私はあなたに押しつけてた。自分の苦しみを悩みを・迷いを
それでいい、私達はそう言う生き物
ちがう!誰も傷つけたくない・・・ううん、ちがう、傷つきたい。自分でちゃんと!
傷つかないといろんな世界がみれないもん!
全てがみたいの!自分で!
知らないうちに治る傷なんて嫌だ!自分で傷つきたい!!
ずるい!誰も傷つけずに、自分だけ傷つきたいだなんて・・・ずるい!!
傷つけずに傷つこうなんて・・・・誰かを傷つけるなんて・・・無理!
もう、動けないよ。
そうだ、私はいろんな色をみるために飛ぶ!飛ぶためには・・・
ブラックロックシューターvsインセイン・ブラックロックシューター
マトともう一人のマト、自分との戦いが始まった。
ブラック★ロックシューター ラストインプレション 8話
ファーストインプレッション 1話
2ndインプレッション 2話
3rdインプレッション 3話
4thインプレッション 4話
5thインプレッション 5話
6thインプレッション 6話
クライマックスインプレッション 7話
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一昨日最終回直前スペシャルということで、ニコ生にて一挙放送(1~7話)がありました。
タイムシフト対応なので、プレミアム会員なら昨日配信された最終回と合わせて、
1話から最終回まで視ることが出来ます。
ニコニコアニメスペシャル「ブラック★ロックシューター」最終回前日1話~7話一挙放送
また、グッスマのチャンネルでその後吉岡監督をはじめとしたトークショーもありました。
最終回直前!BRSメインスタッフトークショー話一挙放送
▽ゲスト: 吉岡忍(監督)・今石洋之(CG特技監督)・松浦裕暁(サンジゲン)
(20分ぐらいから・・・しかし深夜にみんな集まっているんですね~~f^_^;)
●あらすじ (ネタバレ注意)
制服切り刻まれて心を刻まれるより、自分が切り刻まれる方がましだぁ!
ただひたすら戦い続けるインセイン・ブラックロックシューターとユウ。
そして、インセイン・ブラックロックシューターの中で自分と戦うマト。
私はユウの思念体
ところが、この戦いを終わらせようと、ストレングスは身を投げてしまいます。
その行動に驚き、ショックを受けるユウ。
どうして?君が消えたら私は戻らないといけなくなる。現実に。
いやだよ、ひとりぼっちだよ。もう現実に帰れるところなんて無いのに。
そう叫ぶユウにストレングスは
マトは私を助けようと・・・ユウを助けようとしたんだよ。
一方インセイン・ブラックロックシューターの前に立ちはだかったのは・・・・
ブラックロックシューター(=マト)。
マトはインセイン・ブラックロックシューターに言う。
知らないうちに治る傷なんて嫌だ!自分で傷つきたい!!
インセイン・ブラックロックシューターはマトをずるいといい、マトを徹底的に痛めつける。
もう動けない程まで痛めつけられるが、それでもマトは立ち上がる。
自分の化身、インセイン・ブラックロックシューターと戦う。
一方現実の世界でも異変が起きていた。
ブラックロックシューターに倒され、心の痛みを消されたカガリ・こはっち先輩・・・そしてユウ。
忘れていた痛みを思い出し、そして・・・涙が頬を流れ出す。
私達に感情はない・・・だけれど大切な・・・大切なあの子が泣いているから。
傷ついても良い。それでもつながりたい。
再起動するチャリオット・デッドマスター・そして子供たち・・・
そしてマトは、生まれて初めて自分から、自分の意思で相手を傷つけることを選んだ。
その相手は・・・インセイン・ブラックロックシューター。
つながるために・・・もう一人の自分とつながるために。
そして、戦いは終わった。
ユウを守り、傷だらけになったストレングスは、ユウの手の中で粉々になってしまう。
現実に帰るのを最後まで拒んでいたユウに言葉を残して。
わたしたちはあなたたちが大好きだから、私達は戦って来たんだよ。
あなたたちが・・・大好きだから
世界は一つになり、心も一つになった。
痛くしてごめんね。私も痛くなるから、ちゃんと一緒に痛がろうよ。
マトとユウは仲直り。
そして、カガリ・ユウ・マトは仲良く登校、こはっち先輩も滑地タク君とおつきあいを始める。
改めて転入してきた神足ユウ。マト達はユウを受け入れ、そして友達になる。
そう、現実の世界でがんばって生きていくために。
そうやって大人になるために。
いろんな事、いろんな色があるけれど、それも私達、一つ一つ受け止める。
受け止めて、一つ一つ大人になっていく!この世界で!
