司馬遼太郎 「関ヶ原」 | 編人・紙人ーあみんちゅ・かみんちゅ

編人・紙人ーあみんちゅ・かみんちゅ

折り紙から始まった、好きなコトを好きなように続ける
ほとんど 手すさび の日々

 

夜な夜なじっくり読み込んでいって

下の終盤は何度も何度も涙をぐっと噛み締めて読んだ。

 

「もはや勝負勝敗は問うところではござらぬ。

 君が名を、千載の後まで語り伝える名をあぐべく努められよ。」

「左近、働けるか」

「腕はきかねど足はききます。

 たとえ足がきかぬようになっても口はきける」

やがて左近の肩から脇にかけて袈裟がけに白布が巻かれたが

たちまちその白布も血で赤く滲みはじめた。

血が流れ続けているかぎり

左近の命もそう長くは保たないであろう。

が、左近は具足をつけ、背後から家来に介添えされて立ちあがった。

 

映画の方は三成役がちょっとね・・・だったのであんまり。

でも平岳大の島左近なら映画も見てみたいなぁ~!

 

島左近に惚れて 火坂雅志「左近」上下 を買っちゃった。

 

活動中
にほんブログ村