ボス その男シヴァージ（ネタバレ）
ボス その男シヴァージ
英題：SIVAJI THE BOSS
2007／インド 上映時間185分
監督：シャンカール
プロデューサー：サラヴァナン、M・S・グーハン
脚本：スワナンド・キルキレー、スジャータ
撮影：K・V・アナンド
美術：ソータ・サラニ
編集：アンソニー・ゴンザルヴェス
音楽：A・R・ラフマーン
出演：ラジニカーント、シュリヤー・サラン、スマン、ヴィヴェク
（あらすじ）
アメリカでのビジネスに成功し、インドへと戻ってきた実業家シヴァージ（ラジニカーント）。親せきのおじさん（ヴィヴェク）と共に、彼はビジネスで得た大金を使い、故郷で貧困にあえぐ人々のための無料病院や学校を建てようとする。だが、医療ビジネスを牛耳る悪徳企業家アーディセーシャン（スマン）が、シヴァージに計画をストップするよう迫る。それを頑として聞き入れないシヴァージにしびれを切らした彼は、病院建設を中止に追い込む裏工作を開始し……。（以上、シネマトゥデイより）
予告編はこんな感じ↓
75点
※今回の記事は、映画の感想とはあまり関係のない“映画館に行った時の状況”がかなり書かれているので、普通の感想が読みたい方は別のブログに行った方が時間の節約になると思われます…。
今年６月に公開された「ロボット」
が、通常版と完全版を観に行くほど楽しかったので、同じ監督＆主演の「ボス その男シヴァージ」もずっと気になってまして。「水曜日はテアトルシネマグループ系列のサービスデー＝1000円で観られるぅ♪ﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ ﾜﾗﾗｲﾌ!」ということで、12月12日、ヒューマントラストシネマ渋谷に行ってみたら…ロビーが今までに見たことがないくらい混んでまして。なんとこの日は、この映画の主演であるスーパースター・ラジニカーントの63歳の誕生日ということで、「本気のマサラシステム上映会」なるイベントが開催されていたんですね。
ちょうど満席になってしまったんですが、立ち見ＯＫということで、斬新な座席チケットをゲットだぜ！
オリジナル年賀状ももらったけど…。何とも言えないデザインですな。
劇場入口ではなんとカレーパン＆ビールを配布！ しかもビールは飲み放題なのです (o^-')b ﾔｯﾀﾈ!
記事の切り抜きも貼られてました。映画秘宝関連が多かった印象。
これはね、驚いた。1000円で①映画が観られる②トークイベントが楽しめる③オリジナル年賀状がもらえる④ビールが飲み放題（映画上映前のイベント終了まで）⑤カレーパンまで食べられるなんて、オトクにも程がありすぎる話じゃないですか。まぁ、僕はそんなカレーパンとビールに釣られるような安い男じゃないのでね（苦笑）、「別にほしいワケではないのだけれども、どうしてもくれるというのならいただいておきましょうかな ( ´_ゝ`) ﾄﾞﾚﾄﾞﾚ」程度の面倒臭いテンションで、受付に近づいて行ったら…。立ち見の人にカレーパンはないんだって (´・ω・`) ｼｮﾝﾎﾞﾘ
僕は一気にジョジョ第二部
のエシディシ
のような心境に。
これはね、ションボリした。立ち見は想定外だったのかもしれないけどさ、僕が無理に頼んだワケじゃないんだし（そもそも座席指定システムの映画館で立ち見できるとは思わなかった）、そういうのって人数分以外に“ある程度の予備”を買っておくのが仕事の基本じゃないの？ いや、本当にどうでも良かったハズなのに、①「あ、もらえるんだ！(ﾟ∀ﾟ)」と期待値が上がった状態でもらえなかった②周囲の人たちがモサモサと美味しそうに食べている③マナ子を保育園に送ってペヤングの超大盛
を２つ食べてから何もお腹に入れてないという状況だっただけに、テンションがガン下がり。「フン、いいんだ、ブログでこのあんまりな状況を非難してやるんだ… (ﾉω･､)」と浅ましいことを思いながらひねくれて星をにらんだ時、受付にいた女性が「あの、今から買って来ますから、少し待っていただけますか？ 川´Д｀) ｽﾐﾏｾﾝ」と優しく声をかけてくれたんですね。
一時はすっかりこの歌の心境でした（大げさ）。
これはね、グッときた。もうね、①女性に優しく話しかけてもらえた②しかもその女性が可愛かった③というか、かなりタイプだったということで、またまたテンションが急上昇して一気に上機嫌に。結局、イベントが始まってしまうということで、その女性はカレーパンを買いに行けなかったんですけど、僕はすっかり「いやいや、大変でしょうから別に良いですよ (´∀｀) ｷﾆｼﾃﾏｾﾝ」という心境になってたというね（安い男）。
