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「今年のベストパンフは『エクスペンダブルズ3』に決定!m9`Д´) ビシッ」という駄話

※今回の記事は、鼻につく自慢要素が書かれていて、読むと不快になる怖れがあるので気を付けて!

とりあえず当ブログでは毎年正月明けに<“映画パンフレット”ベスト10>なんて企画を勝手にやっていたりしましてね。こんな偏差値の低いブログ主が独断と偏見で書くことですから、まったく当てにならないことばかりなんですが(苦笑)、一応は自分の備忘録として適当にやっていまして。いつも年末に全部読み直して決めているんですが、しかし。現在、僕が所持している2014年に公開された新作映画のパンフレット113冊の中で、いや、今年中に発売されて僕が買うであろう新作映画のパンフレットの中でのナンバー1がこの11月にすでに決まってしまったのです。それは…「エクスペンダブルズ3」のパンフだッ!m9`Д´) ビシッ


なんとなくここからはKONGSの「Come With Me Now」を聴きながら読んでいただければ幸いです↓




もうね、あらゆる角度から驚かされたというか、まさかこれほどのクオリティとは… (`Δ´;) ヌゥ 映画を観た人なら当然マストバイの逸品であり、むしろ観てない人でも楽しめるレベルに達しているのではないか。足早ではありますが、このパンフの素晴らしいところを3つほどお伝えいたします↓


<① とにかくボリューミー!m9`Д´) ビシッ>

カラー24P+2色36P=合計50Pというページ数に、美麗なグラビアと豊富な読み物、愉快な企画の数々…。特にお金が掛かるであろうイラスト入り企画が今回はなんと「世界大あばれMAP」「新旧エクスペンダブルズ戦術比較」「ALBATROSS 歴代専用機列伝」「エクスペンダブルズ・ランド」(なにこのランド)と4本も収録ですよ。さらに驚かされるのがカラーページでの企画「EXPENDABLES消しゴム」で(CGっぽい)、「さっさと発売しろ!ヽ(`Д´)ノ」と頭に来るほど素晴らしい。しかも欄外に小ネタも用意していたりと、サービス精神が隅々まで行き届いているのです… (ノДT) ステキ 

お金が掛かるであろうイラスト入り企画が4本も収録。しかも、普通の企画ページ(銃器解説とか)も満載なのです。
世界大あばれMAP

スゲー驚いたのがこれ! 思いついても面倒くさくてやらないよ、こんなの。マジで偉い!ヽ(`Д´)ノ
EXPENDABLES消しゴム

そして欄外にも小ネタが…。もう脱帽ですよ。
欄外に小ネタ



<② 読み物記事も最高!m9`Д´) ビシッ>

監督&主要キャストのインタビューが載っているのはもちろんのこと、“信用できる映画ライター”ギンティ小林さんを始め、映画秘宝でお馴染みの方々によるコラムも充実。さらにはお馴染みの杉作J太郎先生×増子直純さんの対談、ちょっと頭が良い気持ちになれる越智道雄さんの批評、タメになる映画トリビア(監督が心労で25キロ痩せたとか)なども収録されていて、恐ろしいほどの読み応えなんですよ。しかも、例えばドルフ・ラングレンのコラムは新極真会代表の緑健児さんにお願いしていたりと、とにかく気が利いているのです… (ノДT) ウレシイ

お馴染みの「男の墓場プロダクション」対談。これは必読だッ!
信用できる男たちの対談

てっとり早く市川力夫さんあたりに書かせるのではなく、ちゃんと緑健児さんに依頼する…。この手間がうれしいね!(失礼な文章)
緑健児さん



<③ しかも820円!m9`Д´) ビシッ>

公開日に観に行った立川シネマシティ2ったら、シネコンなのに試し読みできるパンフが置いてあって。簡単に中身をチェックした僕はそのハイレベルなクオリティから、てっきり2000円ぐらいはするのだろうと財布から2千円札を取り出したら、なんと820円だったから超ビックリ!Σ(゚д゚;) ナンデスト! いや、2000円だと思ったのはさすがにウソですけど(苦笑)、前作も前々作も1000円だっただけに、このボリューム、この執筆陣となれば当然ながら1000円だと思いきや、820円!m9`Д´) ビシッ もうここまで来ると逆に心配になってくるというか、編集担当の高山理樹さんは自腹を切ってるんじゃないか? 執筆陣たちもギャラをもらうというよりは、むしろ払って書いているんじゃないか? そんな疑惑が湧くほどであり、この値段で発売した松竹には感謝しかないのです… (ノДT) アリガタイ


なんとなくTaddy Porterの「Fire In the Streets」を貼っておきますね↓





以上、僕なりに褒めてきたワケですが…。実は僕的にはどうしても家宝にせざるを得ないポイントがあったりするのです。それは、川柳が載ったこと (*ノ▽ノ) キャッ 「優秀作品は劇場用プログラムに掲載される」ということで、先月半ばくらいまでせっせと投稿していたら、うれしいことに2つも採用されたのです。「こんなにうれしいことはない… (ノ∀T)」とすっかりアムロ・レイ気取りであり、感謝の意を込めて、初回限定版と通常版の2冊を購入したのでした。


この川柳が優秀作品の1つに選ばれて、この若干ネタバレしたやつも入選してました (´∀`) ウフフ
川柳が載りました

上が初回限定版、下が通常版でございます。
2冊買いました


ということで、「てめえの自慢じゃねぇか!( ゚д゚) シネヨ」という声には必死に耳をふさぐとして。とりあえず「初回限定版と通常版の違いは表紙だけ」という情報を書いて、この記事を終わりたいと思います (o^-')b オシマイ






ファーナス 訣別の朝(ネタバレ)

