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2017-05-29

今夜、すべてのバーで

テーマ:仕事

「今夜、すべてのバーで」という記事が始まりでした。

あまり深く考えず始めたからこんなに長く続いたのかもしれません。

2005年5月29日に始めたブログを、12年後の同日に閉じることにします。

1133回目のようです。

 

〈流行建築通信〉といいながら子どもの頃に聞いた歌謡曲のことを書いた記事が人気でした。

〈かめバー〉といいながらつづけている家飲みのかめ会には、今も多くの人が楽しみに訪問してくれます。

〈建築〉〈仕事〉で書きつづったことがそのまま、雑誌掲載の文章にもなりました。

 

はじめた頃は下書き記事がある程度たまっていないと、記事を更新する気にもならないくらい言葉に対して慎重でした。

ぼくは、という書き出しがイヤで、なるべくそうならないようにしました。

日記のようで日記を書いているつもりじゃないから、渾身の記事が時間とともに深いところに沈殿していくのがイヤになっていきました。

それで、ブログっていう形式でもないな、と思いはじめたのです。

ブログ閲覧数ってのも時代の流れでしょうか、減ってもいるんです。

 

そんな思いと並行して、ホームページをリニューアルする作業をつづけていましたが、ようやく公開できます。

〈Sketch Diary〉や〈Book Review〉などの新メニューは、時々更新していきますのでお楽しみに。

〈Works〉はそう簡単に増えるもんじゃないしね。

これからはホームページを可愛がって育てていくつもりです。

全国にいる数少ない!でも温かい!〈かめ設計室〉愛好者のみなさんへ、これからも建築と愛を届けていきたいと思います。

今までご愛読ありがとうございました。

 

新しいURLはこちらですよ→ かめ設計室

 

 

かめ設計室 山田晶子+羽渕雅己

 

 

 

 

 

 

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2017-05-23

北欧建築・番外パリ編

テーマ:建築

 

最後はパリにやってきた。

12日目。コペンハーゲンからシャルルドゴール空港まで2時間のフライト。バスで市街へ。

シャイヨー宮〜エッフェル塔(1889年)〜パッシーのホテル。

 

カフェは春を謳歌して、どこも賑わっていた

 

13日目。ノートルダム大聖堂〜ルーブル美術館〜ギャラリー・ラファイエット〜凱旋門。

シテ島のノートルダム大聖堂でゆっくりスケッチをしているとたくさんの人に声をかけられる。あなたは建築家でしょ?と可愛い女性に声をかけられ上機嫌。

夜に旧友のジェフリー夫婦とホテルで合流。イギリスからはるばる会いに来てくれました。

 

パリの老舗百貨店、ギャラリー・ラファイエット(1906年)

 

14日目。4人でポンピドゥーセンター〜ピカソ美術館(1985年改修)〜サンジェルマン散歩〜パッシーで夕食。

 


15日目。コルビュジェ初期の設計のラ・ロッシュ邸(1923年)を訪ねた後、ジェフリーの案内でアール・ヌーヴォー建築をたくさん巡る。

昼にカフェで過ごした後、旧友と別れる。シャルルドゴール〜成田へ帰国。

 

パリで最初のアールヌーヴォー建築となる集合住宅カステル・ベランジェの玄関扉(1898年)

 

またしても天使が現れて、中に入れてもらった。この建築に住んでいることが何よりの幸せでとっても誇りに思うのと言いながら、案内してくれる。帰り際にお礼を言ったら、My pleasure!とキュートな笑顔。

 

玄関を入ると、ファンタジーの世界

中庭の見上げ。一つも同じ部屋がないんだそうだ

設計はエクトール・ギマール。外壁に彼のサインと年号が記されている

 

知らぬ間に20世紀前半の近代建築を巡る旅となっていた。

エッフェル塔とアール・ヌーヴォーは1900年前後。そしてエストベリ、アスプルンド、アアルト、コルビュジェはいずれも第一次世界大戦から第二次世界大戦の間の建築がほとんどだった。

激動の時代が背景にあったことに想いを馳せると、また違った感情が生じてくる。

凱旋門からパリの町並みを眺めている。

そこで生きている人間の生き様が表出しているのが都市であり建築であるだろう。とすれば、それが私たちのものだという共感を育てることが、都市あるいは建築にとってもっとも大切なことなのかもしれない。

 

 

おしまい

 

 

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2017-05-17

北欧建築・デンマーク編

テーマ:建築

10日目。ヨーテボリ〜マルメ〜コペンハーゲンへと国境を越える列車の旅。コペンハーゲン市内観光〜BarでJAZZ LIVE。

 