立ち見ということだったんですが、席を用意してくれる思いやりに感謝。
ビールは飲み放題なんですけど、空きっ腹だったので、２本でガマンしました。
本編開始直後、「スーパースター・ラジニカーント」の文字が出たら鳴らす用に渡されたクラッカー。マサラシステム、恐るべし。
本編上映前には、サザンスパイス主宰の渡辺玲さんとパンコーディネーターのひのようこさんの２人が東京都内で一番美味しいカレーパンを勝手に決める「Rajini-1グランプリ」が行われまして。その時、この映画の宣伝担当＆このイベントを仕切っているのが、「『女ドラゴンと怒りの未亡人軍団』公開記念中国大秘宝映画ツッコミ試写会！ 」をやったアンプラグドだということを知り（そういえば女性スタッフに見覚えがある人がいた）、「こういうの好きなんだなぁ (・ω・;) ｳｰﾑ」と妙に感心したりして。
「Rajini-1グランプリ」の結果はこんな感じ。どれも美味しそうですな。
ということで、前置きがバカみたいに長くなってしまったワケですが、やっと映画の感想を書きますね。なかなか面白かったです (・∀・)
上映方式がマサラシステムなので、ダンスシーンではやたらと踊る人たちがいて愉快でした（ちなみに撮影もＯＫ）。
映画は「主人公一家がヒロインをストーキングしまくった挙げ句に彼女の愛をゲットしつつも、腐敗したインド政府とライバルの嫌がらせにより慈善事業が頓挫＆破産する」前半部と、「ドン底から手段を選ばずのし上がって、敵をブチのめす」後半部に分かれてて。前半部で溜まったストレスを後半で一気に吹き飛ばすという、お馴染みのわかりやすい構成になってるせいか、上映時間が３時間もある割には、そんなに長く感じなかった気がしないでもないです。
なんとなくアクションが満載で愉快だったミュージカルシーンを貼っておきますね↓
というか、作品のテーマが「富を独占する富裕層＆腐敗した政治家は死ね！ヽ(`Д´)ノ」という、実に僕好みの内容であり、そこにド派手なアクションと昭和テイストの脱力ギャグ、ヤリすぎてヤバいダンスシーンが加わるんだから、面白くないワケがないんですよね。一応、オチを書いておくと、シヴァージは一度心停止に陥ったものの、MGRとして死から復活して、悪党を鉄拳制裁（ちなみにシヴァージはラジニの本名＆インドの有名な俳優の名前であり、MGRも往年の大スターの名前だったりする）。「シヴァージのおかげでインドは格差社会が改善され、発展し、2015年には主要国の仲間入りを果たした」といった内容のテロップが流れた後、「夢はきっとかなう！ヽ(`Д´)ノ」というメッセージが出て、終わってました。
紙幣が舞い散る中、「マトリックス」
っぽいビジュアルで暴れまくるラジニ。非常に頑張ってました。
もちろんギャグもてんこ盛り。この役人に化けるシーン、よく考えるといらないんだよなぁ。
そして…ダンス！ このラジニの顔を腹に描いた集団と踊る場面はアバンギャルドすぎ。
そのダンスの動画はこんな感じ↓ サビが耳に残りますな～。
ただ、正直なところ、僕は「ロボット」の方が好きカナー (･ε･) 社会正義を暴力で実現する話自体は大好きなんだけど、「ロボット」と比べると、途中で間延びするシーンが多かった印象。役人に賄賂を渡す描写とか、ヒロインにアプローチしていく場面とか、地元有力者たちをボコボコにして言うことを聞かせるくだりとか、何度も繰り返してましたけど、もう少し省略しても良かったんじゃないかしらん。つーか、「ロボット」の前に「ボス その男シヴァージ」を観てたら、もっと評価が高かった気がします。
僕が一番好きだったミュージカルシーンを貼っておきますね↓ 「スタイル！」と２回叫べ！ヽ(`Д´)ノ
そんなワケで、ビールを飲んだせいで、途中３度もダッシュでトイレに行きましたけど、話がわからなくなることもなかったし、非常に良いインド映画でしたヨ (´∀｀) ﾅﾝﾀﾞｿﾚ 僕は全然気付きませんでしたが、パンフレットによると、劇中にはさまざまなラジニ関連のオマージュが散りばめられているそうなので、ファンの人は必見だろうし（って、すでに観てるでしょうけど）、そうじゃなくても、“勢いがある映画”が好きな人なら、観ても損はしないと思うYO！ﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ ｵｼﾏｲ!