ファーナス 訣別の朝

ファーナス 訣別の朝

原題:Out of the Furnace
2013/アメリカ 上映時間116分
監督・脚本:スコット・クーパー
製作:リドリー・スコット、マイケル・コスティガン、ライアン・カバナー、ジェニファー・デイビソン・キローラン、レオナルド・ディカプリオ
製作総指揮:タッカー・トゥーリー、ロン・バークル、ジェイソン・コルベック、ロビー・ブレナー、ブルックリン・ウィーバー、リザ・アジズ、ジョーイ・マクファーランド、クリスチャン・マーキュリー、ジョー・ガッタ、ジェフ・ワックスマン
脚本:ブラッド・インゲルスビー
撮影:マサノブ・タカヤナギ
美術:テレーズ・デプレス
衣装:カート&バート
編集:デビッド・ローゼンブルーム
音楽:ディコン・ハインクリフェ
音楽監修:ボブ・ボーウェン
出演:クリスチャン・ベール、ウッディ・ハレルソン、ケイシー・アフレック、フォレスト・ウィテカー、ウィレム・デフォー、ゾーイ・サルダナ、サム・シェパード、デンドリー・テイラー、トム・バウアー
パンフレット:★★★(720円/読み応えアリ。吉田広明さんの批評が良かったけど、竹田圭吾さんのコラムがネットで読めたのは少し残念)
(あらすじ)
寂れた鉄鋼の町ブラドックで育ったラッセル(クリスチャン・ベイル)は、製鉄所で勤務しながら高齢の父の世話をしている。一方、彼の弟ロドニー(ケイシー・アフレック)は、イラク戦争のトラウマを抱えて鬱屈(うっくつ)した日々を送っていた。ラッセルは平穏な日々に満足していたが、ある晩、予想外の事件が起き……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※この映画に関しては、パンフに載っている吉田広明さんの批評を読むか、小覇王さんの記事ナイトウミノワさんの記事を読めば十分でございます。
※今回の記事は、「セブン」のネタバレにもそれとなく触れるので、気を付けて!


都内での上映はすっかり終わってしまったんですが(既視感のある文章)、今さらながら感想をアップしておきますね。観るかどうか迷っていたんですけど、ツイッターを薄目で読む限りは評判が良さげだったし、スターリング・エレファントさんもそこそこオススメされていたし、タイトルからダグ・ファーナスカンナム・エクスプレスを思い出してシンミリもしたのでね、10月中旬の最終公開日、新宿ピカデリーに行ってきました。「渋いわね~ (´∀`し アラアラ」って感想ですかね。短めに駄文を書き残しておきますよ。


上映回数が絞られていたせいか、そこそこ入ってました。
新宿ピカデリー


お話を雑に書くと、“昔はワルだった”風だけど今は超真面目に製鉄所で働く男ラッセルが主人公。寂れた鉄鋼の町ブラドックの暮らしは決して裕福ではないけど、恋人のリナはゾーイ・サルダナだし、イラクで従軍してきた弟ロドニーとも仲良しだし、そんなに不満はないというか。「このまま平和に暮らせれば良いザンス ( ´_ゝ`)」と思っていたら、「飲酒運転×人身事故×子ども死亡=刑務所へようこそ!ヘ(゚∀゚*)ノ イラッシャイ」のコンビネーションが発動して、リナとも別れちゃうんですね。


真面目に生きていたのに、一瞬にしてドン底に落ちるラッセル。
兄ラッセル(クリスチャン・ベイル)


で、数年後に出所したら、病気だった父親は死んでるわ、リナは保安官(フォレスト・ウィテカー)とデキてるわ、弟は町の盛り場を仕切るペティ(ウィレム・デフォー)の下で地下格闘技に出場中(でも八百長で負けろとか言われてる)だわと、超嫌なムード。その働きぶりが評価されていたのか、製鉄所にはスムースに復帰できたのだけれども。実はそろそろ閉まるという話だし、リナとヨリを戻そうとしたら保安官の子を妊娠しているしと、踏んだり蹴ったりな上に、弟までもが山岳部に住む犯罪集団のボス、デグロート(ウディ・ハレルソン)に殺されてしまうのです… (iДi) アンマリダー


賭け試合で自らの肉体を酷使するロドニー。最後と決めた試合の後、揉め事に巻き込まれて射殺されちゃうというね。
弟ロドニー(ケイシー・アフレック)

ヒルビリーたちのボスのデグロート。非常に凶暴でした。
デグロート(ウディ・ハレルソン)


シカモ、警察ったら「ヒルビリーたちって凶悪だから、すぐに捕まえるのは大変カモ (´・ω・`)」と微妙に頼りないムードだから、今までずーーーーーーーーーーーーっと運命に耐えてきたラッセルの怒りがバーニング!ヽ(`Д´)ノ ファイヤー! 叔父(サム・シェパード)と勝手な捜査を開始して警察に注意されながらも、ウソの電話でデグロートを町におびき寄せることに成功。ドタバタと揉めた挙げ句、保安官の目の前で見事に射殺して、超スッキりすなのでした~ (´∀`) メデタシメデタシ


自ら悪を裁いてホッと一息。エンドクレジットには森高千里さんの「気分爽快」が流れてました(誰も得をしないウソ)。
射殺してスッキリ


パンフでも触れられていましたが、僕的にも「熟成された『ディア・ハンター』『ウィンターズ・ボーン』のヒルビリー風味をカップ1杯分加えて、人生への復讐譚としてフンワリと焼き上げました (´∀`)」的な印象でしたよ。というか、PTSDを抱えた若者が自暴自棄な戦いに身を投じる&鹿狩りなんてモロな感じでしたが、大好物なのでノー問題。現代のアメリカ事情は“ボンヤリと知ってます”程度の僕ですけど(竹田圭吾さんのコラムが参考になります)、閉塞感がビンビン伝わってきて良かったです。


ロシアンルーレットの代わりに地下格闘技に挑むってのは現代的かも。
地下格闘技!


