
やっとこれで完結です。もう既にたくさんの方々がレポートを書かれていますから、新鮮味もないし、今更という感じもするんですが、僕なりに感じたコトを書いていこうと思います。
MCはもはや殆ど覚えてないですけど。(;^_^A
というコトで、先週の日曜日は、森恵さんの年に1度の総決算、フルバンドで行われる「MY COUNTRY ROAD」渋谷AXに行ってきました。
昨年のマイカンはホントに凄くてね~!秋口まで僕の中で年間1位を独走するくらいの、素晴らしいライヴだったんです。それだけに、今年のマイカンに対する期待たるやもう!ワクワクドキドキMAXで、この日を待ち望んでいました。

そうそう!恵さん、とうとう昨年のリベンジを見事に果たして、この日はSold Out!
AXは今年5月で営業を終了してしまいますし、ライヴハウスとしては最大級のハコでしたから、来年のマイカンはいよいよホールですかね!?
物販では冬に横浜レンガ倉庫で行われたライヴの音源をCDにして、ライヴ会場限定で販売されるというコトだったので、物販が始まる16時より1時間弱早めに着くように会場へ。なくなっちゃったら泣いちゃいそうですからね~。(笑)
会場に着くと、Martinさん、nicoさんをはじめ、既に何人かのお知り合いのお姿が。(ブログにお名前を書いていいかどうか了承をいただいていない方ばかりなので、ここでは割愛させていただきます)ご挨拶をさせていただいて、ふと周りを見渡しましたが・・・かなりの人が集まっているかと思いきや、意外と皆さんゆっくりで、物販が始まった時はまだ全部で3~40人くらいだったでしょうか?拍子抜けするくらいあっさり手に入れるコトができました。


AXの外観と物販ブース。

「東北応援プロジェクトみんなの心に一輪の花を」の絵が外に飾られていました。結構大きくて立派な絵でした。^ ^
さて。まだ開場まで随分時間があるので、Martinさんと軽く腹ごしらえをしに、いつものwwモスバーガーへ。あれこれと話していると、結構すぐ時間が経ってしまうもので、開場時間少し前にふたたびAXへ。
y-guitarさんやペイルさんとも無事合流できて、バタバタでしたが他のお仲間ともご挨拶できて、いよいよ中へ。機材セッティングの遅れでリハも遅れ、結局開場は15分ほど遅れましたが、開演時間は定時というコトで、かなりバタバタした入場に。




さすがマイカン!凄い花の数!



ギルドのギターが6本も展示されていました!壮観でしたよ~!ちなみに今日ギターのサポートをされる伊藤さんが、真剣に「欲しい!」って言ってたそうです。(笑)
ドリンクブースはもの凄い列!こりゃあ並んでたら間に合わないなっと思い、となりのミネラルウオーターだけのブースで水と取り替えて、慌しく一服すると、もう開演3分前!

座席はD列センターの通路側でした。AXにはA列の前にSA、SBという列があるので、実質6列目でしたが、結構近く感じましたね。しかもお隣が別々にチケットを買ったのに、なんとペイルさんという僥倖!スタンディングの時に力強い味方ができました。

ようやく落ち着いてステージの様子を見ると、「?」なにやら違和感が・・・なんだろう?としばし考えて、閃きました。センターマイクが、今までずっと使っていた恵さんのマイマイクじゃない!

新宿タワレコでもハウっていたので、ひょっとすると調子が悪かったのかな?
そんなコトを考えている内に客電が落ちて、サポートメンバーが姿を現します!うねるようなインストナンバーが演奏される中、恵さんがステージへ!今宵の恵さんの衣装は、ノースリーブのミニワンピース。白地に小さな可愛い花をあしらった可憐なモノ。


