「失笑・・にゃんでも噛んでんだ～！！
早速 お宝を拝見しましょう。
これのどこがお宝にゃんでしょうか？」
「えーと ペン芯の裏側に
ネコが噛みついた跡が・・・
ほら見て下さい。
これが２つあるのは
激レア！！ ６０００万
って書いてあったんで
もう宇宙天です。」
「にゃるほど・・それでは鑑定のほど
よろしくお願いします！！」
「いや～ 実に見事な噛みっぷりですな～！！
朱入り漆黒象嵌漣文
猫噛双跡水男泉筆に
間違いございません！！
ウォーターマンって会社は
工場でネコを数十匹も飼っているんで
有名なんですよ。
その中でも ネコ社長っていう名のネコが
噛みついたペン芯は
カップ・ヌードルとかウエット・ヌードとか呼ばれて
マニアの間では高値で取引されてます。」
「先生 縁起物って事ですか？」
「ええ 仰る通りでして・・
ネコって動物は
無病円満・ヤク除け繁盛なら川崎大師へどうぞ。
そして 今から４０００年前
明の乾隆帝の時代になりますと
中華饅って言いましてね・・
笑われれば笑われる程
ダメダメならダメダメな程
縁起がいいと
皇帝へ献上されてたんですね。」
「先生 ウォーターマン・・ネコ社長・・中華饅・・
これで ３つ揃いましたよ！」
「正にお約束通り！！
ピンボケ大魔王に間違いございません！
このおからだを 末永く大切になさって下さい。」
「それでは みなさん また 来週！！」