御礼☆白瀧茶会 | かまよめ日記

かまよめ日記

埼玉県桶川市で茶釜を造る 釜師のもとに嫁いだ
かまよめ(釜師の嫁)の茶釜をめぐる あれやこれや日記

みなさま、


台風接近中で、ここ埼玉も風の強い連休最終日となりましたが

如何お過ごしでしょうか。


連休中日の昨日、

白瀧呉服店での茶席に、多くのお客様にお運び頂きまして

本当に有難うございました。


35℃、36℃・・・と気温がグングンと上がる中でしたが

どのお席も完売御礼となり、感謝の気持ちでいっぱいです。


改めて、御礼申し上げます。




かまよめ日記 ~茶の湯釜と新米主婦のあれこれ記



「暑い中をいらして頂くので、冷たい抹茶をお出ししたい・・・」


氷点とも、冷水点ともいうようですが、冷たい抹茶と決まったところで

ハタ!と壁に直面しました。


「釜が使えない汗


そう!! 氷水には、釜(=火)は不要です。


あちゃ~冷や汗あせる 



釜師の席で、釜がない!なんて・・・


うーん、困った・・・・と、悩んだ目に飛び込んできたのは、


ふふふふふ ほくほく 


「大炉用の釜」です。



かまよめだんなが先日、東日本支部長賞を頂いた作品(「陰陽」)の前身として

誕生した釜、その名も「陰」。


「このデザインを表現するには、この大きさしか考えられなかった」


と、思い切って作った作品でしたが、出来てみれば


「で、でかすぎる・・・あせる


現在の炉に入れようとすると、どうしても炉壇にあたってしまい入れることが出きず

大炉(注:通常の炉より大きいんです)でしか、残念ながら使用頂くことができませんが

大きな分、迫力もあり、何種類かの釜膚の違いを味わって頂く面白さもあり、

なかなか素敵な作品だと思うのです。


「これだっ!!!!!!」


「釜に氷水が入っていたら、ダメかしらん!?」


チャレンジ!なのであります。


でもね、実現までにはまだまだクリアーすべき難問!?があったのです。



つづく


・・・長くなってしまいますので、こぼれ話、いったんこの辺で。