オオカミに育てられたらどんなふうに歩くと思います? | 覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

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覚技(かくぎ)とは、さまざまな心理療法に、武術や音楽やシャーマン的テクニックを取り入れた、こころとからだに目覚めをもたらすトレーニング・メソッドです。


オオカミに育てられた少女の実話って聞いたことありますか?

1920年、インドのベンガルで、
オオカミに育てられ少女が保護されたという話です。

胸の痛くなる話ですが、
発見されたとき、少女はオオカミと
まったく同じ生活をしていました。

声もオオカミのようなうなり声で、
手と足を使って四本足の動物のように
走っていたそうです。

その子はカマラと名づけられ、
施設で育てられました。



2本足で歩けるように教えたところ、
6年かかってようやく2足で歩けるようになりました。

ですが、その歩き方は2歳児のようで、
それ以上じょうずに歩いたり走ったりするようには
ならなかったそうです。

産まれた直後から、
あまりに人と違う環境で育ってしまったからでしょう。



人は、教えなくても自然とハイハイから立ち上がり、
立って歩くようになる、ってものでないんですね。

親や周りの人をマネて立ち上がろうとする。
そして立って歩くことはマネっこの成果なんですね。


もともとあるものと、
あとから身につけているもの。。。。

自分が気づかずにやっていることや、
気にしていなかった自分の立ち居振る舞い。

一度振り返って、注意してよくみたら、
もしかしておもしろい発見があるかもしれませんね。



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気づきとアウェアネスの技術~覚技ワークス主宰★新海正彦