ラジニ主演×シャンカール監督作。僕の感想はこれとこれ。
ロボット 完全豪華版ブルーレイ [Blu-ray]
※心底どうでも良い備考
ハッキリ書いておきます。あの時、カレーパンが超食べたかったの！ヽ(TДT)ノ ｳﾜｧｧｧﾝ! 別にアンプラグドの人たちを恨むつもりはないんですけど（可愛い女性社員が多いしね (〃∇〃) ｴﾍﾍ）、映画を観ている間もずっとカレーパンを食べたくて食べたくて食べたくて…。ということで、翌日から仕事の合間を縫って、「Rajini-1グランプリ」で取り上げられたカレーパンを購入し、食べてみました。素敵なラジオ番組にあやかって、僕なりに決めたカレーパン・トップ５はこんな感じ↓
第5位 ひよこ豆のカレー（ブーランジェリー ラ・テール ecute品川south店）
JR品川駅の構内にあるお店に行きました。
値段は189円。１つだとまったく足りないので、２つ購入。
食べてみると、意外とアッサリしててヘルシーな口当たり。ゴロリと入ったひよこ豆も柔らかくて良し。
第4位 元祖カレーパン（カトレア）
大江戸線・新宿線森下駅のＡ７番出口を出て右へ行くと、すぐにお店がありました。近い！∑(ﾟДﾟ)
元祖カレーパンは168円。カレーパンのルーツに触れられるなんて、光栄だぜ！
って、食べてみたら、良くも悪くも“元祖”というか、ベーシックな味って印象だったり (・ω・)
ところが、もう１つ買った辛口カレーパン（179円）が超旨ぇ！ こっちの方が好みでした (o^-')b ｵｽｽﾒ!
第3位 神南カレーパン（神南カリー 本店）
渋谷駅のハチ公口からNHKホール方面に10分ほど歩くと、そこはパン屋ではなく、カレー専門店。
券売機で食券を買って注文するシステムなのです。神南カレーパンは200円也。
“しっかりしたカレー”って感じで美味。劇場で食べられなかったのは、このカレーパンだったの… (ﾉω･､) ﾔｯﾄｱｴﾀﾈ
ただ、僕的にはキーマカレーパン（200円）の方が肉々しくて好きでした (＾ε＾) ｳｯﾌﾝ
第2位 揚げカレーパン（Boulangerie LA SAISON本店）
小田急線参宮橋駅を降りて、改札を背に左へ進むと１分ほどで発見。
看板でも“揚げカレーパン”をプッシュしております。
ゴロリと並んだ揚げカレーパン。価格は168円だッ！
サイコロ状にカットされたクルトンがザクザクして最高！ ２つ買ったけど、あっという間に食べちゃった (ノ∀｀) ﾊｼﾀﾅｲ
第1位 カレーパン（TOLO PAN TOKYO）
東急田園都市線池尻大橋駅の東口を出て、商店街の方に歩くと、すぐ右手に見えてきます。
目当てのカレーパンは200円。女性の店員さんが超タイプであり、勝手にドキドキしたことも書き残しておこう（なんだこれ）。
衣＆パンの食感、カレーの味、カレーの量、どれもパーフェクト！ヽ(`Д´)ノ ２個買ったのに体感時間５秒で消失してました。
ちなみに包み紙の可愛らしさも高ポイント。この豚のイラストはブルジョア批判が盛り込まれていて…？（考えすぎ）
ってことで、自分で付けたランキングが「Rajini-1グランプリ」の結果と結構かぶってしまったのは驚いたというか、「プロの言うことは、あながち間違ってないもんだなぁ」と感心した次第。まぁ、どのカレーパンも非常に美味しかったので、もし取り上げたお店の近所に行くことがあったら、ちょっと食べてみてくださいな。おしまい (・∀・)
英題：SIVAJI THE BOSS
2007／インド 上映時間185分
監督：シャンカール
プロデューサー：サラヴァナン、M・S・グーハン
脚本：スワナンド・キルキレー、スジャータ
撮影：K・V・アナンド
美術：ソータ・サラニ
編集：アンソニー・ゴンザルヴェス
音楽：A・R・ラフマーン
出演：ラジニカーント、シュリヤー・サラン、スマン、ヴィヴェク
（あらすじ）