泊まりたかった老舗ホテル。ガラス張りのエレベーターシャフト

 

11日目。バウスヴェア教会〜ルイジアナ美術館。

コペンハーゲン出身のヨーン・ウツソンの建築を体験。早く着き過ぎて待つこと1時間。おかげで来訪者は私たち二人だけで、静かに向かい合うことになる。午後はルイジアナ美術館に行ってもちろん感動するんだけど、それはもう言い尽くされているので写真一枚だけ。ルイジアナ美術館は日本で言えば桂離宮。

 

というわけで、ウツソンのバウスヴェア教会(1976)

芝生と白樺とプレキャストコンクリートの東側外観

端正な外観とランドスケープにちょっとした驚きを覚える。外周に窓は見当たらない

ところどころに差し込まれた中庭は、室内を広く明るく見せる。静かな中庭に、驚きはここでもつづいていく

スタッフの方が出勤したので、一緒に入れてもらう。入った瞬間、この回廊の光にもうヤラレていた。光はトップライトのみ

教会の主室。天からの光をやわらかく入れる。外にいるよりも少しだけ明るい、というのが不思議に落ち着く

この断面と平面の取り合わせがこれほどの空間を作り上げることに脱帽

私たちの建築言語とは明らかに違うものばかりでできていたのに、思い起こしてまた感動は増しているように思う

 

ルイジアナ美術館に至る道沿いの住宅がどれもこれも見応えあり

いいでしょ?

ルイジアナ美術館はやっぱりジャコメッティ

北欧の建築めぐりもこれでおしまい。

日本に帰る前にパリに寄って、旧友と会うことになります。次回、最終回。

 

 

 

 

 

 

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2017-05-15

北欧建築・ヨーテボリ編

テーマ:建築

8日目。列車に乗って、東のストックホルムから西のヨーテボリへ。

徐々に春が近づきつつ、車窓の景色は北海道みたいな広大な畑が広がる。かつて貿易で栄えた港町ヨーテボリに到着。

 

ヨーテボリ駅、だんだん移民が目立ってきた

ヨーテボリに住む野寺さんの案内。

ヘルシンキもそうだけど、人口50万程度の町には路面電車が走っていて暮らしやすい都市スケールをもっている。

 

9日目。アスプルンドが増築設計したヨーテボリ裁判所〜カール・ヨーハン学校を巡りながら、市内散歩。

アスプルンドの建築は素晴らしく、案内をしてくれた先生がとてもチャーミングで、この建築に対する愛情にあふれていた。

 

カール・ヨーハン学校(1915〜24)は新古典主義の外観。でも中に入ってびっくり

エントランスを入ると、小さな丸い部屋。その先に教室。廊下には子どものコート掛け。どれも愛らしく品がある

教職員のサロンは、赤い壁にブルーグレーの天井。ここは先生のためのリラックスできる空間で、子どもは入らないと言う

 

夜はスウェーデン人の旦那さんと久しぶりの日本食でもてなしてくれた。体力も気力もこれで復活。

元スタッフも異国の地でよく頑張っていて、何よりそれがうれしい時間でした。ありがとう。

 

2017-05-13

北欧建築・ストックホルム編

テーマ:建築

ヘルシンキを夕方出た客船はバルト海を巡り、翌朝ストックホルムに着く。

このタリンクシリアラインの船旅はオススメ。寡黙なヘルシンキを離れたことは、船の中の空気にも漂う。

 

明け方、客室から見える島々

 

5日目。ストックホルム市庁舎〜古都ガムラスタン散歩。

ホテルのそば、ふらりと入った教会の内装がただ事じゃない。

 

 

6日目。世界遺産にもなっているアスプルンド設計の森の墓地・スコーグスシュルコゴーデンで日がな一日のんびりスケッチ。

礼拝堂でスケッチしていたら、葬儀中の天使が握手して中を見せてくれる。Bronco's Barで夕食、ラム肉のソースが美味しい。

 

森の墓地のエントランス

火葬場から見る池と丘のランドスケープ

 

7日目。ストックホルム私立図書館で、元スタッフの野寺さんと合流。聖マルコ教会〜エコヴィレッジ見学。

聖マルコ教会は改修工事中で外観のみだったが、どこからともなく現れた天使が鐘つき塔に上げて建物を説明してくれた。

 

ストックホルム市立図書館(1921-28)アスプルンド設計

聖マルコ教会(1960)レヴェレンツ設計

ストックホルムの街中、木彫りの人形を彫るおじさん

 

 

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