おぐら座で歌舞伎十八番『やすな』が観られるなんて!
昼はトリプルだったそうですが
夜は相変わらず少ない観客の中
歌舞伎が観られるなんて、なんと贅沢なことでしょう

『やすな』については歌舞伎の演目というよりも
ひところ陰陽師にはまっていた私がいます
その私が目覚めてきているのです

『やすな』とは安倍保名(あべのやすな)
明日のラストショー『陰陽師』との絡みもあって
こんなことやってくれる猿様はやはり凄い役者さん
ますますこの劇団の魅力は増すばかりです

『陰陽師』とは職名というのでしょうか
正義の方で代表格の安倍晴明(あべのせいめい)は
安倍保名と葛葉(実は女狐)との間に生まれた子といわれています

『やすな』をおぐら座のステージで観られるなんて!
劇団あやめはそんな演目をさり気なく連日魅せてくれてます
観とかなきゃ損!って感じです

しかもこの劇団には歌舞伎の創始者といわれてる出雲阿国
その阿国の名を頂いてる踊りの名手阿国ちゃんも存在するのが
私にとってはたまらない魅力となっているのです


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猿様の創る舞台は電飾衣装を使った宇宙的華やかさだけではなく
日本古来からの伝統芸能歌舞伎から学んだものを受け継ぎ生かし
未来歌舞伎をも創造しているところに私は強く魅かれています

少ない座員数を感じさせない舞台構成演出もすごい!
座長は勿論ですが初代以外の女性座員たち
みんな座長のファンということで集まった座員と座長がいってますが
お一人お一人劇団にとってはかけがえのない個性を持つ
プロフェッショナル揃いというのも素晴らしいところです