アメリカでのビジネスに成功し、インドへと戻ってきた実業家シヴァージ（ラジニカーント）。親せきのおじさん（ヴィヴェク）と共に、彼はビジネスで得た大金を使い、故郷で貧困にあえぐ人々のための無料病院や学校を建てようとする。だが、医療ビジネスを牛耳る悪徳企業家アーディセーシャン（スマン）が、シヴァージに計画をストップするよう迫る。それを頑として聞き入れないシヴァージにしびれを切らした彼は、病院建設を中止に追い込む裏工作を開始し……。（以上、シネマトゥデイより）
予告編はこんな感じ↓
75点
※今回の記事は、映画の感想とはあまり関係のない“映画館に行った時の状況”がかなり書かれているので、普通の感想が読みたい方は別のブログに行った方が時間の節約になると思われます…。
今年６月に公開された「ロボット」
が、通常版と完全版を観に行くほど楽しかったので、同じ監督＆主演の「ボス その男シヴァージ」もずっと気になってまして。「水曜日はテアトルシネマグループ系列のサービスデー＝1000円で観られるぅ♪ﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ ﾜﾗﾗｲﾌ!」ということで、12月12日、ヒューマントラストシネマ渋谷に行ってみたら…ロビーが今までに見たことがないくらい混んでまして。なんとこの日は、この映画の主演であるスーパースター・ラジニカーントの63歳の誕生日ということで、「本気のマサラシステム上映会」なるイベントが開催されていたんですね。ちょうど満席になってしまったんですが、立ち見ＯＫということで、斬新な座席チケットをゲットだぜ！
オリジナル年賀状ももらったけど…。何とも言えないデザインですな。
劇場入口ではなんとカレーパン＆ビールを配布！ しかもビールは飲み放題なのです (o^-')b ﾔｯﾀﾈ!
記事の切り抜きも貼られてました。映画秘宝関連が多かった印象。
これはね、驚いた。1000円で①映画が観られる②トークイベントが楽しめる③オリジナル年賀状がもらえる④ビールが飲み放題（映画上映前のイベント終了まで）⑤カレーパンまで食べられるなんて、オトクにも程がありすぎる話じゃないですか。まぁ、僕はそんなカレーパンとビールに釣られるような安い男じゃないのでね（苦笑）、「別にほしいワケではないのだけれども、どうしてもくれるというのならいただいておきましょうかな ( ´_ゝ`) ﾄﾞﾚﾄﾞﾚ」程度の面倒臭いテンションで、受付に近づいて行ったら…。立ち見の人にカレーパンはないんだって (´・ω・`) ｼｮﾝﾎﾞﾘ
僕は一気にジョジョ第二部
のエシディシのような心境に。
これはね、ションボリした。立ち見は想定外だったのかもしれないけどさ、僕が無理に頼んだワケじゃないんだし（そもそも座席指定システムの映画館で立ち見できるとは思わなかった）、そういうのって人数分以外に“ある程度の予備”を買っておくのが仕事の基本じゃないの？ いや、本当にどうでも良かったハズなのに、①「あ、もらえるんだ！(ﾟ∀ﾟ)」と期待値が上がった状態でもらえなかった②周囲の人たちがモサモサと美味しそうに食べている③マナ子を保育園に送ってペヤングの超大盛
を２つ食べてから何もお腹に入れてないという状況だっただけに、テンションがガン下がり。「フン、いいんだ、ブログでこのあんまりな状況を非難してやるんだ… (ﾉω･､)」と浅ましいことを思いながらひねくれて星をにらんだ時、受付にいた女性が「あの、今から買って来ますから、少し待っていただけますか？ 川´Д｀) ｽﾐﾏｾﾝ」と優しく声をかけてくれたんですね。一時はすっかりこの歌の心境でした（大げさ）。
これはね、グッときた。もうね、①女性に優しく話しかけてもらえた②しかもその女性が可愛かった③というか、かなりタイプだったということで、またまたテンションが急上昇して一気に上機嫌に。結局、イベントが始まってしまうということで、その女性はカレーパンを買いに行けなかったんですけど、僕はすっかり「いやいや、大変でしょうから別に良いですよ (´∀｀) ｷﾆｼﾃﾏｾﾝ」という心境になってたというね（安い男）。
立ち見ということだったんですが、席を用意してくれる思いやりに感謝。
ビールは飲み放題なんですけど、空きっ腹だったので、２本でガマンしました。
本編開始直後、「スーパースター・ラジニカーント」の文字が出たら鳴らす用に渡されたクラッカー。マサラシステム、恐るべし。
