エクスペンダブルズ(ネタバレ)/素敵なテリー・クルーズ特集 | 三角絞めでつかまえて2

エクスペンダブルズ(ネタバレ)/素敵なテリー・クルーズ特集

エクスペンダブルズ



原題:The Expendables
2010/アメリカ 上映時間103分
監督・脚本:シルベスター・スタローン
脚本:デビッド・キャラハム
出演:シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、エリック・ロバーツ、ランディ・クートゥア、“ストーン・コールド”スティーブ・オースティン、テリー・クルーズ、ゲイリー・ダニエルズ、デイヴィッド・ザヤス、ジゼル・イティエ、カリスマ・カーペンター、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガー
(あらすじ)
自らをエクスペンダブルズ(消耗品)と名乗る凄腕傭兵部隊は、ソマリアの凶悪な武装海賊を討伐したあと、南米のビレーナという島国の軍事独裁政権を打倒するために現地へと赴く。だが、そこではかつてない危機が彼らを待ち受けていた……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




評価:100点 テリー・クルーズ度:99点


※今回の記事は、ちょっと面倒くさい文章が書かれているので、そういうのが苦手な人は読まない方が良いです。

「素敵なテリー・クルーズ特集」の最後の1本は「エクスペンダブルズ」。今回、あらためて観てみたんですが、実は100点の映画でした (´∀`)

感想自体はね、前に書いたのとほとんど変わらないんですが、あのころとはハッキリ違う点がありまして…。それは僕のテリー・クルーズに対する認識です。以前の感想文では、「1人だけ『誰、あんた?』的なテリー・クルーズ ヘ(゚∀゚*)ノヘラヘラ」なんて、偉そうに上から目線で浅はかな文章を垂れ流してインターネットの海を汚染しまくってまして…。もう、書いた人間のあまりの愚かさに心底失望するというかね、当時の僕は何も分かってなかった! 何も分かってなかったんですYO!ヽ(`Д´)ノ

もともとテリー・クルーズはテレビではかなりの人気を集めており、アクション実績では劣るものの、アメリカ国内の知名度では他のメンバーにも全然負けてないんですよね。それはオープニングで表示される名前の順番からも明らか。映画が始まると、まず「SYLVESTER STALLONE→JASON STATHAM→AND JET LI」って順番で名前が出て来て、その後にタイトルが来まして。で、その次のターンなんですが、「DOLPH LUNDGREN→ERIC ROBERTS→RANDY COUTURE→STEVE AUSTIN→DAVID ZAYAS→GISELE ITIE'→CHARISMA CARPENTER、GARY DANIELS→WITH TERRY CREWSAND MICKEY ROURKE」と、テリー・クルーズの名前表記は後ろから2番目であり、しかもWITHが付くという好待遇だったワケです…って、こんなことはどうでも良いですかね…。


後ろから2番目に「WITH」付きで表示されると、一応、格上っぽい感じがしなくもない。
三角絞めでつかまえて-クレジット


でね、何が素晴らしいって、スタローン監督の手腕ですよ。他のキャラクターたちと比べると出演時間が短めではあるけども、テリー・クルーズの魅力をしっかり引き出しているんです。メンバーの中で唯一、ギュッと引き締まった筋肉で覆われた肩&大蛇のように太い上腕を“剥き出しにした状態”で(ここ重要!)、フルオートショットガンをズドンズドンと撃ちまくる姿は“80~90年代を席巻したアクションスター”たちのビジュアルを体現しているかのようで非常に感動的でした・°・(ノД`)・°・


例えば、みんなが大好きな「コマンドー」の戦闘シーン。肩から上腕を剥き出しに銃器を撃つ姿が素敵!
三角絞めでつかまえて-コマンドー

その志を受け継いだかのようなテリー・クルーズのビジュアルは最高すぎ! ああん、カッコイイよぅ… (;´Д`)ハァハァ
三角絞めでつかまえて-撃ちまくるテリークルーズ


もちろんウェズリー・スナイプスやフォレスト・ウィテカーに出演を断られたという経緯もありますけど、そこからスタローン監督がテリー・クルーズを選んだのは“全体的に筋肉不足”ということに気付いたからではないでしょうか。スタローン監督の演出×テリー・クルーズの主張しすぎない献身的な演技+肉体の迫力が生み出した奇跡。彼は決して“1人だけ『誰、あんた?』的な存在”なんかではなく、彼がいたからこそ「エクスペンダブルズ」は傑作となったーー。そう言っても決して過言ではないような気がしないでもないと思ったりするんですけどどうなんでしょうか… (´・ω・`)

まぁ、何はともあれ、見直してみたら、この映画のテリー・クルーズは恐ろしくカッコ良かったです。映画自体も観れば観るほど楽しくなるというか、文句の付けようがない作品ですよね。正直、僕の心は小さかった! 「日本語版主題歌を付けた奴は死ね」だの、「ジャン=クロード・ヴァン・ダムが出てない」だのとグチグチグチグチ…。あらためて書きますが、「エクスペンダブルズ」は100点の映画!ヽ(`Д´)ノ(DVDには日本語版主題歌が入ってないしネ (・ε・) ) 本来なら“テリー・クルーズ度”も100点にしたいところですが、それは“いつか作られるであろう彼の主演作”に取っておきましょう(“ちょっとイイ話”風)。もちろん、こんな駄文を鵜呑みにする必要は1ミリもありませんが、興味がある人はぜひ優しい気持ちで観てくださいな。




一応、貼っておきますね。大統領の椅子を狙ってるハズだったのに…。