それに、何よりもキャストがスゲー豪華でして、みなさん超良い仕事をされてました。映画自体は全体的に語り口が渋すぎて、僕的には少し物足りないところもあったものの、このキャストたちの演技を観るだけでも元は取れるんじゃないかしらん。特に、演技的にもキャラ的にもとにかくクリスチャン・ベイルがカッコ良くて。寡黙だけどスゲー男らしくて、リナの妊娠を聞いてショックを受けつつも祝福するくだりは、マジで素晴らしかったです。


このシーン、最高でした。
ナイス、別れ!


あと、何が良かったかって、クライマックス。すったもんだがあってから、ラッセルがデグロートの脚を撃ったことで勝敗は決しまして。すぐ射殺するのかな~と思いきや、ラッセルったら無言のまま、狩った獲物を見るような目で観察するんですよ。これがまさに目は口ほどに物を言う状態というか、見られてるデグロートの困惑も伝わってきて。良い案配の「ざまぁ!(`∀´)」感が堪能できて、驚くほど溜飲が下がるのです。確かに刑務所では降りかかる火の粉を払ってたし、腕に覚えがあるんだろうと思っていましたが、まさかこれほどとは…(`Δ´;) ヌゥ ちょっと思い出したのが、最近観た「イコライザー」で、あの主人公も敵に致命傷を与えてから観察していたなぁと。ううむ、もしかすると、想田和弘監督が提唱したのとは別の形での“観察映画ブーム”が来るのかもしれませんな…(知った風な口調で)。


このシーン、「もう勝ち目ないけど、どんな気持ち? (・∀・) ネェネェ」と超溜飲が下がるのでした。
観察映画


そして、そこからラッセルがロドニーの兄であることを伝えると、デグロートが「あのタフな坊やか ( ̄ー ̄;) ニヤッ」と応えて、どことなく通じ合った雰囲気が漂うんですよね。というか、結局、ラッセルもロドニーもデグロートも、広い視点で見れば同じ仲間だったのかもしれない。本当に憎むべき相手は違ったのかもしれない……。だがしかし、それはそれ!m9`Д´) ビシッ 小覇王さんが書かれていたように(便乗した文章)、保安官が必死に止める中、デグロートを射殺する姿は「吹っ切れた『セブン』というか。ハッピーエンドとは言えないんだけど、どことなく爽やかな余韻を残す終わり方でしたね~。


ということで、OPとEDに流れたパール・ジャムの「RELEASE」を貼っておきますね↓




その他、「冒頭で女性に乱暴を働くウディ・ハレルソンが怖い!」とか「ケイシー・アフレックの秘めた狂気が怖い!」とか「あの『この試合で最後にする』という手紙はやりすぎでは」とか「アメリカ人って、本当に自分でカタをつけるの好きだよなぁ」とか、思うところはあるんだけど面倒くさいので割愛! 何はともあれ、渋くて好きな映画ではありました (・∀・) ヨカッタ! 本当にクリスチャン・ベイルがカッコイイし、他のキャストたちも素敵なので、役者さんのファンはチェックした方が良いと思いますよ。




スコット・クーパー監督作。嫌いじゃないけど、同じような話なら「レスラー」の方が好きです。



サントラを貼っておきますよ。



まぁ、連想する映画。クリストファー・ウォーケンが若い!



ジェニファー・ローレンスの出世作ですな。



オープニング、ドライブインシアターで流れてた映画。ミノワさんのブログを読んで気付きました (*ノ▽ノ) キャッ



















※心底どうでも良い備考

映画を見終わってから、記事を書こうと公式サイトをのぞいてみたら、なんと<映画『ファーナス/訣別の朝』公開記念!「バーガーステーション 新宿店」でコラボバーガー販売!>なんてコラボ企画をやってることに気づきまして。この手の食べ物コラボには目がない僕ですよ、お店の場所が新宿2丁目と職場から近いこともあって、早速、食べてきちゃいました~。

「バーガーステーション 新宿店」はこんな感じのお店。
バーガーステーション

店内には映画のパネルが飾ってありまして。
店内には映画のパネルが

チラシなんかもあったりして。
チラシがありまして

なかむらるみさんのイラストがなかなか愉快なのです。
なかむらるみさんのイラスト

で、お目当てはこちらのフェア。「空腹に決別。」ってキャッチがいいじゃない。
空腹に決別。

飲み物はもちろんコカコーラゼロ(280円)を注文。だってカロリーとか気になるじゃないですかぁ(今さらな文章)。
飲み物はコカコーラゼロ

そしてこれがファーナスバーガー(1880円)だッ! なかなかデカいね。
ファーナスバーガー

付け合わせのポテトはホクホク状態で良い感じ。
ホクホクのポテト

「ファーナス」にあやかって、ナスのピクルスが。そういうの嫌いじゃないわ!
ナスのピクルス

バーガーは紙に包んで直接食らうのです。アゴがはずれないように気を付けないと… (`Δ´;) ヌゥ
直接喰うぜ!

焼き肉と特大パティの組み合わせが超美味なんですが、そこにチリソースもかけちゃうのでした (〃∇〃) ウフフ
特製チリソース

体感時間5秒で完食! 食べてみると、ちょっと物足りないカナー。
完食!


