神奈川県民ホールで宝塚星組公演「大海賊」を観る6/12 | 乾パンのブログ

乾パンのブログ

ブログの説明を入力します。

今日は神奈川県横浜市にある神奈川県民ホール大ホールまで、宝塚歌劇星組全国ツァー公演

「大海賊ー復讐のカリブ海-/ロマンチック・レビュー Amourそれは・・・」を観に行きました電車




初日16時公演。

この公演が新生星組の新トップコンビ(北翔海莉・妃海風)プチお披露目です。


おめでとうクラッカー

新トップスターのプチお披露目公演初日観劇は初めてでしたが、場内の雰囲気が違うね。

拍手も気合が入っていて普段の公演とまるで違う。

偶々ですが、みっちゃん(北翔)のプチお披露目の日が私の長期休暇の時期に当たって幸せでした。


何回か述べていますが、私のご贔屓娘役OGが84期なので、同期のトップスター就任は嬉しいもんですグッド!




芝居の「大海賊」は2001年(平成13年)月組公演の再演ですか。

私が宝塚歌劇を見始める少し前にひひ


月組トップコンビだったリカくら(紫吹淳・映美くらら)のお披露目公演だったんだ。

しかもみっちゃんも当時月組組子で出演されていたんですねぇラブラブ!

当時研4か・・・


脚本・演出は中村こと、中村暁先生。

中村B先生演出ののショーは大好物なのですが・・・


第一感はベタな芝居やなぁ(><;)

中村A先生、こんな脚本書いてたんだ。


ストーリーの展開はスピーディーなのですが、唐突で偶然が多い出来すぎたお話。

キャラも類型的で、良い人は徹底的に良い人で、悪い人は徹頭徹尾悪い人。


初演の評価はどうだったんだろうかはてなマーク

言っちゃ悪いんだけど、駄作っぽい。

主役の魅力でねじ伏せないとどうにもならない芝居だと感じました。



とにかく人が死にます、これでもかと次々に登場人物が死んでいく。

死ぬ時は「ジャジャーン」と派手なBGMが流れます。

何コレ、泣かせようとしているのか┐( ̄ヘ ̄)┌

ガーン


それから主人公の比重が非常に高く、ヒロインの役が軽い。

これは初演リカくらのあて書きだったんだろうと察しますが、

みっちゃん的には思い出に残った公演だったんだろうな。

そう言えば、みちふうコンビは共に名前に「海」が入っているし、だから海賊モノを選んだのかもね。



以下、ザッとした各キャラの感想


主人公エミリオは北翔海莉

堂々たる存在感、主人公の歌が上手いって、観ていて気持ち良いです。

若い頃の演技はちょっと無理があるけど、海賊のリーダーとなってからの演技はさすがです。

最近のトップスターって華奢でペラッペラな人ばかりなのですが、みっちゃんは胸板分厚くてふっくら。

これって「矯正下着」なのかな!?


ヒロインエレーヌは妃海風

エレーヌは夢に夢見る夢野夢実ちゃんべーっだ!

ふうちゃん大丈夫かビックリマークなのですが、予想以上に可愛く美しいエレーヌちゃんで驚きました。

こういう役も違和感なく演じられるわけですから、やっぱり芸達者ですわ。


エミリオの敵(かたき)、エドガーは十輝いりす。

まさこは宙組にいたともちん(悠美ひろ)的役割ですね。

印象に残る「黒い役」は美味しいですラブラブ!


海賊仲間キッドは礼真琴

もともと可愛い系の男役なのですが、「黒くて濃くてクール」なキャラを演じようと

一生懸命なのが分かります。

大海賊ナウオンを観ていますが、隣の壱城はやたら熱いのに対して、礼はクールな表情の人ですね。


ラッカム船長は美稀千種

みきちぐは星組男役の重鎮ですね。

手堅く印象に残るようにラッカム船長を演じていました。

ホントだったら、もう1人ぐらいこの手の上級生男役が組にいて欲しいんだけどな。


ラッカムの娘 アンは音波みのり

実質娘役2番手の役。

海賊仲間でで主人公を想っている、如何にもな役回り。

もう音波も星組では上級生娘役なのがショックですが、美人で目立つ人です。


その他では、

エレーヌの義姉の娘役の歌が上手いと想いましたが、白妙なつちゃんですか。

私が星組ファンになった頃(とうあすお披露目の頃)は若手だったのに、もうベテラン娘役だもんなガーン

ちょっとショックです。


海賊仲間聞き耳の壱城あずさも目立つ。

メイクが独特と言いますか、中性的な妖しい雰囲気を漂わせるのは何でかなにひひ


エドガーの手下二人組(十碧れいや・麻央侑希)も目立つなぁ・・・

エドガーも含めてこの悪役3人組、長身だもんなぁラブラブ!



