「室の剣」 ~主な登場人物~
■神坂周一郎(かみさか しゅういちろう)
忍壁流の高弟・神坂英世の孫。二十八歳。広告デザイナー。本書の探偵役。
■忍壁桂介(おさかべ けいすけ)
二十七年前に途絶えた、忍壁流宗家・忍壁与一の孫。三十三歳。都内芸能プロダクション勤務。周一郎の兄的存在。
■室士建(むろし たける)
室士一刀流宗家・室士弥隅の孫。北鎌倉の高校に通う十七歳。五年前の惨劇で両親を亡くす。
■河勝仁志(かわかつ ひとし)
室士一刀流宗家・室士弥隅の孫。建の従兄弟。二十歳。五年前の惨劇で母親を亡くす。■
■室士弥隅(むろし やくま)
室士家当主。室士一刀流十六代宗家。建と仁志の祖父。室士グループ会長。
■室士滋子(むろし しげこ)
建と仁志の祖母。弥隅の後妻。
■一堂数馬(いちどう かずま)
室士一刀流・皆伝師範。弁理士。
■片桐清三(かたぎり せいぞう)
室士一刀流・皆伝師範。伊豆道場・道場主。
■蔵木國人(くらき くにと)
弥隅の長男。室士一刀流・皆伝師範。金沢本部道場・道場主。室士マーケティング社長。
■三橋平八郎(みつはし へいはちろう)
室士一刀流門弟。建の友人。鎌倉駅近くの老舗和菓子店に勤務。
■竜崎公一(りゅうざき こういち)
室士一刀流門弟。五年前、三橋平八郎と同時期に入門。
■河勝智司(かわかつ ともじ)
仁志の父。診療所を営む。
■河勝彩子(かわかつ あやこ)
弥隅の長女。前妻の子。河勝仁志の母。五年前の惨劇で死亡。
■室士美弥子(むろし みやこ)
弥隅の次女。建の母親。五年前の惨劇で死亡。
■室士建吾(むろし けんご)
建の父。五年前の惨劇で死亡。
■神坂英世(かみさか ひでよ)
忍壁流の皆伝師範。桂介と周一郎に忍壁流柔術を伝授する。
■忍壁与一(おさかべ よいち)
桂介の祖父。忍壁流宗家。二十七年前病死。