重要文化財として指定は受けないものの地域の歴史や文化を伝える上で重要な建物を認定する制度で文化財登録制度というものがあり、これは建てられてから50年以上経った建物が登録の対象になっていますので、そこから推測すると50年以上経った建物を古民家と定義してます。
古民家のタイプには農村民家・町民民家・武家民家・庄屋屋敷などといわれるタイプがあります。
それぞれ昔の生活習慣や地域性が感じられる味わい深い建物です。
古民家には長い伝統の中に培われた技術の数々があり、これを後世に伝えていくこと。日本の文化であり、歴史であり、そして地球環境を考えてもエコの考えが隅々まで行き届いたものが古民家です。
長い歴史を経た古民家には太い梁や大黒柱などの黒光りした重厚で風格ある古材が豊富に使われており、価値の高い文化財であると思います。
しかしそんな古民家が年々少なくなり、このままいけば確実に古民家は無くなってしまいます。
そんな中、我々地域の古民家再生協会・地域の古民家鑑定士がネットワークで繋がり古民家の鑑定・保存・再活用について提案をしていますので、気軽に相談していただければ幸いです。
全国、理念を共有した仲間たちが、日本の良き伝統・文化を守ってくれると信じ、鎌倉支部もその責務を遂行します。