ということで、非常に美味しかったのは確かなんだけど、いくら豪華&食べでがあるとはいえ、バーガー1つに1880円はちょっと高いような気がした晩秋の夜なのでした (・ε・) オシマイ







「映画の日、肉と映画を堪能したぜ!m9`Д´) ビシッ」という駄話

※今回の記事は、無駄に長い上にそんなに面白いワケでもないので、読まなくても良いんじゃないかな。

先週土曜日は「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」の公開日でしてね。しかも「映画の日=1000円で観られる」ということで、この日は最低でも3回は観ようと思っていたのに、夕方まで働かざるを得なくなった…というのは、先日アップした記事の通り。

で、土曜日の16時ごろ、会社を出て、目指したのは東京・立川市。「『エクスペンダブルズ3』なんてどこでもやってるのに、なぜわざわざ立川に? (・ε・) ナゼ?」と思われるかもしれませんが、その理由は2つ。1つ目は、立川シネマシティで爆音上映がやっているから。そして2つ目は、劇場のすぐ近くの公園「肉フェス」が開催されていたからなのです ( ̄ー ̄) ニヤッ


「肉フェス」の公式動画を貼っておきますね↓




肉食獣のためのMATSURI「肉フェス」僕が食材で最も愛してるのは「肉」なだけに、ずっとそそられていましてね。しかも、何よりも大事なポイントは「エクスペンダブルズ3」とコラボしているということ。ファンがこういうキャンペーンに積極的に参加することで盛り上がる→興味を持つ人が増加→観客が増えて興行収入がアップ!→続編の製作が決定する→ジャン=クロード・ヴァン・ダムが再び出演するというはぴねす方程式。魔法みたいな夢が種になって花咲く未来が、立川にあるのだッ!m9`Д´) ビシッ


というワケで、JR立川駅に到着~。時間は17時10分ぐらい。
立川駅に到着!

先に立川シネマシティ2に立ち寄って、チケットとグッズを購入。我ながら抜け目のない男よ (`∀´) フハハハハハ
最初にチケットを買っておく

「肉フェス」が開催されている昭和記念公園にやってきました。
肉フェスだッ!

会場はこんな感じ。スゲー広いな!∑(゚Д゚)
会場はこんな感じ

中は食券制なので、1枚700円の食券を10枚購入だぜ!
チケットは10枚購入

これが「肉フェス」の門。「肉」で作られていたりはしないのか(「聖マッスル」的発想)。
肉フェス入口

門をくぐるとそこには案内図が。さて、どの店から行きますかね。
案内図


何がスゴイって、公園に近づくにつれて、肉を焼く臭い=肉臭が漂ってきまして。ハッキリ言って、ベジタリアンなら即死しそうな勢いであり、思わずここで臭いをオカズに白米を食べようかと思うほど。口元から笑みとヨダレをこぼしながら、食券10枚を購入して場内に入ると、店がズラーッと並んでいて。どの肉料理を食べれば良いのか迷わなくもないんですが、しかし。

僕は長年のバイキングでの経験により“多く”から選ぶことに慣れている男(なんか偉そうな文章)。まずは“見(けん)”に徹して端まで歩き、店をすべて把握することに。行列ができている店がいくつかあって、若干は気になったものの、映画の上映時間jとの兼ね合いもあるので、空いている店を中心に選ぶことに決定。トップバッターは国産牛マルチョウ焼(700円/1枚)で、量は少なかったものの、程良い歯ごたえと旨味、そして脂っぽさがなかなか良かったです。


食券に金を使ってしまったため、飲み物は水さ!
飲み物は水!

「黄金屋」は一番端にあったお店なのです。
黄金屋

マルチョウ焼、脂っぽさが体に染み渡る。付け合わせのモヤシもナイス。
国産牛マルチョウ焼


2皿目は、特製ミートパイ(700円/1枚)。最初は「肉オンリー!ヽ(`Д´)ノ」みたいな料理だけを食べるつもりだったんですが、ちょっと変わったのも食べておこうと。漫画「七つの大罪」に出てくる料理ということで、そういう要素にも惹かれる感じ。なんか原作では激マズという設定のようですが、肉&肉汁が詰まってて、予想以上に食べ応えアリでした (o^-')b イイネ!


<豚の帽子>亭って漫画に出てくるお店なのね。〈憩いのわが家〉亭とか作られないかしら。
七つの大罪<豚の帽子>亭

小冊子とかいろいろ付いてきたものの、まだ読んでおりませぬ。
小冊子とかいろいろ

ミートパイは一見、モサモサしてそうなんだけど…。
ミートパイ

中はマグマのように熱い肉&肉汁がギッシリ! コイツはスゴいぜ!
中はマグマのよう


3皿目は、牛カツレツ(1400円/2枚)をチョイス。さっき見た時は行列ができてたのに、いつの間にかガラ空きになっていたので、そそくさと頼んでみたのです (〃∇〃) ウフフ 普段は太るので揚げ物はあまり食べないようにしている僕ですが、サクサクな衣に包まれたレアっぽい牛ステーキはね、ちくしょう、超美味い!m9`Д´) ビシッ 味付けが意外とアッサリしているのも高ポイントで、今後、日常生活の主食にしても良いくらいでした(足らないお金)。


「きむらてつ」は京野菜料理が中心の居酒屋なんですって。
きむらてつ

九条ネギがまたサッパリするのです。これは良かったな~。
牛カツレツ


4皿目は、ガッツリおろしのボッコンステーキ(1400円/2枚)にしました。ここら辺でちゃんとしたステーキっぽいのを食べておきたかったのです。で、これがまたスゲー美味かった!ヽ(`Д´)ノ コッテリしたソースと大根下ろしという組み合わせがユニークな上に、肉自体の味が僕好みというか。食券2枚消費はツラいけど、もう1枚食べても良かったですね~。


