もう、一昨日のことですが・・・
11時半頃に明治神宮野球場を後にすると豪雨の中、水道橋の東京ドームへ
東京ドームって、狭くて、息苦しくて、暗くて・・・、妙な圧迫感があって好きではない
入り口で(形式的とはいえ)手荷物検査があるのも、ちょっと・・・です。
中に入る機会は、この大学野球選手権とお正月のライスボウルぐらいかな
中は結構混雑していました。
平日昼間なのに、暇な人が多いんだなぁ(me too)
大学野球選手権は進行中ですが、なぜ一昨日の試合を書き込む気になったかというと、
亜細亜大学VS創価大学の試合の感想を記録したかったのです。
東都の亜大はまぁ優勝候補の一角だったのですが、創価が見事な試合運びで3-2で勝利
純粋に創価大の投・攻・守の隙がない戦力にビックリ仰天
これは強い
亜大先発の山崎投手もプロのドラフト候補になる逸材で、そこそこ巧い投球でしたが、
ここぞという時に打線が繋がるのです。
それから守備力ね。
1回と5回のバックホームで亜大走者を刺殺した場面など驚いた。
亜大5回裏、一死二・三塁から右前単打。
創価右翼手が捕球した時は、亜大走者は既に三塁を廻って本塁に突入せんとする状況。
しかしながら右翼手の本塁送球は、まるで那須与一の射る矢の如く、正確に捕手のミットに・・・
天晴れでした。
5回二死からリリーフした、創価田中正義投手。
最速154kmの直球をズバンズバン投げ込み、亜大打線は三振の山\(゜□゜)/
球場内は「ウォ~」というざわめきと歓声。
球速表示で154kmは初めて見ました
東京ドームで154kmだから、神宮だったら150km代後半か・・・
もう少しで100マイラー
しかも球が「重い」ので打っても飛ばない、バットをへし折る威力があります。
彼は創価高→創価大という「エリートコース」なのに、何で創価高は甲子園に出られなかったのか
ですが、どうやら高校時代は故障中で外野手(控え投手)だったみたいですね。
もし田中投手の素質を見抜く力があったスカウトがいれば・・・
今頃はプロのストッパーとして大活躍だったかもしれません。
速球投手の肩は「使い減り」するようで、その旬は短い。
彼のこの投球は高校時代、肩を休めていたからこそだと私は感じます。
大学4年間は長い。
よっぽど、監督さんが上手く田中投手を育てないと「今が全盛期」ということになってしまいそうでね。
それから、創価先発小松投手も140km前半の直球をコーナーに決めるコントロールがある好投手
まだ3年生だけど彼もドラフト候補だろう。
しかし、この創価大学が東京新大学連盟ではあと一歩で優勝を逸していたとは
東京国際大学もかなり強いのかな
東京で大学野球だと、東都・東京六・首都の試合を観に行ってしまいますが、一度東京新も観てみないと
亜細亜大は当たった相手が悪かったので仕方がないところ。
これで、慶応大と共に、東京六大学・東都代表が共に初戦に敗れるという波乱の大会となりました。
トーナメントだと、こういうこともあるのです。
来年のシードは、ベスト4と東京六・東都の6大学になりそうだな・・・
第4試合が終わったのは、夜9時
朝9時に見始めてから(神宮→東京Dの移動時間30分も含めて)、12時間の野球観戦
年1回の「行事」と化していますが、何とも楽しい1日でした