(この記事の写真は、恵さんのFace Bookとツイッターからお借りしました)
さあ!準備は整った!注目のオープニングはどの曲か?
イントロが始まった瞬間、意を決してペイルさんと立ちました!そして・・・
1.風の吹く方へ
正直、大方の予想は「オープンカー」だったのでは?僕も最初はそうかな?っと思っていたんですが、21日のレコ発で閃いたんです。「オープニングはこの曲じゃないか?」って。あの時の恵さんの声は、ホントに凄かったから。これをオープニングに持ってきたら、あの圧倒的な声の圧力でAX中が制圧されるんじゃないか?って。まあ、自信は全くありませんでしたけど。(笑)
その通り、迫力ある恵さんの声で、会場に文字通り風が吹きました!決してゴリゴリのアッパーチューンというワケではありませんが、なによりも気持ち良さそうに歌う恵さんの表情が、とっても素敵だった~!

1週間経った今では、色々思い返して印象も変わってきていますが、この日の正直な感情ではこの「風の吹く方へ」が一番ガツンとやられた曲でした。(*^.^*)
2.君の街まで
イントロでの「渋谷AX~~~!!!」の恵さんの絶叫で、会場のボルテージは早くもMAXに!

ニューアルバムの流れそのままに、この曲が。恵さんの楽曲としては新境地といってもいいんじゃないでしょうか?この曲もまた、初っ端の雰囲気を作るにはとってもいい、ウキウキの可愛いアレンジの曲。♪チャッ・チャッ・チャッ・チャッチャッ!♪というハンドクラップもホントに楽しい!

3.夢の中の夢
アルバム「世界」から唯一のアッパーチューンがここで。最近の「夢夢」は、この辺で演奏されるコトが多いですね。オリジナルはホーンを使ったちょいとお洒落なアレンジですが、なんと言ってもバンドサウンドが似合う曲!思わずペイルさんと顔を見合わせて「カッコいい!」っと言い合ってしまいました~!( ´艸`)
つかみはOK!これは昨年のAXを上回るほどのライヴになるんじゃないか?そんな期待が大きく膨らみます!(^_-)☆
ただね。せっかくの盛り上がりなのに、センター最前列から4~5列の人が殆ど座ったまま。これは残念でしたね。もちろん、ライヴの聴き方は人それぞれです。座ってじっくり聴きたい方もおられるでしょう。実際、昨年は僕も立つコトができなかった。それをずっと1年間後悔していたんです。誰もが「オープンカー」だろうと予想していたところに、なんと会場中を走り回ってくれるサプライズの末の「キミ」。何故、そこまでしてくれたのに、盛り上げられなかったんだろう・・・

今年はそんな申し訳ないコトは、絶対できない。そう思っていたんです。
まして、恵さんが「最初からノリノリ!」って言ってたんだから。アーティストさんを盛り上げるのもまた、ファンの大切な役目だと、僕は思います。立つコトが全ていい、とは言いませんが、やはりアーティストさんの望む雰囲気を壊すコトだけは、したくないです・・・

4.冬の約束
予想よりもちょいと早めにバラードセクションに入るセット。正直、この曲はもっと後半で歌ってくれるんじゃないかと思っていたので、少し意外でした。でも、僕はこの曲が大好きでね~。♪涙でうまく言えないけどね 出会えてよかった♪ここを聴く度に、今でも涙腺が緩みます。

昨年はアンコールで、大坂さんの鍵盤だけで歌ってくれたんですが、この日はバンドでのアレンジ。ライヴではもちろんバンドサウンドは初めて聴きました。甲乙付け難いですが、個人的には鍵盤だけの方がより恵さんの声が映えて、僕は好きかなあ。

