本日は津山に帰省しており、津山キッズ教室の日曜教室に参加してきました。住所不定玉先生、ありがとうございました!
さて、温泉イベント「リレー将棋」の続きです。「リレー将棋」では、前の人が指した手の狙いを次の人が理解できていないととんでもない展開になってしまうことが多いです。なので、形勢が二転三転するわけですが、それがまた「リレー将棋」の楽しさでもあります。
図3は▲3五歩で先手が開戦したところです。駒損の先手はグズグズしていると苦しくなるので、一気に攻め合いに持ち込みたいところ。普通は銀を「2六」に進出させたあと▲2五歩の合わせ歩で良いのですが、本局は持ち歩がありません。そこで、ヒネリ出したのが▲3六歩~▲3五歩でした。
対する後手は「4三」の玉が戦場に近いのがイヤミです。さらに、金が「3二」の地点にいないため2筋の守りが手薄になっています。
○図3以下の指し手:▽3五同歩、▲同銀、▽3四歩、▲2四銀、▽2二銀、▲2三歩、▽3三銀、▲同銀成、▽同桂、▲2二歩成、▽2五歩、▲3一と、▽5二金引(図4)
▽3五同歩はやむを得ない感じです。そして、▲3五同銀に▽3四歩と打ちました。▲2六銀と引いてくれれば良いのですが先手は当然のように▲2四銀です。
▽2二銀は悪手。▲2三歩とされて銀が死んでしまいました。ここはこわくても▽2四同銀と取り、▲同飛に▽3三銀、▲2八飛、▽2四歩と受けるべきでした。それでも、棒銀をさばかれた後手が苦しそうですが・・・。
以下、その4へつづく。
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