本編上映前には、サザンスパイス主宰の渡辺玲さんとパンコーディネーターのひのようこさんの２人が東京都内で一番美味しいカレーパンを勝手に決める「Rajini-1グランプリ」が行われまして。その時、この映画の宣伝担当＆このイベントを仕切っているのが、「『女ドラゴンと怒りの未亡人軍団』公開記念中国大秘宝映画ツッコミ試写会！ 」をやったアンプラグドだということを知り（そういえば女性スタッフに見覚えがある人がいた）、「こういうの好きなんだなぁ (・ω・;) ｳｰﾑ」と妙に感心したりして。
「Rajini-1グランプリ」の結果はこんな感じ。どれも美味しそうですな。
ということで、前置きがバカみたいに長くなってしまったワケですが、やっと映画の感想を書きますね。なかなか面白かったです (・∀・)
上映方式がマサラシステムなので、ダンスシーンではやたらと踊る人たちがいて愉快でした（ちなみに撮影もＯＫ）。
映画は「主人公一家がヒロインをストーキングしまくった挙げ句に彼女の愛をゲットしつつも、腐敗したインド政府とライバルの嫌がらせにより慈善事業が頓挫＆破産する」前半部と、「ドン底から手段を選ばずのし上がって、敵をブチのめす」後半部に分かれてて。前半部で溜まったストレスを後半で一気に吹き飛ばすという、お馴染みのわかりやすい構成になってるせいか、上映時間が３時間もある割には、そんなに長く感じなかった気がしないでもないです。
なんとなくアクションが満載で愉快だったミュージカルシーンを貼っておきますね↓
というか、作品のテーマが「富を独占する富裕層＆腐敗した政治家は死ね！ヽ(`Д´)ノ」という、実に僕好みの内容であり、そこにド派手なアクションと昭和テイストの脱力ギャグ、ヤリすぎてヤバいダンスシーンが加わるんだから、面白くないワケがないんですよね。一応、オチを書いておくと、シヴァージは一度心停止に陥ったものの、MGRとして死から復活して、悪党を鉄拳制裁（ちなみにシヴァージはラジニの本名＆インドの有名な俳優の名前であり、MGRも往年の大スターの名前だったりする）。「シヴァージのおかげでインドは格差社会が改善され、発展し、2015年には主要国の仲間入りを果たした」といった内容のテロップが流れた後、「夢はきっとかなう！ヽ(`Д´)ノ」というメッセージが出て、終わってました。
紙幣が舞い散る中、「マトリックス」
っぽいビジュアルで暴れまくるラジニ。非常に頑張ってました。
もちろんギャグもてんこ盛り。この役人に化けるシーン、よく考えるといらないんだよなぁ。
そして…ダンス！ このラジニの顔を腹に描いた集団と踊る場面はアバンギャルドすぎ。
そのダンスの動画はこんな感じ↓ サビが耳に残りますな～。
ただ、正直なところ、僕は「ロボット」
の方が好きカナー (･ε･) 社会正義を暴力で実現する話自体は大好きなんだけど、「ロボット」と比べると、途中で間延びするシーンが多かった印象。役人に賄賂を渡す描写とか、ヒロインにアプローチしていく場面とか、地元有力者たちをボコボコにして言うことを聞かせるくだりとか、何度も繰り返してましたけど、もう少し省略しても良かったんじゃないかしらん。つーか、「ロボット」の前に「ボス その男シヴァージ」を観てたら、もっと評価が高かった気がします。僕が一番好きだったミュージカルシーンを貼っておきますね↓ 「スタイル！」と２回叫べ！ヽ(`Д´)ノ
そんなワケで、ビールを飲んだせいで、途中３度もダッシュでトイレに行きましたけど、話がわからなくなることもなかったし、非常に良いインド映画でしたヨ (´∀｀) ﾅﾝﾀﾞｿﾚ 僕は全然気付きませんでしたが、パンフレットによると、劇中にはさまざまなラジニ関連のオマージュが散りばめられているそうなので、ファンの人は必見だろうし（って、すでに観てるでしょうけど）、そうじゃなくても、“勢いがある映画”が好きな人なら、観ても損はしないと思うYO！ﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ ｵｼﾏｲ!
