とても寒い中ハスクバーナの最新にしてメーカー初となる公道モデル(スェーデンに戻ってからの)701にガッツリ試乗できたのでインプレを主観たっぷりでお届けします(笑)。
su-pa-moto(以下モタード)のインプレになります。
その前にちょっと車両説明を。
・スリッパークラッチ搭載
・ABS搭載(OFF可能)
・低質燃料(レギュラーガソリンでも走れる)モード搭載
・ソフト、スタンダート、アドバンス、3つのモード変更システム搭載
・電子スロットル搭載
ザックリこんなもんですかね。これはエンデューロとも共通です。
エンデューロとモタードの違うところは
・ホイールの質はモタードが上
・サスペンションはエンデューロの方が上
・ファイナルのギア比
・ハンドガードはモタードの方がしっかりしてる
くらいかな?
701の刻印がニクイ(笑)
メーター。
左の△がABSのスイッチ。点灯でONです。
タコメーターはありません。単気筒はフィーリングで乗れというメーカーからの意思ですかね(笑)
足つきはNUDAと変わんないくらいかな。可もなく不可もなく。車体が150kg程度なんで片足のつま先が着けば余裕で保持できると思います。
ギア比がスポーツ寄りにセッティングされていて、低回転域はギアを合わせてあげないとノッキングが出やすいです。
特にスタンダートで出力抑えてると尚更。
アドバンスにしてやるとパワーである程度誤魔化せるけど気ななる人は気になるかも。僕は許容内でした。
エンジンはけっこうドッカンなのかな~と思ってたんですけど、意外と扱いやすかったです。アクセル回すのが楽しい。
サスペンションは気持ち固め。って言ってもストローク量は十分です。やっぱりペース上げて乗る事を想定した作りなのかなと。
ブレーキは文句ナシ!よく効く!よりも何よりコントロールが抜群にしやすい。下りの峠道をすごく楽しく走れたのはこのブレーキのおかげでしょうね。
車両が軽いので振り回して乗るのがすごく楽しかったです。
車両特性から、ややペースを上げることを強要される部分もありますが、むしろそのツボを突いた走り方が真骨頂なのかなと。
個人的にはアドバンスモードが乗りやすかったです。
たぶんフィーリングがNUDAに近付いたからかな?
総じて完成度の高いバイクです。
パワーバンドを意識して、ギアの選択を考えて走る。
この一見普通の事をとても楽しく提供してくれる。
手に負えないパワーがある訳じゃない。
でもアクセルを回した時の高揚感はたまらい。
不安を感じさせない足周り。
とてもいいロードスポーツバイクである。
このバイク、マジでスゴイ。
時間のある人は是非試乗して頂きたい。
最後にひとこと。
軽いは正義。