血液型で違う,花の生け方_3 -血液型の相違と生け花作品の相関関係に対する一考察 その3-
もしかすると,アカデミックなブログかもしれないのに,なぜか,その手の雰囲気ゼロにしてしまう,花命萬請負人です。
って,どこが,アカデミックだよ!
下ネタばっかだろ!
んなワケで本題に入ります。
まずは,水盤上の剣山(トゲトゲのやつです)
の位置ですが,図を見ていたくと分かるように,
「左奥」と「右奥」の二カ所に限定してあります。
剣山位置も自由だと面白かったのですが,手前だと花を倒す角度を大きく出来ず,限定されてしまう為に,奥にしました。
「左右」あるのは,枝ぶりによって,生け分ける必要があるので,2種類あります。
なぜ,2種類あるのか?
基本的に通常は,限られた本数で,練習する必要があります。
本来は自分,もしくは教える側が,野から探すのが理想ですが,いけばな展などの一部のケースを除いて,同じ花材を多く揃えるのは無理がある為,花屋に頼むが普通です。
花材を花屋から仕入れる以上,コスト的な面からも,どうしても使用できる本数などが限定されてしまうのです。
つまり,稽古の時は,花屋が予め組み合わせてセットになった花材で生ける事になるわけです。
まあ,言ってみれば,手芸や工作のキットと同じようなもんです。
ただ,違うのは,命がキットになっている点ですが・・・。
流儀によって,基本的な形が決まっていたりしますので,それにしがたい通常,お稽古は進められます。
まず,花材を受け取ってすることは,メインとなる枝を探す事です。
一部のケースを除いて,作品にはメインとなる枝や花が存在します。
枝や花には向きがあり,通常はこのメインの枝の向きに合わせて,作品を作ります。
その為に,「左右」2カ所は最低限必要とするのです。
もちろん,限られた花材じゃなくても,メインとなる枝の向きに左右されますので,これにより,作品全体の向きも生じてくるわけです。
さて,そろそろ実験条件ばっかでは,面白くも何ともないので,どのような結果が出たのか書いていきます。
まず,結論から言うと,血液型による違いは,あるにはありました。
て,書き方,微妙過ぎるだろ!
ある程度ハッキリと確認できました。
ただし,ここからが微妙です。
なんと,実証できたのは,大きく二つに分けられるというところまでだったのです。
その組み合わせは,
A・AB型
O・B型
になります。
なんとなくアリアリな組み合わせではあります。
まず,注目したのが,剣山上に花を挿す位置でした「俯瞰図A根元部分」。
ピンクの四角が剣山です。
枝と枝の挿す位置が近いのが,A・AB型,離れているのがB・O型となります。
数値や表が多いと読みにくいので,今回は詳細な数値等を省きます。
だいたい8割ぐらいが,この分け方に合致していました。
これは点として捉えていますので,次は「俯瞰図B」を参照してください。
注目して頂きたいのは,矢印の方向ではなく,その始点となっている部分です。
中心部にある青の円の大きさが違うのが分かるかと思います。
私は,こえれを「ベクトルの収束性」と名付けましたが,数学用語でどういうのかは知りません。
これが,大きく二つに別れました。
円が小さいもの,これは,数本ある枝と花の始点の位置が広がらずに,狭い範囲に集中している事を表しています。
狭いのが,A・AB型になります。
この始点が,比較的,広がって大きくなっているものが,B・O型となります。
残念ながら,血液型と同じように4つに分ける事はできませんでしたが,少なくとも,2つには分けられる結果となりました。
完成した生け花作品だと,見えにくい部分が,ベクトル化する事により,誰にでも分かりやすくなる見本ともいえます。
次回は,俯瞰ではなく,正面・側面から見た場合について,それと,この結果が作品的に意味する事と,一般的に言われている血液型診断と少しだけリンクさせた説明をしたいと思います。
とまあ,今回,かなり読むのがめんどくさいものとなってしました。
これをキャバ嬢相手や飲み会で使っても,おそらくウザくて相手にしてもらえません。
まして,お持ち帰りに漕ぎ着けるのは至難のワザです。
って,おいおい!
あくまで,つかみ用として,
「花の生け方と,血液型って,関係あるらしいよ」
ぐらいにして,後はテキトーにカマして,そこからは,手相でも見るフリをして,手を触りまくることをお薦めします。
これ,けっこう確率高いです。
って,そんな事の為に,実験したんかよ!