ラジニ主演×シャンカール監督作。僕の感想はこれとこれ。
ロボット 完全豪華版ブルーレイ [Blu-ray]
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ハッキリ書いておきます。あの時、カレーパンが超食べたかったの！ヽ(TДT)ノ ｳﾜｧｧｧﾝ! 別にアンプラグドの人たちを恨むつもりはないんですけど（可愛い女性社員が多いしね (〃∇〃) ｴﾍﾍ）、映画を観ている間もずっとカレーパンを食べたくて食べたくて食べたくて…。ということで、翌日から仕事の合間を縫って、「Rajini-1グランプリ」で取り上げられたカレーパンを購入し、食べてみました。素敵なラジオ番組にあやかって、僕なりに決めたカレーパン・トップ５はこんな感じ↓
第5位 ひよこ豆のカレー（ブーランジェリー ラ・テール ecute品川south店）
JR品川駅の構内にあるお店に行きました。
値段は189円。１つだとまったく足りないので、２つ購入。
食べてみると、意外とアッサリしててヘルシーな口当たり。ゴロリと入ったひよこ豆も柔らかくて良し。
第4位 元祖カレーパン（カトレア）
大江戸線・新宿線森下駅のＡ７番出口を出て右へ行くと、すぐにお店がありました。近い！∑(ﾟДﾟ)
元祖カレーパンは168円。カレーパンのルーツに触れられるなんて、光栄だぜ！
って、食べてみたら、良くも悪くも“元祖”というか、ベーシックな味って印象だったり (・ω・)
ところが、もう１つ買った辛口カレーパン（179円）が超旨ぇ！ こっちの方が好みでした (o^-')b ｵｽｽﾒ!
第3位 神南カレーパン（神南カリー 本店）
渋谷駅のハチ公口からNHKホール方面に10分ほど歩くと、そこはパン屋ではなく、カレー専門店。
券売機で食券を買って注文するシステムなのです。神南カレーパンは200円也。
“しっかりしたカレー”って感じで美味。劇場で食べられなかったのは、このカレーパンだったの… (ﾉω･､) ﾔｯﾄｱｴﾀﾈ
ただ、僕的にはキーマカレーパン（200円）の方が肉々しくて好きでした (＾ε＾) ｳｯﾌﾝ
第2位 揚げカレーパン（Boulangerie LA SAISON本店）
小田急線参宮橋駅を降りて、改札を背に左へ進むと１分ほどで発見。
看板でも“揚げカレーパン”をプッシュしております。
ゴロリと並んだ揚げカレーパン。価格は168円だッ！
サイコロ状にカットされたクルトンがザクザクして最高！ ２つ買ったけど、あっという間に食べちゃった (ノ∀｀) ﾊｼﾀﾅｲ
第1位 カレーパン（TOLO PAN TOKYO）
東急田園都市線池尻大橋駅の東口を出て、商店街の方に歩くと、すぐ右手に見えてきます。
目当てのカレーパンは200円。女性の店員さんが超タイプであり、勝手にドキドキしたことも書き残しておこう（なんだこれ）。
衣＆パンの食感、カレーの味、カレーの量、どれもパーフェクト！ヽ(`Д´)ノ ２個買ったのに体感時間５秒で消失してました。
ちなみに包み紙の可愛らしさも高ポイント。この豚のイラストはブルジョア批判が盛り込まれていて…？（考えすぎ）
ってことで、自分で付けたランキングが「Rajini-1グランプリ」の結果と結構かぶってしまったのは驚いたというか、「プロの言うことは、あながち間違ってないもんだなぁ」と感心した次第。まぁ、どのカレーパンも非常に美味しかったので、もし取り上げたお店の近所に行くことがあったら、ちょっと食べてみてくださいな。おしまい (・∀・)