今朝の東京は涼しいくて、すごしやすい快適な気候となりました
天気図を見ると・・・東北沖から千葉県沖にかけて上手い具合に寒冷前線が走っていて、その余波ですね。
寒冷前線の真下だと雨が降るのですが、良い塩梅のようです。
昨日は気温のわりには湿度が高くて疲れてしまいましたが、今日はどんな1日になるかな┐( ̄ヘ ̄)┌
昨日は早めに仕事を終えて、自宅に戻り一風呂入ってから、有楽町にある東京宝塚劇場へ
宝塚歌劇雪組公演「一夢庵風流記 前田慶次/My Dream TAKARAZUKA」を観に行きました。
もちろんながら、ソワレ18時30分公演です。
大劇と合わせてこれで4回目の観劇となりまして、ストーリーはほぼ把握。
芝居の『一夢庵風流記 前田慶次』は
今回は雪丸(未涼亜希)について注目してみましたが・・・
いやぁシビアで冷たいキャラだなぁ
クールまっつです
かな(大湖せしる)を利用する気満々と言いますか・・・
ニヤリと笑う表情など、敵役としての憎々しげは全く感じないのですが、
かえって、残忍冷酷な雪丸というキャラを上手く表現しているなぁと感じました。
ただ・・・サヨナラ公演だったらこういう役よりも、主役と連むホッコリとしたハッピーエンドの方が
ファン的には嬉しいんじゃないかなぁ
私自身は贔屓さんのサヨナラ公演(マイ・ディア・ニューオリンズ)で、病死させる薄幸キャラ役を割り振った、
景子先生に対して今でも「許すまじ」の感情が大です
それからまつ様(愛加あゆ)も良い役ですねぇ
強い女性です。
「家臣を路頭に迷わせるわけにはいかない」という思いで、前田家を切り盛りする。
でも慶次に対する情も忘れられないと言う、二律背反の感情がよく分かりました。
ここでの利家さんは完全に「バカ殿」扱いですが、実際の前田利家は実戦経験が豊富で、
人心掌握にも秀でた、極めて優れた戦国大名だったようで。
なんと言っても「加賀百万石」の始祖は彼なのですから。
金沢石川県人的にはこの慶次モノは不本意かもしれません
(いや、ホントに金沢県だとばかり思いこんでいましたm(u_u)m)
もう一つ・・・松風さんがノリノリ
だって、表情が豊かなんだもん
でもよくよく見ていると、松風の「トモ(後肢)の人」の足腰が太くて、かなりのアスリートの方じゃないのかな
とにかくこの運動量をこなせる人はただモンじゃないぞ。
この舞台の最大の功労者とも言って良いんだけどねぇ
『My Dream TAKARAZUKA』は何回観ても飽きない、良いショーだなぁ
スピード感満載なのですが、完全な「今風」ではなくて、クラシカルであか抜けないシーンがあるのが、
私的にはvery goodなのです。
あっそうだ前回 に述べた「プロローグでえりたんを真ん中に、組子全員が「うんうん」とうなずくような振付のシーンが好き(^O^)/ 」ですが、プロローグではなくて中詰めでしたm(_ _ )m
プロローグの後の子猫ちゃんのメンツが可愛い子揃い
星乃あんりちゃんが先頭ですが、その後ろの星南のぞみさんの可愛らしさと有沙瞳さんの格好良さも
路線娘役になれるかな
「ドリーム・ステージ」の場面、大劇ではチギがみゆの肩ポンする箇所の振付が東宝では変わってますよね
互いに両腕を相手の腰に回して、チギが左手でみゆの右頬をなでるような振付。
ラブラブやなぁ
「伝説(レジェンド)誕生」は、作詞作曲が外部の方だけあって、ちょっと風変わりな場面。
でもそれがえりたんらしいとも感じてしまいます。
退団者を優遇するシーンがあるのが、トップさんの退団公演らしいです。
私は贔屓さんが84期だったこともあって、84期から上級生か下級生かで、学年を計ることが多いのですが、
壮一帆さんの退団によって、全てのトップさんは84期以下となります。
(北翔さんはまだ分かりませんが、少なくとも84期から上はもうない。)
と言うわけで、壮さんの退団は私個人的には感慨深いし、一つの区切りだと感じます。
もうトップスターも「若手」だな・・・と思ってしまうところが、何だかなぁです