この公演中盤辺り、みっちゃんのマイク(耳に引っかけるタイプ)が不調になり、

音声が小さくなったかと思ったら完全に死亡叫び

私は1階最後列近くで観劇していましたが、後でカメラの人等(スカイ・ステージのスタッフさんはてなマーク)が

ゴニョゴニョざわざわ何か慌てている様子。


このシーン、エミリオが出突っ張りなので引っ込むわけにもいかず、

生声と舞台マイクで演技し続ける事になりました。

エミリオとエレーヌの良い場面もあったのですが・・・ちょっと残念ガーン


引っ込んでから再び舞台に登場した時は、胸元タイプのマイクを付けてましたが、

今度はアクセサリーに当たって、「ガチャガチャDASH!」と雑音が。

慌てて代替マイクを付けたから、不具合が生じていたようです。


全国ツァーのタカラヅカニュース初日映像って土曜日でも初放送されるんだったっけはてなマーク

録音的には完全に失敗したようなので、ヤバイ状況だと思うのだが汗



芝居の感想とすれば、真ん中がしっかりしていることもあって特に問題なシーンはなかった。

皆さん芸達者で、初日から完成された舞台だと感じました。




ショーの「ロマンチック・レビュー Amourそれは・・・」は2009年宙組が初演。

風ちゃんの初舞台生公演で、なんとみっちゃんも御出演だとのこと。

私は初演は観ていません。


演出は岡田先生ですが・・・岡田先生らしいゆったりした宝塚の正統派タイプのショーですな音譜

歌って踊ってなのですが、タニウメでこれだけ歌ったのかはてなマークとちょっと驚きます。


トップコンビが一緒に踊る場面が多いですね。

みちふうが初めて組んだ公演ですから、このショーは2人が息を合わせる格好の機会だと思います。


やっぱりみちふうのデュエットダンスが最高ですよラブラブ

初々しさを感じます。

大人っぽさは感じないショーですからね。


ロケットの前の場面の黒い衣装でのデュエットダンスでちょっと涙ぐんじゃったあせる

みちふうが見つめ合う表情が軟らかくて素敵なんだもん。


ただし・・・踊っているふうちゃんの表情が強張りながら笑っているのが分かる場面があって、

きっと一杯一杯なんだろうねぇ・・・

まだ初日ですから、慣れてくることに期待ですチョキ


みっちゃんは何でもござれのベテランだし、不安感全くなし。

でも主役の歌が上手いって良いですね。

礼真琴と歌い継ぐシーンもありましたが、路線男役が2人とも歌ウマなんて奇跡的だと感じてしまいマス。


ふうちゃんも歌うまいし、このショーで歌っている娘役さんは概して上手い人揃いでした。

音波さんはちょっと・・・でしたが。



初演との変更点は中詰め後の、みっちゃんワンマンショーの場面でしょうか音譜

各席降りしながら3曲歌うのですが、客いじりもしています。

通路際のお客さんは美味しいねヽ(゚◇゚ )ノ


ただ、客席降りって2~3階のお客さんを無視することだし、

舞台を空っぽにしてトップスターが1階を廻るって演出にはちょっと疑問だし嫌いですむかっ



トップスターみっちゃん、2番手まさこ、3番手礼、以下、壱城、天寿光希、十碧、麻央が路線扱いでしたが、

十碧、麻央の長身がよく目立つ。


娘役は白妙・音波が2番手扱い。

でも娘役の活躍する場面が多かったように感じます。


ただしフィナーレの場面で娘役群舞がないぞパンチ!でしたが、エトワールがふうちゃんでアレアレひらめき電球

と思っていたら階段下りして娘役を率いて踊るような振付があって、これが娘役群舞なんだと納得しました。


少々クラシカルに感じるショーですが見応えあるし、文句はなしです。


最後、小階段(全国ツァーお馴染み5段の階段)を大きな羽根を付けて降りるみっちゃんに大歓声がドキドキ

宝塚で歓声が上がるなんて珍しいビックリマーク

ファンの皆さんはみっちゃんが大きな羽根を付けて降りる場面を待っていたんだねぇニコニコ


カーテンコール3回、2回目からスタンディングオベーション。

みっちゃんって訥々と喋る人だわな(何を喋ったかは初日映像で確認して下さいべーっだ!



私はあと一回、仙台イズミニティ公演を観劇する予定ですが、

どう変わっているか確認したいです。




P.S.

ロビーで小川理事長と中村A先生が並んで立っているのを目撃目

理事長はバリっとしたスーツを着用しているのに対して、中村A先生はヘロヘロパンツとヨレヨレジャケット。

ごくごく普通の人なのに驚きました。


それから、この手の地方公演では女子トイレが少なくて大行列になるのはよく見かける風景ですが・・・

まぁ分かるのですが、男子トイレの中に入って、大の方に行列するのはちょっと辞めて欲しいなぁショック!

お腹が痛くなっても恥ずかしくて列に並ぶことが出来ずに、山下公園のトイレまで行ってしまいました汗