昨日、ダンナさんが帰ってきて、 食事をしたあと、
2FのPC前で、残っていた仕事を始めたんです。
いつも、カメに文房具など、
「アレはない?」
とか、聞くので、カメが傍らでスタンバイしてると、
かあちゃんが、スタスタ・・・と上がって来ました。
手には、トウニョウビョウのくすりを持っています。
さっきは、1Fで、とおちゃんのくすりの数々をセットしていたようです。
ダンナさんに、
「このくすりを飲まなければ、アブナイのよ。
たくさんの家族を支えてるんだから・・・・
ちゃんと、言うことを聞きなさいよ!
(その後、くすりの飲み方の説明) 」
みるみるダンナさんの顔色が変わってゆく・・・・・
(でも、かあちゃんは気づいてない)
ダンナさんの手が、怒りに震え、渡されたくすりを
1つのむべきところを、4つもプッシュして、手の平に載せてる・・・・・
カメ: 「なにしてんの??」
ダンナさん: (怒りを抑えて)「水、持ってきてくれる?」
1Fにいったカメ: (下から)「ママ~(かあちゃんの事)、ちょっと来て~」
かあちゃんが、降りて来ると、
「ほら、靴下もはいてないじゃない? さむいから、風邪ひくよ!
まずは、自分のこと、ちゃんと気をつけようね。
はやく、ベッドに戻って!」
2Fに戻ると、ダンナさん: 「言ったってムダだよ」
でもね、カメ はムダとは、思いません。
今日、日を変えて、
このように話をするつもりです。
「ママは、もしも100人のおイシャさんに
むすこ(ダンナさん)がかかって、
99人のイシャが、
「お宅のむすこさんは、助かりません。」
と言ったら、
それを信じますか?」
残った1人のイシャは、まだ、なんと言うか
解からない状況で・・・・。
カメ なら、信じません。
そして、ダンナさんに、「助かりません。」と
伝えません。
いまのダンカイでは、まだ彼の死に納得がいかないから。
ダレが、決めるのですか?
生きたいか? 死にたいか? イシャですか?
カメが、自分の継母ときっぱり縁を切ったのは、
こういう言葉がきっかけです。
カメ: 「ダンナさん、トウニョウビョウらしくて、
チョウシ悪いって言ってるから、無理をしてもらわんように、
気をつけてるんだけど・・・・・」
継母: 「それなら、ちゃんと次のこと、かんがえておきなさいよ!」
カメは、
「あ、継母は試された・・・」
と、思いました。
父(継母には、夫)が亡くなる前、継母は家の相続を父がする事を
祖父母に迫っていましたから。
父は、この件で、死の直前、祖父母と喧嘩してるんです。
父のイエイの写真は、目が落ちこみ、カメがかつて見た面影の中で
いちばん力のない、さみし気なものでした。
もう、助からない、と言われたダンカイで、
継母は、父との「これから」ではなく、
「家」という、ザイサンを選んだんです。
そして、その選択を、カメにもさせようとしました。
カメ は、
自分を信じます。
ダンナさんが、まだ、いまは死んでもらっちゃこまるので、
仲良くします。
みすみす気嫌が悪くなるような事は、言わずに、
彼の食事にチュウイします。
いつも、笑顔でいて欲しい、から。
シゴトしてるダンナさんには、向こうから話かけられない限り、
こちらからは、話かけません。
カメ は、
他人ではなく、自分がダンナさんのイシャである、
と、そう思っています。