「ステーキハウス ガッツ」は新宿にあるそうな。
ステーキハウス・ガッツ

ビジュアルのインパクトが強いけど、そもそもの肉自体が美味かった印象。
ガッツリおろしのボッコンステーキ


満を持して迎えた5皿目に選んだのが、コラボ商品であるエクスペチキン<味噌>(700円/1枚)。味自体は「普通に旨いね (・∀・)」って感じなんですが(失礼な文章)、映画のチケットを見せたらこの記事には「4本700円のところを1本増量の5本700円で販売」と書いてあったのに、なんと7本もくれたから100点!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン いや、僕だって41歳の社会人ですよ、焼き鳥の1本や2本、足らなかったら自分で買いますけど(苦笑)、おまけしてくれたその“心”がうれしいのです。まぁ、味は「普通に旨いね (・∀・)」って感じでしたが(再度失礼な文章)、あの女性店員さんの優しさ、アタシ、ずっと忘れない… (ノω・、) アリガト


エクスペチキンは「肉フェス」の「オフィシャルキッチン」で販売してまして。
オフィシャルキッチン

なんとパトリック・ヒューズ監督&ケラン・ラッツも来店済みなのです (*ノ▽ノ) キャッ
監督&ケラン・ラッツも来た!

コイツがウワサのエクスペチキン。塩味と味噌味が選べて、僕は味噌にしてみました。普通に美味。
エクスペチキン(味噌)


ここまで食べたところで、タイムリミット。気がつけば時計の針は18時10分を回っていて、これ以上食べていると、18時15分からの「エクスペンダブルズ3」に間に合わなくなってしまうのです。泣く泣く肉フェスを後にして映画館に入ってみれば、ちょうど始まるところであり、爆音上映を心ゆくまで楽しんだのでした (´∀`) サイコー というか、恐ろしいことに「エクスペンダブルズ3」はこの5回目が一番面白かった気がします…。


爆音上映、アクション映画との相性が良さそうです。
爆音上映!


で、映画が終わってエンドクレジットが流れ始めたら、「僕はすでに4回エンドクレジットを見ている&しかもスゲー長いということを知っている」ので、すぐに席を立って、再度、「肉フェス」会場へGO! 20時20分ごろ、到着すると、残った3枚の食券をどう使うか、Eカード編のカイジ級に熟考いたしました。


「肉フェス」、ワンスアゲイン! 雨が降っている&さっきより時間が遅いせいか、人が格段に減ってました。
再度、来場!

なんとほとんどの店の前がガラ空き。これはチャンス到来!(`∀´)人(゚∀゚*し
雨で鈍る人足


悩みに悩んだ結果、リスタートの6皿目は、ドレスステーキ(700円/1枚)。初めて耳にする名称に、“範馬勇一郎の技”や“「バオー来訪者」に出てくる悪の組織”を連想したりしたものの、目の当たりにしてみれば、お肉がご飯をドレスのように包んでいたというね (´∀`) アラアラ で、これがまた肉が柔らかくて驚くほど美味であり、「この店で食券を2枚使ったらどんなことになったのか… (`Δ´;) ヌゥ」と冷や汗が流れるほどでしたよ。


「大安くらぶ」って結構高い肉の店なのよね。
丸の内 大安くらぶ

一見、何がドレスなのかサッパリなんですが…。
ドレスステーキ

なんとご飯を包んでいた!Σ(゚д゚;) ヒィ! 肉との相性は最高で、あと10個は食べられそうなクオリティ。
ご飯が肉を着ていた!?

ちなみに範馬勇一郎が得意とした“ドレス”はこんな感じの技です。
ドレス!


食券は残り2枚。7皿目に選んだのは、三種盛り合わせ/ハーフサイズ(700円/1枚)でございます。なぜこれにしたのかというと、ブラジルならではの肉感が味わいたかったし、何よりも牛肉&鳥肉&ソーセージと、1回の注文で楽しめる「量と種類」が豊富だったから。今まで食べてきた肉の中では最も大味ではあったけど、それもそれで僕好み。ガッツリといただきました (^ε^) ウッフン


「ブラジリアン食堂BANCHO」は渋谷と三軒茶屋にあるんだって。
ブラジリアン食堂BANCHO

ハーフサイズだけど、なかなかのボリューム。費用対効果的には最高な気もします。
三種盛り合わせハーフサイズ


ラスト、8皿目は、門崎熟成肉塊焼き/ハーフサイズ(700円/1枚)。その名称とビジュアルにどうしても目が離せなくなってしまって、最後の一品に選びました。噛み締めて味わうタイプの肉で、確かな満足というか、実にしっくり来る感じでしたよ。


オリジナルの熟成法を編み出したという「格之進」
格之進

その肉は、旨味がギュッと詰まっているのです。わずか50グラムしか食べられぬとは… (´・ω・`)
門崎熟成肉塊焼きハーフサイズ


で、食べながら考えていたのは、この後のこと。会社に戻って仕事をしようかとも思ったんですけど、肉を摂取したことで体が火照って仕方がなかったので(誤解を招く表現)、やっぱり映画鑑賞することに決定。今度は立川シネマシティ1に足を運んで「ヘラクレス」を観てみました。正直、悪い前評判を聞いていたこともあって、そんなに期待してなかったんですが、これがまた、この日この瞬間の僕には超ストライクな作品であり、ハッキリ言って、スゲー面白かったです!ヽ(`Д´)ノ ハーキュリー!


