「『青空エール』がグッときた!ヽ(TДT)ノ」という超適当な感想文(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

「『青空エール』がグッときた!ヽ(TДT)ノ」という超適当な感想文(ネタバレ)

※今回の記事は、40歳の中年男性が少女向けコミックを読んで書いた感想文であり、当然ながら気持ち悪く感じる人も多いと思うので、そういう方は間違いなく読まない方が良いです。
※今回の記事は、無駄にダラダラと長いので、無理して読まない方が良いかもしれません…。


今年の3月の話。急遽、吹奏楽関連の仕事に携わることになったんですけど、僕は知識がゼロに近い状態でして。とりあえず漫画でササッと学ぼうと思って、「放課後ウインド・オーケストラ」やら「ヒビキノBB―男子校吹奏楽部ライフ」やら「吹奏楽に恋をして!」やら「ひかるファンファーレ」やら「うらバン! 浦和泉高等学校吹奏楽部」やら「たらのめ高校吹奏楽部」やらを読破して、どれもそれなりに楽しかったワケですが…(一応、僕の好み順に並んでおります)。

最も胸を掴まれたのが、河原和音先生の「青空エール」だったんですYO!ヽ(TДT)ノウワァァァン! ハッキリ言って、最初は「こんな女&子ども向けの漫画なんぞ、読んでられっかよ ( ゚д゚)、ペッ」と超舐めていたワケです…がしかし! 1巻を読んだら止まらなくて、11巻まで一気に読んでしまったというね…。

お話は「吹奏楽と野球の名門校である北海道の白翔高校で、初心者の吹奏楽部員・小野つばさと、野球部でキャッチャーを務める巨漢・山田大介が、お互いに励まし合いながら頑張る」って感じなんですが、もうね、つばさちゃんが健気で仕方なくて… (ノω・、) グスン そんなワケで、今回は「青空エール」1巻から、4月に出た12巻までの感想を備忘録として適当に書き残しておきますね↓



第1巻

三角絞めでつかまえて-青空エール1巻
青空エール 1 (マーガレットコミックス)

入学早々、つばさちゃんは大介と知り合いまして。「甲子園のスタンドで、トランペットを吹いて野球部を応援したい!川・∀・)」「その光景、オレも見えた!∑(゚Д゚)」と「逆境ナイン」な感じで意気投合→すっかり仲良しに♪ 川 ´∀`)人(´∀` ) ウフフ 初心者なだけに、名門吹奏楽部の風は冷たくて、つばさちゃんは即弱気になりがちなんですけど、その都度、大介ったら「オレは小野はやれるって信じてるよ (・∀・)」って優しく励ますワケです。とにかく第1話の「ずっと自分の靴ばかり見てた。だけど、君が信じてくれたから、上を見れた。見上げた空は青かったーー」というフレーズが破壊力抜群でね…(しみじみ)。「大介くんにとって、アタシは普通なんだ… 川´・ω・`) →特別だって言われちゃった♪川ノ∀`) テヘ」とか、大人から見ると結構どうでも良いことで一喜一憂するのも高校生っぽくて、非常に良いのです。



第2巻

三角絞めでつかまえて-青空エール2巻
青空エール 2 (マーガレットコミックス)

ゴールデンウィークの合宿を経て、つばさちゃんはやっと吹奏楽部に馴染んできまして。相変わらずクヨクヨするんですが、「普門館に私が行きたいって、図々しいかな… 川´・ω・`)」「夢が成長したんだな!すげえいーよ!目指せよ、それ!ヘ(゚∀゚*)ノ ソレソレ!」と、例によって大介のパンチラインは彼女にズバズバ刺さりまくり。で、初の定期演奏会に出られることになったものの、リハーサルで音が出なかったことに不安を感じたつばさちゃんは、本番で“吹き真似”をして逃げる→同期で超上手い水島に「それって、やる意味あんの?(`Δ´) カエレ!」とダメ出しされて、落ち込むワケですが…。「そーゆーこともあるって!! もうダメなんてことはないんだからな!ヽ(`Д´)ノ」「私、まだ1回転んですりむいたくらいだ (ノ∀Tし」と、またもや励まされたりして (ノД`) ウウ... とにかく大介のアドバイス上手振りは凄まじくて、つばさちゃんと同時に、僕まで「明日から頑張ってみる!ヽ(TДT)ノ」と影響されるほどでしたよ。



第3巻

三角絞めでつかまえて-青空エール3巻
青空エール 3 (マーガレットコミックス)

