自分を因数分解する | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

前回、
私は無駄な努力が嫌いだと書きました。

ただでさえ、努力は継続が必要で
目指すゴールにたどり着くには
年単位の時間を消費します。

得意なことなら良いですよ。
短期間で成果も出ますよ。
私はトレーナーの認定資格を
3ヶ月で取りました。
簡単だと思わないでください。
もう一度大学受験した気分でしたよ。

ああそれなのに
片づけが上手にならない私。

どうしてでしょうか。

どうしてできないの!
と自分を責めるわけではありません。

原因を見つけ出すために、
私自身を因数分解してみましょう。

私は、学校のお勉強はわりとできます。
暗記力が物を言う歴史は苦手でしたが
それでもテストで70%は取っていました。

体育は苦手でした。5段階評価で2。
なのに今トレーナー。

美術音楽家庭科も、成績は5段階評価で
4か5。

ですが…
お片づけ
書類書き
スケジュール管理(時間管理)
暗譜、暗記
は、大の苦手です。

いくら得意なことが多くても
これらができないと
仕事ができないのですよ。

さて、
このことが何を表しているかというと
私は、

五感が鋭い
理論が得意

ということです。
理論を分類して
頭の中にしまうこともできます。

学校のお勉強というのは、
ある程度道筋ができあがっており、
こういうことなのだ、
というエッセンスがまとまっています。

理論があるのです。

逆にお片づけや書類書き
そして体育は、
言葉になっていない部分が
非常に多く、体得するしかないのです。

理論がないものは、お手上げ。

音楽も美術も、ある程度
きちんと系統立ててできているのに
何なんでしょうね、体育。

そして
五感が鋭いということですが、
私はわりと、自分の体をよく感じることができます。

筋肉が骨に近いところから
このようについていて、
方向の違う筋肉が何層にも重なっていて
関節をこのように動かすと
この筋肉がこのように縮み…
というのがわかると、
わりと自由に動かせます。

体育は、ここまで教えてくれません。

このようにしっかりと
体の作りから教えてもらえたら
体育も成績が良かったかもしれません。

私を因数分解すると

理論
分類
五感の鋭さ

でできていて、
得意も苦手も、ここから生まれて
いることがわかります。

欠落しているのは
単純な記憶力
環状という概念
時間の感覚
方向感覚
です。

他にも得意不得意はありますが、
だいたいこれらに集約されます。

もう一つの特徴は、
少し得意、少し苦手
というカテゴリーが「ない」、
というところでしょうか。
極端です。

このように
自分を因数分解してみると、
対策を考えることができます。

記憶力がないなら、
iPhoneに頼ってスケジュール管理を。
環状の概念がないのは
今対策が思いつかず地味な努力を。
時間の感覚がないのは
タイマーに頼り
方向感覚がないのは
ナビに頼ります。

現代に生まれて良かったです。

どなたか
片づけを理論でまとめて
くださいませんでしょうかね。

…と、
これくらい自分のことを
客観的に分解すると、
努力する方向が見えてきます。

道具に頼れば解決するなら
頼れば良いのです。
頼れるものがない分野で
どうしても避けて通れないものを抜き出し
最も負荷の少ないことを一つ
取り組みます。

私の場合は
環状という概念です。

それで、
カーテンを開けたら、タッセルで留める
という課題が生まれました。

自分で因数分解は
難しいかもしれませんが、
とても有益です。

ぜひチャレンジしてみてくださいね。