観客は7人ぐらいでしたよ。
ヘラクレスを観に来ました


その後、タマフルを聴きながらの帰り道、どうにも興奮が収まらなくて。こうなったら「25 NIJYU-GO」も観ちゃうかと、調子に乗って新宿バルト9に立ち寄ってみたら、これまた楽しかったんだから最高すぎ! ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタネ こういう日ってあるんですね~。


「25 NIJYU-GO」、アレな部分はあるけど、なかなか愉快でしたぞ。
25を観に来ました


なんかね、美味しい肉を食べて、大好きな映画を見て、また美味しい肉を食べて、大好きな映画を観る…。しかも、3本観た映画が3本とも自分好みの内容だったなんて、まさに夢のような1日でしたよ(まぁ、そのうち1本は5回目でしたが)。仕事が大変だとか、セックスレスが5年目だとか、何かと愚痴りがちな僕ですけど、こういうツイてる日もあるんだから、仕方ないのかもしれませんな (ノ∀`) エヘヘ 最後に、一番好みのタイプだった肉を挙げるとするなら、ガッツリおろしのボッコンステーキであり、今月か来月、ちょっとお店に足を運ぼうと思っております。


僕の気持ちを代弁する愚地独歩の画像を貼っておきますね。
堪能したぜ


おしまい。





先週の備忘録(2014/10/25~11/3)

さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓


ザ・ノンフィクション「敵はリングの外にいた」が凄まじかった… ('A`) ゲンナリ
火曜日は「東京国際映画祭」「エクスペンダブルズ3」(4回目)鑑賞!m9`Д´) ビシッ
水曜日はアシパン「タマフル・トップ5オフ会」に参加!m9`Д´) ビシッ
木曜日は接待ゴルフ→「イコライザー」(2回目)&「少女は異世界で戦った」を鑑賞!m9`Д´) ビシッ
金曜日は徹夜で仕事!m9`Д´) ビシッ
土曜日は仕事→肉フェス→映画まみれ!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォ!
日曜日は徹夜で仕事!m9`Д´) ビシッ
月曜日は家族と上野動物園→夜は仕事!m9`Д´) ビシッ
何気にたわわちゃんの紅白YOSOUが発表されていてビックリ!∑(゚Д゚) ナンデスト!



もうね、繁忙期に突入したけど、映画とか観に行ってるし、ブログも書いているし、家事&家族サービスもしているから、スゲー眠いし具合が悪い!ヽ(`Д´)ノ キィィィ そんな中、話題になっていたザ・ノンフィクション「敵はリングの外にいた」を観たんですが、まさに“日本の「ビヨンド・ザ・マット」、もしくは“女子プロ版「レスラー」といったヘビーな内容で、ハートを抉られまくりでしたよ…。これ、「ガイア・ガールズ」と併せて観ると、また非常に感慨深いというか。正直、僕は女子プロって関連本を読むだけでそんなに観てこなかったんですけど、ちょっと会場に足を運びたくなりました。映像を追加したDVDが出たら絶対買うんだけどなぁ。


涙を流す松本香さん…。ああん、頑張って!
涙を流す松本香

チコさんもいろいろ抱えていたりして。生きるって大変だよなぁ。
涙を流す長与千草


火曜日は、夕方に仕事を抜け出して「東京国際映画祭」「エクスペンダブルズ3」を鑑賞。上映前、パトリック・ヒューズ監督とケラン・ラッツによる舞台挨拶があったんですが、本当に気さくな人たちでしてね…(しみじみ)。非常に温まった状態で4回目を観たら、3回目の時より面白くなっていてビックリ!Σ(゚д゚;) マジ!? いろいろ買ったせいで、チケット代を合わせると5000円近く使っちゃったけど、ホクホク顔で会社に戻って、遅くまで働いたのでした。


初めてやってきた「東京国際映画祭」
東京国際映画祭!

手ブラで観るのも失礼な気がしたので、ホットドッグとチキンを購入だッ!
ホットドッグとチキン

さらに1800円もするパンフも購入。中身は…買わなくても良かったカナー (・ε・) チェッ
1800円もするパンフも購入

パトリック・ヒューズ監督とケラン・ラッツ、超良い感じの人たちでした。おのれ、セレブめ! (`Δ´;) ヌゥ
監督とケラン・ラッツ


水曜日は、ああん、失敗した!ヽ(TДT)ノ この日は渋谷のアシパンで行われた「タマフル・トップ5オフ会」に参加する予定でして。仕事で行くのが遅くなってしまったんですが、いつも仕切っていただいているサンスケさんに“告知の時間”を作ってもらいましてね。オフ会に集まった約20万人の方々(※主催者発表)に、11月1日(土)から公開される「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」の魅力を存分にアピールして、劇場へ足を運んでもらおうと企んでいたのです。


アシパンの入口の画像を貼っておきますね。
タマフル・オフ会


非常にありがたいことに同ブログの読者の方からマスコミ用プレスなどの関連グッズをいただいていたので、それをエサにするかと ( ̄ー ̄) ニヤッ そんな感じで迎えた告知タイム、意気揚々とみなさんの前で話そうと思ったら、所詮は場慣れしていない三流ブロガーですよ(苦笑)。緊張してしまい、すっかり映画の魅力をアピールすることを忘れてしまったというね… ('A`) 関連グッズ獲得を巡るジャンケン大会は何とか無事に済んだものの、あらためて自分に失望いたしました。まぁ、いろいろな方とお話できたのは楽しかったんですがー。


僕の気持ちを代弁する徳川光成の画像を貼っておきますね。
残念じゃ


木曜日は早起きして接待ゴルフに行った後、会社に戻って少し仕事をしてから、渋谷シネパレスで2回目の「イコライザー」「少女は異世界で戦った」を連続で鑑賞。クロエちゃんの写真集を買うかどうか、非常に迷ったりもしましてね…(遠い目)。金曜日はずーっと仕事。土曜日は…いろいろありました (^ε^) ウッフン で、日曜日も休日出勤して、徹夜で働いた次第。


メンズデー割引がある渋谷シネパレス、大好きさ!
渋谷シネパレス


そして月曜日は朝に帰宅して、疲れを吹き飛ばすために「範馬勇次郎エナジードリンク」を摂取。奧さん&娘のマナ子(仮名/3歳)、義理のお姉さんと一緒に上野動物園へ向かったのでした~。


近くにある東京国立博物館ではタマフルで特集された「国宝展」が開催中。行きたかったなぁ。
国宝展、行きたかった!

