Recipe
米 2合
水(醤油大さじ1と合わせて、2合弱)
塩小さじ1/4弱
エリンギ 小1本(1~2センチ角に)
あさり 1パック(お好みで)
とろけるチーズ 一人前につき1つまみ
天然塩
黒コショウ
ハーブミックス
あさつき(刻んで適宜)
1、米、水、調味料を炊飯器に入れて、エリンギ、あさりを乗せて炊飯する。
2、炊き上がったらご飯をフライパンに入れて、とろけるチーズを溶かす。
3、うつわに2を持って、あさり、天然塩、黒こしょう、ハーブミックスを振りかける。
4、あさつきを散らす。
あさりのリゾット風
少し取り扱いに手間がかかりますが、鉄製のフライパンかスキレットを使っています。
フライパンからの鉄の吸収自体は特別高いわけではありませんが、鉄のエネルギーに熱が加わることで、食物へパワーがチャージされるように感じます。
薄味で炊飯して、最後に天然塩で調味することが美味しさのポイント。スプーンなどですくって入れるのではなくて、手の加減でひとつまみ、魔法を振りかけます。
あさりは年中スーパーで手にすることができますが、3~6月が旬です。
旬のものやその土地で取れるものを体に取り入れることでも、自然のリズムと調和することができます。
「貝殻」があるだけで、少量でもとてもボリュームがあるように感じますね。
体の内側の官能性は、視覚であり嗅覚であり、味覚であり聴覚であり、触覚であり、もっとも体の奥まで触れ合う外界との接点。
愛でられ、香られ、触れられて、味あわれ、奏でられていく。
奥底から触れ合いたいという人間の根源的な欲求です。
だから満たされない時に人は食べることがあるし、触れ合わないと枯渇してしまうので死ぬまで食べるのかもしれません。
苦しいのに食べる事がやめられないことや、欲求をコントロールしようとすることや、受け入れることを拒否することも、それは外との接点を拒むこと。安心して触れ合って吸収したり、自分にとって適度な境界を持ったり、そこになんらかのブロックがあるとき、食に関する葛藤が生まれます。
食べる行為への葛藤は、体からのサインです。
もっとわたしを見てください・・・その声へ、耳を傾けてあげられますように。