トランシーバーの思い出
以前ブログ「アウトドア編」に書きましたが,次男から,
「オヤジのアウトドアの知識と経験,スゴイとは思うけど,ムダにスゴくね?」
こん時は,ブログネタとして使えたし,いいんじゃん?
で終わったんですが,最近はネタというより,イザって時の為に役立ちそうな情報となってきてしまいました。
良いのか悪いのか分かりませんが,アメブロの中でも,サバイバルの経験値と実際の知識は高い方だと思ってます。
まあ,実際に,ヘビや虫をサバイバル用として食べたり,水道水以外を浄化する方は,そうそういるはずありませんし,いたら完全にどうかしてます。
って,お前が一番な!
そんなんもあって,なるべく他の方とはかぶらないネタを書くようにしてますが,今回はトランシーバーにまつわる思い出から,緊急時の連絡方法について多少触れてみたいと思います。
よく読ませて頂いている方のブログで,最近,アマチュア無線に触れていたので,思い出しました。
昔は今のような携帯電話などというもんは存在さえしてなかったんで,登山時にSOSを発信きできるのは,無線機だけでした。
これは今でも2種類あって,免許の必要なもんと必要としないもの。
アマチュア無線は,国家試験ですが,第四級アマチュア無線技師と,第産休は,試験の他に講習を受けるともらえたはずです。
って,産休って,学校の先生かよ!
私は,興味はあったんですが,免許なしでも使えるソニー製のトランシーバーを使ってました。
今思うと,かなりデカかったです。
1.5リットルのペットボトルくらいの大きさありました。
私も,アレくらいの大きさがあればなあ。
って,何の大きさだよ!
今はどうか知りませんが,当時は,トランシーバー解放時間帯というのがあって,確か11時と16時くらいだったような?
その間は,トランシーバーの受信状態でSOSを耳を澄まして待つルールみたいのがありました。
これは,買った時の説明書にも書いてあったような気がしますが,今となっては正確な時間帯といい,記憶が定かではありません。
これによって,誰を助けたとか,助けを呼んだことはありませんが,まる一日,気を失っていたこと(以前のブログのリンク です)はあるんで,基本的に気を失ってると使えないのが,難点です。
って,当たり前だろ!
ケータイも近くに基地局がないと通じないのですが,昨年マスコミの人間が取材に行って遭難してしまった場所では,auが一番,電波状態が良かったようで,あの事件以降,こういった場所の取材には,とある通信事業者は使わないようにとお達しが出たそうです。
ちなみに私はauの防水ケータイをずっと愛用してます。
今は全てケータイの電波はデジタル化されてしまったんですが,実はアナログの方が優れていた点の一つが,こうした山岳部での通信の優位性だったんです。
これは,山などで救助に当たる方から直接聞いたんで,間違いないです。
ですから,最後までアナログケータイにこだわって所持されていたのが記憶に残ってます。
今はケータイにはGPSが付いてるし,小型の山用GPSナビもあるんで,それが遭難時に正確な位置を知らせてくれますが,これもバッテリーが切れたら終わりです。
したがって,最終手段は,音と光,これにつきます。
音は,届く範囲が狭いですが,体力がるなら出した方がいいに決まってます。
これは声に限らず,何かを叩いても音は出せるんで,その場にあるものを,とにかく利用してください。
私は,小型の笛を首から下げてました。
次が,光,これは,かなり遠くからでも,空かでも視認できます。
そういえば,金歯で助かったなんて映画もありました。
って,聞いたことないだろ!
また,作っただろ!
スグに思いつくのは「鏡」ですが,これは割れる危険性がある為に,私としては,ステンレスなどの表面がピカピカしてる金属性のものをお薦めします。
私はステンレスの板を,いつも胸のポケットに入れてました。
これなら,もし心臓を狙撃されても,防げるんで,一石二鳥です。
って,ホントの職業なんなんだよ!