水で道に絵を描く人がいましたよ。上手いね。
水で絵を描く人がいました


最近のマナ子ったら、すっかり僕の使い方をマスターしまして、状況に応じて「抱っこ!ヽ川`Д´)ノ」「肩車!ヽ川`Д´)ノ」「下ろせ!ヽ川`Д´)ノ」とビシビシ命令してくるのです。この何とも言えない、操縦される悦び…。自分の肉体が娘に仕えるために作られているような、そんな錯覚を覚えながら、ずーっと抱っこしていたのでした。彼女が30キロぐらいになっても2時間ぐらいは連続で抱えていられるように、しっかり体を鍛えなくっちゃなぁ。


パンダに夢中なマナ子を貼っておきますよ。
マナ子と動物園に


15時ごろに帰宅すると、親子3人でお昼寝。僕だけ18時まで寝かせてもらって、一緒に夕飯を食べた後は、会社に行ってまた仕事。「眠っている間に小人がやってくれないかしら… (´Д`;) モウイヤ」なんて思いながら頑張って、その後、こんなブログを書いて、結局、徹夜になったというね。今週は、6回目の「エクスペンダブルズ3」と2回目の「泣く男」、誰もがオススメしてくる「ジャージー・ボーイズ」あたりを観に行けたらいいなと思っております。以上、先週はこんな感じでした。ではでは~。






NY心霊捜査官(ネタバレ)

NY心霊捜査官

NY心霊捜査官

原題:Deliver Us From Evil
2014/アメリカ 上映時間118分
監督・脚本:スコット・デリクソン
製作:ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮:マイク・ステンソン、チャド・オマン、ポール・ハリス・ボードマン、グレン・S・ゲイナー、ベン・ワイスブレン
原作:ラルフ・サーキ、リサ・コリアー・クール
脚本:ポール・ハリス・ボードマン
撮影:スコット・キーバン
美術:ボブ・ショウ
衣装:クリストファー・ピーターソン
編集:ジェイソン・ヘルマン
音楽:クリストファー・ヤング
出演:エリック・バナ、エドガー・ラミレス、オリビア・マン、クリス・コイ、ドリアン・ミシック、ショーン・ハリス、ジョエル・マクヘイル、オリヴィア・ホートン
パンフレット:★★★(720円/なかなか読み応えありました)
(あらすじ)
ニューヨーク市警の刑事ラルフ・サーキ(エリック・バナ)は、動物園で子どもをライオンの檻に投げ捨てた女を逮捕するが、女は何かにとり憑かれたように震えていた。また、別の夜に逮捕した、妻に暴力をふるった男も同じ様子で、ラルフは全く別のこれらの事件を通じて、自分にしか見聞きできない何かの存在を感じとる。ジョー・メンドーサ神父(エドガー・ラミレス)からは、霊を感じる能力を捜査に生かすべきだと助言されるが、ラルフ自身は悪霊や霊感といったものを信じ切れない。しかし、それぞれの事件現場に残された「INVOCAMUS」という謎の言葉を見つけたラルフは、より一層、悪霊の存在を強く感じるようになる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




68点


※この映画に関しては、小覇王さんの記事がスゲー良いというか、お金を払って僕が書いたことにしたいほどだったので(アウトな文章)、ちゃんとした感想が読みたい方はそっちを読むべし!m9`Д´) ビシッ
※今回の記事は、いくつか残酷な画像へのリンクを張ってあるので、赤い文字のリンクを踏む時は気を付けて!


都内での上映はすっかり終わってしまったんですが、今さらながら感想をアップしておきますね。観たい映画が山ほどあるのに観る時間はないということで、本当はスルーするつもりだったんですが…。どうしても気になってしまって、10月中旬、急遽、新宿ピカデリーに行ってきました。「好みのタイプだったのにぃ!ヽ(´Д`;)ノアァン」って心境になりましたよ。


劇場内は意外と混んでましたぞ。
新宿ピカデリー


終盤まではスゲー面白かったのです。エリック・バナ演じる主人公ラルフ・サーキ(エリック・バナ)と、その相棒バトラー(ジョエル・マクヘイル)のバディ感は良かったし、警察のリアル寄りの描き方は大好きだったし、刑事vs元海兵隊員の格闘シーンも悪くなかったし、オカルト&残酷描写がそこそこハードだったのもグッときた(ただ、R18指定にするほどとは思えないけど)。

出てくる死体はとにかく気持ち悪いわ(なかなか良く出来てるし、体内から虫が湧いたりする)、悪魔に取り憑かれた人たちも超不気味だわ、それらを見せる演出もいい感じにヤな感じ (o^-')b ナイス! スコット・デリクソン監督、「フッテージ」の時も不穏な演出は良かっただけに(作品自体は合いませんでしたが…)、「実力がある人なんだなぁ」と感心いたしました。


例えば映画終盤、どうしようもない僕が運転する車に悪魔に取り憑かれた人が降ってきた場面(上手くない槙原敬之オマージュ)。
人が降ってきた!

