パナマ日記の続きです!
日本人、パナマ人の友人達と合流し向かった先は
パナマの先住民、エンベラ族が住むエンベラ村。
パナマシティーから車で約1時間、ボートに乗り約15分で
彼らの村にたどり着くことが出来ました。
到着してすぐに、村長さんが迎えて下さり
エンベラ族の文化や歴史、生活習慣などをお話して下さりいました。
驚いたのが、この村には電気・ガス・水道・・・何もありません。
「どうやって時間をはかるの?」
「ニワトリがいるさ。朝は、3時に一回目鳴くよ。二回目は4時。三回目は5時。
そして四回目の6時で起きるんだ」
「日付は?」
「日付もニワトリで測るよ」
「寝るときは?」
「ここで、木を練って作ったこの布を敷いて寝たりするよ」
エンベラ族→村長→コーディネーター→私。
通訳一つにしても大変ですが…^^;
そんな会話が暫く続いた後、エンベラのお食事をご馳走様して下さいました。
ティラピアとプランテーンのフライ。
すぐ側にある川で釣ったお魚です。
この時使用しているオイルも、木の実から絞ったもので天然。
こちらが台所。
少しためらったけど、食べてみるととっても美味しくてビックリ!!
こちらのお土産の民芸品は全て手創りで、チュンガヤシという名前のヤシの葉を使っています。
元々は緑色の葉ですが、白くするためレモンジュースにつけて脱色。
そこから色付けで、茶色にするにはココボロという木のカス、
赤色にするにはアチョーテという葉、そして黄色にするにはウコンで染めます。
色んな形のものがありましたが、作っている最中にアイディアが浮かんでオリジナルでデザインしていくそうです。
民芸品を見ていたら22家族しかすんでいないというこの村の皆が
歓迎の演奏と踊りを披露してくれました!
何気なく生活をしていると身の回りには何でもあるけれど
人間の知恵の凄さ、家族仲間と支え合って生きていくという事の大切さなど
普段の当たり前のように過ごしている事に対して、とても感慨深いものがありました。
もっと考えたり、頭を使わないとね。
携帯や身の回りの電化製品が使えなくなっただけでイライラっとしてしまったりするけど
機械任せ、no communication ではいけないのです。。。
さぁ
そのあと、急なお願いだったから今回は行けない!
と言われていた「美しい滝」に連れて行ってくれるとの嬉しい報告が・・・!
lucky
子供がくれたお花をつけて
早速ボートに乗り込み出発。
緑の中を約20分~30分くらい走ります。
ボートを降りてからは、川を上ったり下ったり歩きにくい道をどんどん進みます。
友人はサンダルがなかったので痛くて歩けず
大変な思いをしていましたが・・・www
案内してくれた17歳の彼は、今まで靴をはいたことがないらしく
裸足でどんな場所でもスイスイと歩いていくんです。
立派でした。
ついに 「滝」に到着!!
ここまで来て入らない?という選択肢はまさか・・・ないので
そのまま透き通った冷たい水の中に入り
しっかりと自然の滝に打たれてきました。
初めての滝体験、気持ち良かった~
大自然の中に住むエンベラ族。
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悦子