昨日は勉強会でした。
ちびはおばあちゃんに可愛がられてご満悦だったようです
やんちゃな子供の相手をして下さり感謝です
現在の講師は耳鼻科領域で中国で有名な老中医と一緒にお仕事をされていた先生で、勉強になります
特に気になった事を書きとめておきます。
講師の先生のお師匠さんは口内炎を附子を使用して治した経験もあるそうです。
通常、口内炎は熱が原因。ここに温める作用の強い附子は通常は避けます。
これは老中医ならではのご経験ですよね。
講師の先生もドキドキハラハラしたどうですが、2週間後には治っていたそうです。
すべての口内炎に効果があるわけではなく、間違えると逆効果ですのでマネはしないで下さいね。
地球温暖化により、陰虚傾向の人が増えている。
そうですよねぇ。
ドライマウスやドライアイもそおいう地球の状態を反映しているのかもしれませんね。
ちなみにドライマウスの判断は下記を参考にできそうです。
・口乾は3か月以上続いているか?
・アゴの下が繰り返し、あるいはいつも腫れているか?
・かわいた食物を飲みこむ際にしばしば水を飲むか?
・水分をよくとるか?
・夜間に起きて水を飲むか?
・乾いた食品が噛みにくいか?
・食物が飲みこみにくいか?
・口の中がネバネバするか?
・口の中が粘って話しにくいか?
・義歯で傷つきやすいか?
などなど・・・、やわらかい食事もひとつの原因だそうです。
戦前と現在では噛む回数が半分以下に落ちているとの事です。
また、生脈飲という処方は中国では注射薬になっており繁用されているそうです。
心臓を強くしてくれるとの事です。
たった3つの生薬からできている処方で、夏場向けと思っておりましたが、このお薬でお身体がラクになるお客さまがいらっしゃるかもしれない・・・とあらためて思いました。
当薬局でも動悸にお悩みのお客さまがいらっしゃいます。今お出ししているものもよいと思うのですが、こちらを試してみてもよいかもしれないなぁと思いました。
薬味が少ないお薬はキレ味がシャープだと言われておりますので。
症例検討では、ちらほらとお客さまの顔が浮かびます。
もちろん、よくなるのはご自身の自然治癒力が高まることによります。
そして漢方はそのお手伝いをしてくれます。
カラダの不調は心までをもうっすらくもりがかってしまう事はよくあると思います。
微力ながら、二人三脚、お手伝いしていけたらと思います
さいたまの漢方薬局 陽花莉(ひかり)薬局です
http://www.hikaripharmacy.com/
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