この女性(オリヴィア・ホートン)が非常に無惨な死にザマを見せるのでした(別角度からの顔のアップもあるヨ)。
可哀相な母親ジェーン(オリヴィア・ホートン)

その他、「ニャンコあるある」を読むほどに猫好きな僕としては、マジで正視できない場面もありましたね…(※画像は川崎で撮った野良猫です)。
川崎で撮影した猫


若干のウソを交えながらあらすじを雑に書くと、「エクソシスト」ライクにイラクで兵士が遺跡を発見するところからスタート。場面代わって、NY市警の霊感刑事ラルフが相棒のバトラーと「バカが奧さんを殴りまくった事件」「動物園で母親がライオンの檻に赤子を放り投げた事件」といった怪事件を捜査しているうちに、イラクからの帰還兵が絡んでいることが判明しまして。そこに謎のイケメン神父メンドーサが登場して、「実は悪魔の仕業なのだ!m9`Д´) ビシッ」なんて言い出すから、ラルフが寝惚けた人が見間違えたのさ!ヽ(´Д`;)ノ アァン」なんてグダグダ反論しているうちに、悪魔に取り憑かれた男サンティノ(ショーン・ハリス)にバトラーがタイマンで負けて死んだり、ラルフの妻子がさらわれたりしてしまうのです。


他の人よりも第六感が優れている刑事ラルフが、DV事件やら児童虐待事件やらを扱っていたら…。
捜査するぜ!

いかにも変な奴が捜査線に浮上! 肌が痒そうですな。
いかにも変な奴がいたぜ!

捜査を進めると、“バビロンの霊への伝言”を発見したりして (・ε・) ナニソレ
変な文字が書かれた壁を見つけたぜ!

胡散臭い元ヤク中の神父メンドーサも登場。よーし、悪魔を逮捕だぜ!
神父が登場だぜ!


で、何とかサンティノを捕らえると、妻子の居場所を吐かせるべく、尋問&悪魔祓いを開始。ガラスが割れたり、「実はお前には子どもがいるんだぜ?」とか嫌なことを言われたりしつつ、悪魔の名前を何とか聞き出して祓うことに成功すると、妻子の居場所もスムースに判明しましてね。最後は、ラルフの2人目の子どもが洗礼を受ける中、「今は警察を辞めて悪魔祓い中心に活動してます (・∀・)」的なテロップが出て、映画は終わってましたよ。


クライマックスは悪魔祓い。サンティノ役の人、超頑張ってましたぞ。
レッツ悪魔祓いだぜ!


なんとなく劇中で使われていたドアーズ「ブレイク・オン・スルー」を貼っておきますね↓




非常に僕のツボに入ったのが、警察×オカルトという要素。このブログをよく読まれている方ならご存知かと思われますけど、僕は元警官でして(って、もう20年近く前の話ですがー)。当時のことについては、アシッドたんぱ大放送の出演回を聴いていただければと思うんですが、「こんなことがあったら、さぞイヤだったろうなぁ… (・ω・;)」とかドキドキしながら観てました。で、さっきも書きましたけど、とにかくラルフとバトラーの“バディ感”が大好きで、2人の活躍をずっと観たかったというか。終盤にバトラーが殺されてしまったのは本当に残念でした。


エリック・バナの現場刑事役、神経質でありつつもタフそうで良かったですな。
エリック・バナ

この人が死んだのはマジでガッカリ。拳銃、使えば良かったのに。
相棒バトラー(ジョエル・マクヘイル)


と言いながらも、テンションが下がったのがラスト。「NY心霊捜査官」なんてタイトルだから(原題は違うんですが)、てっきり「刑事と神父が手を組む→今後は警察組織をフル活用してオカルト事件を解決だッ!ヽ(`Д´)人(`Д´)ノ」的な展開になるのかと思ったら、ラルフが警察をアッサリ辞めちゃうんだもの。実際の話がモデルになっているから仕方ないのかもしれませんが、「警察に悪魔特捜課ができて… (´Д`;) ハァハァ」とか妄想していただけに、結構失望してしまった次第。

それと、これは本当に勝手な言いがかりなんですけど、終盤に明らかになるラルフのトラウマの件。“幼児に性的虐待を繰り返したクズ野郎マーヴィンをマウントパンチで撲殺していた過去”があったワケですが、確かに人としてそのことをずっと悩む気持ちはわかる。ただ、僕はすでに格闘アクション映画の傑作「導火線 FLASH POINT」で、“容疑者をマウントパンチで撲殺したにもかかわらず、「報告書を書け」と言われたら「逮捕しろ」と逆ギレする暴力刑事(しかもお咎めナシ)”を目の当たりにしてしまっているだけに、どうにも“雄度”が足らなく見えてしまったんですよね…(面倒くさい観客)。


「導火線」の1シーン、「容疑者を殺したんだから、せめて報告書ぐらい書け」と至極真っ当な指摘をされると…。
「容疑者を殺したのよ!」と責められて

ドニー・イェン兄貴ったら逆ギレ! なんていい気持ち、まるでアルデンテ!ヘ(゚∀゚*)ノ
「逮捕しろ」と逆ギレ


なんとなくKERVAさんの名曲「アグレッシ部」を貼っておきますね↓ 僕もそんな部に所属したいものです。




ということで、途中まではギンギンに“何か”を硬くしながら観ていたものの、最後にトーンダウンしちゃった感じ。まぁ、基本的に好きな映画ではあるんですが。僕が指摘した部分が気にならない人なら、もっと楽しめるんじゃないかしらん (・∀・) オシマイ




映画のモデルとなったラルフ・サーキ本人が書いた本。あまりの高騰振りにビックリ(11/3現在)。



昨年観たスコット・デリクソン監督作。僕の感想はこんな感じ



スコット・デリクソン監督による実録悪魔祓い映画。まだ観てないんだよなぁ。



一応、貼っておきます。未見の人は観ておいた方が良いと思いますよ、やっぱり。



監督が意識したというシドニー・ルメット監督作。これも観ておくと良いですぞ。



悪魔というか、鬼のような男たちが暴れる100点の映画。Blu-rayが出るって、買い直さなきゃダメかしら…。