●感想
最後きれいに締めましたね。
いや、面白かったです。
岡田磨里さんの現実逃避引きこもり・鬱等・心が病んでいる子供達へのカウンセリング作品になってましたので、
最終回ちょっとセリフが多かったですが、
そのセリフがストレングスのセリフ・マトのセリフとも個人的にはツボで、
いやぁ、じ~~んときましたね。
現実はとても素敵な世界だから、私を信じて・・・
痛みを引き受ける側代表でストレングスが話し、
素敵な色ばかりじゃないけれど、それでもこの世界はやっぱりきれいだ
現実で生きていく側代表でマトが話して締めました。
自分はひとりぼっちだ、現実は嫌なことばかりで良いことなんか一つもない
と思って悩み苦しんでいる皆さん、
そんなことはないです。必ず誰かあなたを大好きでいてくれる人がいます。
人生は良いことばかりじゃない。
その心の痛みを人のせいにせず、一緒に傷つき、苦しみ、時には相談しながら
がんばって、みんなで生きていこうね。大人になっていこうね。
そして、苦しんでいるのは自分だけじゃない。
現実の世界でも、いや、空想の世界でも、みんな戦い続けているんだよ。
みんながんばっているんだよ。
というそれ1点がテーマの作品でした。
それ故に、評価が分かれましたね~。
というより、ネットやニコ動で視ると、
よくわからない鬱作品・厨二設定作品という声が多かったですね。
BLACK ROCK SHOOTER = 黒く支えるもの(心の痛み)を撃つ者
私はこの世界で戦い続ける・・・・痛みと傷を抱きしめたまま・・・
最後はほむらちゃんと同じ言葉でしたね。
最後まで魔法少女まどか☆マギカ的でした。
結局あの世界では、みんながこの世界の痛みを肩代わりしながら、
痛みの大きさを戦いという目に見えるバトルで肩代わりしていました。
しかし、ブラックロックシューターだけは、バトルではなく、撃ちのめしました。
撃ちのめし、敵を抹殺してしまったため、その片割れの少女達から黒い痛みが消えてしまった。
あの世界ではブラックロックシューターだけが異色な心の痛みとの戦い方だったのでしょう。
それがストレングス・ブラックゴールドソーたちが恐れていた理由なのでしょうね。
と言うより、ブラックロックシューターたちの強さは、
現実世界の女の子達の心の強さに比例していたように感じます。
一番強い心を持っていたのがマトで、一番弱かったのがカガリ。
その最強のブラックロックシューターの片割れだったマトも、
痛みから逃げ、自分を守ること・自分を正当化しようとする他の子達とは違う、
痛みから逃げるのではなく、対峙していく女の子でした。
この辺りの相関関係も現代社会の人付き合いに似ているような気がしました。
昔は自分が犠牲になっても他人の為にがんばったものです。
自己犠牲という言葉が日本では美学とされていました。
でも今は自分の為にがんばる時代。
というより自分を守らないとこの世界生きていけない。
それをブラックロックシューターの世界で表現したのでしょうね。
最後に、ブラックロックシューター達は、感情は持たず、本能だけで戦うキャラクター達。
・・・大好きというのは感情じゃなくて本能だったのです・・・かねf^_^;。
まあ、唯一感情を持ってしまったストレングスの言葉なので、と言うことでしょうか。
正直他にもつっこみどころありました(歳をとらないユウとか)
でも、この作品は文字通り、「本能」で感じて視て、
最終回のストレングスとマトの言葉だけはちゃんとメッセージとして聞けば、
そんなに難しい作品ではないと思います。
今期の中では異色な、それでいてすばらしい作品だったのではないかと思います。
私の中でも、8話作品とはいえ、初めて全話インプレッションした記念すべき作品となりました。
良い作品をありがとうございました。
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