アクシデント(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

アクシデント(ネタバレ)

アクシデント

三角絞めでつかまえて-アクシデント

原題:ACCIDENT/意外
2009/アメリカ 上映時間130分
監督:ソイ・チェン
製作:ジョニー・トー
製作総指揮:ジョン・チョン
脚本:セット・カムイェン、ニコール・タン
撮影:フォン・ユンマン
編集:デヴィッド・リチャードソン
美術・衣装:シルヴァー・チョン、スタンリー・チョン
音楽:ザヴィエル・ジャモー
アクション指導:ジャック・ウォン
出演:ルイス・クー、リッチー・レン、ラム・シュー、ミシェル・イェ、フォン・ツイファン、ハン・ユィチン、モニカ・モク、チャン・モンワー、ライ・チョンウイン
(あらすじ)
ある日、香港の裏社会のボスが、突発的に落ちて来たガラスの破片が首に刺さり、出血多量で死亡する。それは白昼堂々大勢の前で起きたアクシデントだったが、実は完ぺきな計画殺人だった。手を下したのはブレイン(ルイス・クー)と太っちょ(ラム・シュー)、女(ミシェル・イェ)、おやじ(フォン・ツイファン)の殺し屋グループで……。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




60点


ジョニー・トー製作ソイ・チェン監督作であり、主演がルイス・クーで、内容が事故を装って人を殺す暗殺チームの話と、気になるキーワードが揃いまくっているということで、新宿武蔵野館で観てきました。感想は、意外でしたよ… (´・ω・`) ってあまり上手くありませんな┐(´ー`)┌ヤレヤレ


「アクシデント」の展示は「レジェンド・オブ・フィスト」と比べると素っ気ない感じ。
三角絞めでつかまえて-展示1

雑誌記事の切り抜きは定番ですよね。「意外」の文字が多くて、パッと見た感じが愉快。
三角絞めでつかまえて-展示2

先着プレゼントのクリアファイル。そんなに欲しくないけど、くれる姿勢がうれしい。
三角絞めでつかまえて-クリアファイル


お話を簡単にダラダラと書きますと、「暗殺チームがターゲットを暗殺したら、ちょうど事故が起こってメンバーの“太っちょ”が死んで、リーダーであるホーの家にも空き巣が入ったので、『他の暗殺チームの仕業!?Σ(゚д゚;)』と思って、怪しい奴フォン(リッチー・レン)の家を盗聴したり、怪しかったメンバーの“女”を殺しちゃったりしたものの、結局は全部考えすぎであり、間違えてフォンの奥さんを殺しちゃったので、逆上したフォンに刺殺されちゃった ('A`)」って感じでした。


左がホーで、右がとんだとばっちりを食うフォン。かなり可哀想でしたよ。
三角絞めでつかまえて-とんだとばっちり


正直、僕はこの予告編を観て、『ファイナル・デスティネーション』の『風が吹いたら桶屋が即死』的なスキルを持った暗殺チーム同士のハードな殺し合い」を期待してまして。なんて言うんだろう、お互い、直接的な攻撃はしないで街を歩いているだけなんだけど、すでに仕掛けられている罠が発動しまくって、やたらと看板が落ちてきたり、電気コードが漏電したり、車が突っ込んできたりするイメージ。だから「強迫性障害になった暗殺者の話」というのはそれなりに面白かったけど、期待してた内容とあまりに違うから勝手に拍子抜けした感もありまして…。

いや、映画全体のムードとか、役者さんの顔&演技とかはスゲー良いんですよ。ただ、主人公のホーの行動を観ていると、かなり早い段階で「あの~、考えすぎじゃないでしょうか… (´Д`;)」とオチが予想ついちゃうし…。そもそもの『風が吹いたら桶屋が即死』型暗殺術も、4パターン出てきましたけど、どの“殺しの仕掛け”もそんなに確実そうじゃないから、あまり納得できなかったり。

まぁ、そうは言いつつも、決してつまらない映画というワケではないというか、派手な能力バトル的な内容を期待してない人なら、もっと楽しめるんじゃないかなぁ。ちなみに、パンフレットの真魚八重子さんの記事が非常に読み応えがあったので、興味がある人はぜひチェックしてくださいな。


「香港アクション列伝BIG4」全制覇者プレゼントをゲットするまで、あと1枚…。ムフフ。
三角絞めでつかまえて-あと1枚


おしまい (・ε・)




ソイ・チェン監督作。凄惨すぎて何度も観る気にはなれなかったり。この映画のサム・リーはギンティ小林さんに似てると思う。



ジョニー・トー監督作×ルイス・クー主演作。この映画のルイス・クーが大好き。



いろいろな紹介記事で引き合いに出されてた映画。ちょっと気になっております。