最近どうも首が調子悪い、「借金ちゃうで。」と仰る
60代の男性、Aさん。
首を動かしてもらうと、かなり可動域が狭い、特に右にはほとんど向けない状態。
肩こりも最近は酷いらしい。
「なんか憑いてるんやろか?」
「う~ん、もし治らんかったらそっち方面に行って下さい。」
「マジかいな!」
Aさん、3秒ほど固まる。
あちこち調べてみると、尾骨がおかしい。
左にねじれ曲がっている。
「これは?」
「ああいつやったか、酔っぱらって階段踏み外して、ケツ打ったんですわ。
ほら、痛かってちょっと間立たれへんかった。えっ?それが原因?」
「たぶん、これやと思います。」
でこの尾骨を真直ぐにして、首を動かしてもらうと
「おお!動くがな。おお、軽い軽い。けど、不思議やな
こんなとこと繋がってんねや。」
「良かったですね。憑いてなくて。」
「ホンマや。ちょっと酒も控えるわ。」
尾骨に軽く手を当てて、首を動かすと僅かですが動くのが分かると思います。
首こりや肩こりが酷いときは、尾骨の状態も確認する必要があります。