夜な夜なじっくり読み込んでいって
下の終盤は何度も何度も涙をぐっと噛み締めて読んだ。
「もはや勝負勝敗は問うところではござらぬ。
君が名を、千載の後まで語り伝える名をあぐべく努められよ。」
「左近、働けるか」
「腕はきかねど足はききます。
たとえ足がきかぬようになっても口はきける」
やがて左近の肩から脇にかけて袈裟がけに白布が巻かれたが
たちまちその白布も血で赤く滲みはじめた。
血が流れ続けているかぎり
左近の命もそう長くは保たないであろう。
が、左近は具足をつけ、背後から家来に介添えされて立ちあがった。
映画の方は三成役がちょっとね・・・だったのであんまり。
でも平岳大の島左近なら映画も見てみたいなぁ~!
島左近に惚れて 火坂雅志「左近」上下 を買っちゃった。
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