじん切りをソースに加えるレシピもあるので
糠漬けや冷蔵庫に残っているお漬物を刻んで加えると
さらに旨みもアップしますね
お肉の下準備
ロース肉には焼き縮みを防ぐための切込みを
肉と脂身の間の筋に3~4本入れて
塩コショウをして30分程度、室温で放置します
肉が室温になっていたほうが
短時間で火が通り、硬くなりません
下味も薄味ながらきちんと中まで入れるのが
おいしさのポイントになります
ロース肉は良質なオリーブオイルで焼きます
調味料と油は、一度購入したら同じ物をしばらく使い続けることになりますので
ぜひ良いものを選んでくださいね
『めぐみも。』シャルキティエールソースの材料(6人分程度)
長ネギ 1本
バター 15g
粒マスタード 大さじ1
酒粕 15g (無ければ白ワイン大さじ2で)
顆粒コンソメ 4~5g
水 1/2カップ
作り方
①酒粕は水を加えて耐熱容器に入れ、電子レンジで温めて酒粕を溶かしておく
②フライパンにオリーブオイルを入れて、両面にこんがりと焼き色がつくまで豚肉を焼き
まな板に取り出す。
③フライパンの油をふき取り、バターを入れて長ネギをじっくりと甘みが出るように炒める
④コンソメ、酒粕を溶かしたお水ごと加えてアルコールを飛ばし、粒マスタードを加えて火を止める
⑤ロース肉は斜めにそぎ切りにして盛り付け、ソースを上からかける
お肉を焼くときは、何度もひっくり返したりせず、じっくり焼いて一度ひっくり返す
余分な肉汁が出て行かないようにしましょう
お肉は斜めにそぎ切りにすると、見た目もおしゃれですし
繊維が切れるので食べやすくなります
これ、お肉にしっぽが…
盛り付ける向きを失敗していますが
ソースがよく見えるのでアップしました
この季節、長ネギは風邪予防に一役かいます
こんなにたっぷり気づかないうちに食べているソースです
鶏肉や魚のポワレのソースにもどうぞ