2015年。 | 夢咲叶の水天一碧の夢

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先日、今年の漢字が発表されて「安」になりましたね。

安保法制の安とか、とにかく明るい安村さんとか。
なぜ、「安」が選ばれたのかと言うと、テロの不安だとか、自然災害の不安とか、そういった社会的な不安が大きく、来年こそは安心した安全な社会にしようと言う気持ちも込められているそうです。

確かに、今年一年は政治、経済などの社会的なことも、台風や地震などの自然の事も、不安がいっぱいでした。


個人的な今年の漢字は、色々考えてみたんですが、一番しっくりきたのは「休」ですね。

春に東京での活動を卒業して(厳密には全部は辞めてませんが)地元に帰って休養を始めました。
心残りはやっぱりまだあります。今でも、後悔する事はあります。

結構長い間、休む事とこのまま東京にいる事と、ずっと天秤にかけて悩んでました。東京にいれば、やりたい事が出来る。だけど休む事は出来ない。
地元に帰れば休む事が出来るけどやりたい事は出来ない。

声優になる為に東京へ行って、ラジオとかライブとか朗読劇とかいろんな活動をさせてもらえました。
アニドルに入る事も出来た。
私にとって声優になる目標と言うのは、命と同じくらい大事なもので、どうしてもしがみついていたかった。
でもそれは体や心が健康でなければ出来ないものだと漸く気付いたんです。
わからなかったわけではない。頭では理解していたつもり。
本当の意味でわかった感じ。

本来楽しいはずのライブが、心から楽しめなくなって、これでは意味がないと思った。

ライブをする時の信念は、「自分が楽しまないとお客さんを楽しませる事はできない」
自分の信念に反する状態で、続けていても意味がない。と悩んで悩んで、考えて考えて出した答え。
それが、休む事でした。

私は休む事が怖かったんです。

休んでその場からいなくなったら、みんな私のことを忘れてしまうんじゃないか。
また戻ってきた時、居場所がなくなったらどうしよう。

そういうことばかり考えてしまって「待ってるよ」と言ってくれる人もいるけど、不安でたまらなかった。


けど、休めてよかったなと思うこともある。
昔からやってたけど、東京にいた時はあまり時間がなくて出来なかった書道が毎日できること。
そのおかげで声優とはまた別の目標も出来た事。

今、ネームポエムという、名前を織り交ぜてつくる詩を書いています。
まだ始めたばかりなので、たくさんの人に知ってもらうところから始めないといけないのですが、私なりの詩を書いていきたいと思っています。
ちなみにこう言う作品書いてます。


話それたかもですが・・・
他にも、家族で出かける事とか好きなものが買えるとか・・・・そういう些細な事も出来るので、休んでよかったなと思います。

今のところ、良かったのと悪かったのと五分五分ですが、一年通して比較的休めた年だったなあと思ったので、今年の漢字は「休」にしました。