宝塚温泉の源泉を散策する・・・の巻 | 乾パンのブログ

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昨日は宝塚歌劇を観劇するために宝塚にいった折、

宝塚市湯本町にある宝塚温泉の源泉を散策しに行きました走る人

 

 

宝塚駅前の風景。

いつもは左折しますが、今回は直進。

 

 

S字状の宝来橋を渡って旧市街へ・・・

 

 

ナチュールスパ宝塚の隣に見えるのが塩谷川と武庫川の落合ですね。

 

 

橋のたもとに与謝野晶子の歌碑あり。

武庫川の 板の橋をば ぬらすなり・・・」とあり、与謝野の時代は木製の橋だったですか。

 

 

宝来橋を渡った丁字路にある小さな横道に入ります。

上矢印写真の真ん中あたりにかつてローソンがあったようですな。

 

実はここが六甲山系の東の出発点で、登山姿のハイカーも多数見かけました。

くのクソ暑い中をわざわざ山登りとは凄いなぁ・・・

 

 

この小径は塩尾寺の参道で、かなりの古道のようです。

 

 

良い雰囲気の坂道ですラブラブ

 

 

やっぱり湯本町っていうんですね。

私の現在の住処も福島県いわき市湯本ってとこですがやっぱり温泉が湧くんですよにひひ

 

 

実は凄い坂道でして・・・猛暑の中をヒーヒー言いながら上がっていきます。

こりゃ自転車で上るのは無理だわガーン

 

 

で、阪急宝塚駅から15分ほどで源泉に到着。

もうヘロヘロですショック!

 

ところで甲子園大学って何だ!?

こんな山奥に大学ですかはてなマークはてなマーク

しかも甲子園はてなマークはてなマークはてなマーク

 

 

フェンスでがっちりガードされています。

平成になってから新掘された源泉だそうで、ナチュールスパ宝塚や宝塚ワシントンホテル等に

温泉を供給しているとのこと。

湯気が全く立っていないので温度はそれほど高くないんだろうなぁ

 

 

宝塚温泉は有馬温泉と同じく高塩分・高鉄分含有の泉質とのことですが、

この「除鉄沪過塔」で鉄分を除去しているようです。

 

でも温泉から鉄分を除去ってどうやってやるんでぃはてなマーク

オレはバケガク全く分かんねぇんでねしょぼん

 

鉄分抜くなんて有馬型温泉の一大特徴を「去勢」するよなもんだし何だかなぁ・・・です。

ただし酸化鉄が鉄管に付着する等でメンテナンスが大変なんだそうで、仕方がないですか。

 

 

そもそも温泉の高塩分が流入して塩辛い水質だから「塩谷川」なのかなはてなマーク

それにしても凄い水叩工ですなぁ叫び

 

こうでもしないと、どんどん河川の段差が急峻になって、

大雨の時に土石流で一気に埋まるってなことの繰り返しになりそうですからねぇ

 

この近くに丁字ケ滝って名所もあるようですが、時間がないのでまた次回ノシ

また、宝来橋を渡って武庫川左岸に出ると川上方向に遡りまして・・・

 

 

大林寺のちょっと先にあるマンションの一角に、宝塚温泉の間欠泉が残ってるんですねぇ、これが。

 

 

何で残してあるのかはてなマーク

 

 

数時間毎に冷泉(鉱泉)が吹き上がるそうで・・・時間のあるときに粘って観察してみようニコニコ

兎に角、日陰の全くない場所なんで真夏はキビシイドクロ

秋になったらねチョキ

 

 

鉄分が濃厚に入っているので河川敷が赤くさび色になっとりますラブラブ

素敵ドキドキ

 

 

前方の出っ張りは「見返り岩」と称するようで、明治時代の古地図にも記載されている宝塚の名所。

なにかいわくがあるんだろうけど、時間があるときに散策しようグッド!

 

これらの源泉は高槻・有馬断層の真上ぐらいなのかなぁ・・・と思って調べてみたら・・・

 

 

どうやら宝塚駅のもうちょっと北側の生瀬大橋の辺りを横断しているようです。

慶長伏見大地震の時は左右に3mズレたそうで。

 

こんなドでかい断層がないとマントル近くの源泉が地表に上がってこれないんでしょうけど、

地中はいろいろ複雑なんでしょうねぇ