花,生けてますかぁ!-5 | 道誉!DOHYO!

花,生けてますかぁ!-5

昨日の決して風は強いと感じるレベルじゃありませんでしたが,


なんだか,そこそこ吹いてました。


そんな中,AKBを聴きながら車で走ってたところ,


普段は混まないとこなのに,


何故か前の車もちょっと先に見える車もスピードが出ていないんです。


見通せる範囲では,渋滞してるようには見えません。


???


しかし数十秒後,その原因が判明。


制服を着た女子高生と思しき集団が自転車で走ってるんです。


それも,風のイタズラでスカートまくれまくり!


and 女子高生,それを隠そうとせず?


マジかい!


その上,色のカラフルなこと,お花畑のごとく!


まさかの連続チャリチラ!


ったく,どいつもこいつも,それに見とれて,


スピード落してたんですねえ。


何考えてんだか?


恥を知れ,恥を。


いい大人が情けない。


って,お前もだろ!


一番,お花畑のなのは,お前の頭の中だろ!


んなワケで,本題イキます。


前回は,千利休の逸話で終わりましたが,


この話,日本国内だけなく外国でも知られてたりするんです。


しかも最近のことではなく,1906年。


紹介したのは,あの明治以降の日本美術界を


育て牽引した岡倉天心。


「THE BOOK OF TEA(茶の本)」の中で取り上げてます。


これ,先に挙げた「茶話指月集」も参考に書かれているとのこと。


元々英語で書かれてるんで,英題を書きました。


ですから,日本語で書かれているものは,


誰かが翻訳したものということになります。


私が読む限りは,昔の翻訳よりは,


英文のままの方が,はるかに分かりやすいのはなぜ?


そして,興味深い記述がたくさんあるんです。


ちょっと長くなりますが,今回のテーマにも当てはまる部分ですし,


私のいけばなに対する考え方と似てるんで,珍しく引用します。


ただ,惜しむらくは,この方は華道家ではない。


もう100年以上経ってるから,著作権上問題ないっしょ?


しかし,ブログを書くようになってから,よくいい加減に翻訳してるなあ?


って,テキトーかよ!


以下,青字部分は引用。


Flowers, if you were in the land of he Mikado, you might some time meet a dread personage armed with scissors and a tiny saw. He would call himself a Master of Flowers.


花よ,お前がミカドの国にいるなら,


いつか鋏とチェーソーで武装したジェイソンに出会うかもしれない。


って,どこにもチェーンソーとは書いてないだろ!


小さなのこぎりだろ!


まあ,この時代の小さなのこぎり,


それも外国と日本ではだいぶ印象が違うとは思います。


彼は自らを「ジュダイマスター」と呼んでいる。


いつかつからスターウォーズの話しになったんだよ!


こちらも,この時代だと


「いけばなのお師匠さん」と呼ぶのがいいかもです。


今なら,単なる「いけばなの先生」レベルってとこでしょうか?


要するに,そこら中に掃いて捨てるほど存在してます。


って,いいのか?


そこまで言って?


He would claim the rights of a doctor and you would instinctively hate him, for you know a doctor always seeks to prolong the troubles of his victims.


華道家は医者だと言い張り,お前は直感で彼を嫌悪するだろう。


思えば医者はいつも患者に苦しみを長引かせる存在だからだ。


これ,医者に対してもクレームつけてるんでしょうか?


単なる比喩とは思えません。


He would cut, bend, and twist you into thos impossible positions which he thinks it proper that you should assume.


華道家は,お前を切り,曲げて(ためて),


ねじって,無茶な形に生けられ,


それこそがふさわしいと思うだろう。


He would contort your muscles and dislocate your bones like any osteopath.


華道家は,整骨医のように筋をねじまげ,


ヒクソン・グレイシーのように関節を外すだろう。


って,どこにグレイシー柔術の話しが出てくるんだよ!



もうちょい引用する予定なもんで,次回に続きます。