フランスチョコ界の風雲児 | 世界のチョコレートと旅暮らし手帖

世界のチョコレートと旅暮らし手帖

1粒で幸せになるチョコレートの世界。美味しい魅惑のチョコレートを求めて、様々な地に訪問する筆者の仕事レポートと、ショコラ会等イベント情報のお知らせなどをお伝えします。

こんにちは。トモエサヴール代表さつたにかなけです。

私の年間のチョコレートテースティングのうち、約8割は、タブレット。(審査のエントリー分は圧倒的にタブレットが多いのです)
ボンボンチョコレートを個人の楽しみとして食べる事ができるのは、ほんの少しです。
 
そんな中で、昨年の冬に出会ったパリマレ地区にある、Edwart chocolatier Paris のシェフEdwin Yansane (エドウィンヤンサネ)さんの会話はとっても楽しく、ボンボンショコラを楽しませていただきました。
占い師みたいな、質問の仕方をして、ではあなたのおすすめは、これ!次にこれを食べてみて!と勧めてくれます。話し方にとっても特徴があります。もし機会があればぜひお話してみてください。
私に渡されたのは台湾ウーロン茶のチョコレートでした。台湾によくいってること知ってるのかしら??
それぞれの生まれ故郷を聞いて選ばれたチョコレート。名前を覚えるのは苦手なのかして、私のことは、「マダムホッカイドウ」と呼んでいました。(私が北海道育ちだから)
パッケージも高級感があり、素敵です。この箱にぎっしりとボンボンしょこらが詰め込まれます。
 
すこし工房も見せていただきました。工房の皆さんも全員若くて活気溢れる良いムードでした!
テンポ感とテキパキやらなければならない、フィリングを流す作業をしているところです。均一な厚さに伸ばしていきます。
できたてのプラリネは、間違いないおいしさでした。
 
エドウィンは、カカオ産地にもとても興味を持っていて、様々な産地のチョコレートをテースティングして話をするカカオアミーゴになりました。ボンボンショコラの素材も様々な世界各地の食材に興味をもって使っているほか、カカオの風味にもこだわって、使い分けているところがいいですね。
本当にチャーミングな人柄で大好きです。
 
パッと華のあるカリスマ感があるので、すでに注目のネクストジェネレーションとして脚光を浴びていますが、ますます人気が高まって行くのだろうな!と思います。
 
また彼のチョコレートをいただくのが楽しみです。