今日は、管区の修法師会の定例読誦会と忘年会でした。


修法師とは、日蓮宗の荒行堂を成満したお坊さんの会で、いわゆるご祈祷をする資格を得たお坊さんの会です。

毎年11月1日から2月10日までの100日間、荒行堂が開設され、全国から志願をしたお坊さんが修行をします。


1日7回の水行。読経三昧。書写行。祈祷法の伝授などを受けます。


1回目の初行から五行までありますが、1回でも成満すると修法師として任命されます。あくまでも個人の志願で入る行場なので、日蓮宗のお坊さんがすべて修法師ということではありません。



深川お坊さん日記


入行をするときは、ご覧のように剃髪(スキンヘッド)で入ります。


2月10日の成満の日には・・・。



深川お坊さん日記

このような姿で出てきます。



食事は、基本的に朝と晩の2食。睡眠時間も2~3時間程度です。

ある意味、人間の極限の精神状態の中で修行をします。


日蓮宗独特のこの行場を終えたお坊さんの会が修法師会です。


諸先輩方のいろいろなお話が聞けて、ご祈祷や修行のいろいろなことを教えていただけます。


今日もまた1つ勉強をさせていただきました。


明日は、また会議と祝賀会が別の会であります。明日もご縁を広げられるといいなと思いながら、あとちょっと仕事をして、明日に備えます。