夏の支部大会の決勝に野球部が残って、全校応援が決定→吹奏楽部がスタンドで演奏することに。で、試合中に先輩が負傷してしまい、代わりに大介が出場するものの、大介の暴投が原因で試合に負けてしまってーー。グラウンドでションボリする大介を見たつばさちゃんたら「彼を励ますために1人でトランペットを吹く」というスタンドプレイを決行!(スタンドにいるだけに…って、すみません (ノ∀`) テヘ) 当然ながら顧問に凄まじく怒られるワケですが、「野球部に好きな子でもいたの?川`Δ´) コロスゾ」と聞かれて、「初めて目が合って、笑いかけてくれたあのときから、私、大介くん好きだった!∑(゚Д゚) イワレテミレバ!」と己の恋心を自覚! さらに大介も「甲子園で白翔の応援したいって小野の夢をオレがつぶしてごめん (ノДT) スマンカッタ」と、彼女に初めての涙を見せてしまったりして、オジサン的には「んもう、次はどうなるのよ!ヽ(;´Д`)ノ ハラハラ」と超ドキドキさせられたのでした。



第4巻

三角絞めでつかまえて-青空エール4巻
青空エール 4 (マーガレットコミックス)

スタンドプレイの代償として、吹奏楽部の信用を失ったつばさちゃんですが、「いつの間にか好きになりすぎててーー (´Д`;し ハァハァ」「両想い、大介くんと… (´Д`;し ハァハァ」と、恋にフワフワしてたりもして。最終的には、思い切って告白しちゃうんですけれども! 大介の方は、井手先輩(超いい人!)に気を引き締めてもらったりして、甲子園まっしぐら状態だから、「俺、今は野球に集中したいから付き合うとか考えられない (`・ω・´) キリッ」と断られてしまい、つばさちゃんったら「こんなふうになるなら告うんじゃなかった ('A`し シノウ」とスーパーゲンナリモードに。吹奏楽部の同期たちの励まし&大介のフォローにより、「ひとりでつよくなるんだ (ノω・、し シクシク」「力さえあればいいんだ (ノω・、し シクシク」と(1つウソ)、少し回復して終わるんですが、この巻のつばさちゃんは、なかなか面倒臭い感じで可愛かったです (^ε^) スキヨ



第5巻

三角絞めでつかまえて-青空エール5巻
青空エール 5 (マーガレットコミックス)

合宿で仲良くなった同期のマルコのおかげもあって、つばさちゃんは良い感じで立ち直りまして。部活に全力投球するんです…がしかし! 1巻からフラグを立てていた「優しい3年の森先輩の腱鞘炎」が悪化しちゃうから超大変! つばさちゃんは「絶対黙ってて!」って言われたので、誰にも内緒にしてたワケですけれども、結局、バレちゃって、森先輩はメンバーに入れないことに…。ここでつばさちゃんは春日先輩に「もっと早く言ってくれたら、(症状が)軽いうちに早めに休ませて、コンクールに間に合うように戻れたかもしれないのに!!」って責められるんですけど、本当にその通りでしてね。「良いことを書く漫画ダナー (・∀・)」って好感を持ちましたよ。ちなみに巻末には「性格別♪オススメ楽器診断」があって、僕はトランペットでした(どうでも良い情報)。



第6巻

三角絞めでつかまえて-青空エール6巻
青空エール 6 (マーガレットコミックス)

腱鞘炎のせいでメンバーに入れなかった森先輩はダークサイドに堕ちてしまうものの、真っ直ぐな性格のつばさちゃんが中心になってワッショイワッショイと励ましてたら(適当すぎる表現)、やっと前向きに復活してくれましてね… ( ;∀;) イイハナシダナー で、夏合宿に突入して、あーだこーだと悩んで、水島にダメ出しされたり、マルコがフォローしてくれたり…って感じ。この巻では、マルコが片想いしている人が水島なのが発覚するワケですが、水島はつばさちゃんに恋をするフラグが立っている気がするので、少し複雑な心境だったり (´・ω・`) ウーン



第7巻

三角絞めでつかまえて-青空エール7巻
青空エール 7 (マーガレットコミックス)

マルコの励ましを得て、元気になったつばさちゃんは、やっと自信を持って合奏中に吹けるようになりましてね (ノДT) ヨカッタネー 無事合宿を終えると、今度は楽器購入問題が勃発。水島のアドバイスや、大介の親への説得などがあって、24万円のトランペットを買ってもらうワケですが…。僕的には、自分の娘は吹奏楽に興味を持たないように育てようと、固く誓いました(残念な親)。



第8巻

三角絞めでつかまえて-青空エール8巻
青空エール 8 (マーガレットコミックス)

結局、3年の先輩たちは全国大会に行けずに終わり、来年の普門館を目指すために、必死の特訓がスタート。で、つばさちゃんも個人指導でしごかれたり、それを逆に妬まれたりするワケですが、前よりも精神的に強くなっていて、自分で話し合って解決したりして、その成長ぶりが凄まじく泣けるんです… (ノω・、) ガンバッタネー つばさちゃんの影響で1年全員が自主練を始めるとか、ベタに熱い展開も大好物であり、「青春っていいなぁ (´∀`)」と朗らかな気分になった次第。



第9巻

三角絞めでつかまえて-青空エール9巻
青空エール 9 (マーガレットコミックス)

学園祭が終わった後、なんと練習中に大介が骨折! つばさちゃんは心配して病院に駆けつけるんですが…。大介ったら、すでにリハビリを開始するほどやる気まんまん状態であり(不要なリンク)、その姿に胸を打たれたつばさちゃんは「大介くんの後ろに甲子園が見えたYO!ヽ川TДT)ノ」「やったー!ヽ(TДT)ノ」と泣きながら抱き合って、僕も当然ながら滂沱の涙 (ノДT) ウェーン で、3年が引退すると、吹奏楽部も野球部も2年と1年の対立がハードになってしまい、「どうしよう… 川;´Д`) アアン」って感じでした。ちょっとね、大介を骨折させるのは、河原先生、意地悪だと思いましたヨ (・ε・) プー



第10巻

三角絞めでつかまえて-青空エール10巻
青空エール 10 (マーガレットコミックス)

もうね、つばさちゃんは実に前向きな良い子であり、初期のころと比べたら、本当にたくましくなってね…(しみじみ)。とは言え、2年の横山にイヤミを言われて、とうとう凹んでしまうシーンは、可哀相で仕方ないワケですが、水島に「サードのスペシャリスト」という目標を与えられてから頑張る姿が超可愛い!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォ! 大介のギブス&松葉杖が取れて一緒に初詣したりと、後半は良い感じというか、「もう付き合ってるのと、ほぼ同じじゃないの?」とも思ったり。



第11巻

三角絞めでつかまえて-青空エール11巻
青空エール 11 (マーガレットコミックス)

つばさちゃんが2年に進級して、また大介と同じクラスになって喜ぶという微笑ましいシーンからスタート。1年生=後輩ができることによって、「高校からの初心者だから舐められる問題」が出てくるんですが(僕も経験した難問)、生来の誠実さでクリアしましてね。去年は吹けなかった定期演奏会も無事に終わり、今度は「1年に負けたくない!ヽ川TДT)ノ」とコンクールメンバーを目指して猛練習ですよ。僕も高校時代、自分なりに一生懸命、バレーボールをやったつもりでしたが、果たして彼女のような“ひたむきさ”はあったのか。漫画の登場人物の行動を見て、そんなことを真剣に考えてしまう僕は、疲れが溜まっているのかもしれませんな… ('A`)



第12巻

三角絞めでつかまえて-青空エール12巻
青空エール 12 (マーガレットコミックス)

大介は調子が戻らなくて、夏の大会のベンチには入れないことに。で、強豪校に敗北して、白翔はまたもや甲子園出場を逃しまして。大介が野球部主将になったり、つばさちゃんが無事コンクールメンバーに選ばれたりするんですが、この巻最もグッときたのは、ラスト。大介ったら「好きなんだわ、小野が」「待っててくれる? 甲子園出れるまで、オレのこと」「誰とも付き合わないで、他の男好きになんないで、待っててくれる?」と、やっと告白して、つばさちゃんは頬を赤らめながら「甲子園まで待ってるよ (//∇//し」なんて応えるからさ、お父さん、もう涙でページが見えないYO!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!



最初はそう、「己の高校時代を照らし合わせて振り返る」的な? 「そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」気分で堪能していたのに、巻を重ねるごとに父親気分が混ざってしまって、気が付けばすっかりトランペット代として24万円を支払った心境になってたんですよね…(なんだこれ)。いや、つくづく恐ろしい漫画だと思いましたよ。

感想文には書きませんでしたけど、つばさちゃん&大介と仲が良い脇田と木戸の関係がどうなるのかも気になるし、大介に気があるっぽい野球部のマネージャー多能も絡んでくるだろうし、つばさちゃんには水島&後輩の瀬名も好意を寄せてきそうだし…。連載媒体を買うのはさすがに抵抗があるので、単行本が出るだろう8~9月までお預けなワケですが、この先の展開も非常に楽しみにしております (´∀`) ウフフ

よくよく振り返ってみると、“甘酸師匠”として知られる音楽ライターの高橋芳朗さんも漫画喫茶で読んで号泣していたなんてことがあったりと、その“甘酸っぱさ”は折り紙付きなのでね。興味がある人はぜひ読んでみてくださいな。以上、「青空エール」の超適当な感想文でした♪ヘ(゚∀゚*)ノ オシマイ!