5.路上の鳥
ここではニューアルバムの流れを逆にした形のセットになりましたね。バラードが4曲続きましたが、どの曲も作風、歌詞の内容、アレンジとそれぞれ異なっていますから、違和感なく聴くコトができました。
6.笑顔でいられるように
メジャーセカンドシングルがここで。3年前、アリオ橋本のフリーライヴで予期せず恵さんと出会った時、最初に購入したCDでもあって、僕にとっては思い出深い曲です。昨年のマウントレーニア2日目では、セットからは外れたものの、ダブルアンコールで歌ってくれましたね。スケールの大きな恵さんのバラードの代表曲だと思います。
7.世界
何度聴いても。この曲での恵さんの歌唱は、ただただ凄いと言うしかない。言葉が他に見つかりません。あのハイトーンでのサビを、苦しい表情一つせず、真っ直ぐ前を見据えて歌いきってしまう。この曲を、この高いレベルで歌いきれるアーティストが、果たして何人いるだろう?
昨年と同様、歌いきった後恵さんは静かにステージを後に。この後のアウトロの演奏がまた素晴らしかった!伊藤さんのうねるような泣きのギターを始め、このサポートメンバーの作る音の分厚さはなんだ?恵さんがステージにいないのに、この時の演奏後の拍手喝采は、それはそれは大きかった。

いつものコトですが、恵さんはMCは少ないんですよね。でも、開始から7曲。「渋谷AX~~~!」と歌い終わった後の呟くような「ありがとう」それと、バラードでの曲紹介。これだけで全く違和感がないアーティストって、きっと恵さんだけだと思う。(笑)
暗転したステージに、おそらく衣装替えしたであろう恵さんが現れます。すると・・・?

会場からも思わず笑いと「可愛い!」という声が!なんと恵さん、オーバーオールにアラレちゃんのようなめがねとベレー帽といういでたちで登場!これはサプライズでしたね~!( ´艸`)
「ここからはカントリータイムというコトでお送りしたいと思います。自分では昭和3部作と呼んでいる曲があって。インディーズ時代の「続いていく日々」というアルバムの中の「奇跡と呼べること」、そして「陽はまた昇り」、そして「赤い花が咲くころ」。まずはこの曲を」
8.奇跡と呼べること
まさかこの曲が聴けるなんて・・・もう、イントロのギターからぶわっとくるモノがあってね・・・(ノ_・。)
恵さんの弾き語りだからこそ、伝わるモノがある。抑え切れない湧き上がる感情がある。
この曲は、反則だったなあ・・・やっぱり「森恵」の真価は、弾き語りでこそ発揮されるんだな。・・・っと言いながら、バンドサウンドのロックな恵さんも大好きだったりする。

どっちなんだよっ!(爆)
歌い終わった後、会場からアメリカ・アナハイムで行われたギルドのショーについて聞かせて!っと声が飛びます。答えようとして「ちょっと待って。まずはギターの伊藤さんを呼びたいと思います」
ここでアコギを抱えた伊藤さんを呼び寄せる恵さん。昨年もそうでしたが、ここからセッションが始まるようですね~。

スミマセン。ギルドのショーのコトが頭から抜け落ちちゃってるんですけど・・・(^o^;)
工場を見学させてもらったという話は残っています。^ ^
「工場と聞いて、大量生産というか、機械でどんどん作っていくというイメージがあったんですが、そんなコトは全然なくて。ひとつひとつのパーツを確認しながら、手作業で仕上げられていくんですよね。たくさんの方々の愛情が込められているんだと思いました」
9.お菓子の家
この選曲はまたしても意外でしたね。「オリジナルとは違うアレンジで」っと言いながら始まったこの曲。確かにオリジナルとは全く違って、ブルースのテイストを取り入れたツインギターでのアレンジ。これがまた、カッコいいんだなあ!特に伊藤さんのアコギを駆使した、まるでベースを弾いているかのようなフレーズには、痺れました~!

ここで、鍵盤ハーモニカを持った大坂さんと、パーカッションの中北さんを招き入れて、またまた何か楽しいセッションを聴かせてくれるみたい!

10.少しずつ
アルバム「いろんなおと」からのチョイスでしたが、これも意外でしたね。でも、こういうセッションにはとても向いている曲でもあります、元々アレンジがシンプルな曲なので、いかようにも表現できる。何よりも、4人がとっても楽しそう!

11.陽はまた昇り
「では、さっきも言っていた昭和3部作の2曲目を。この曲は、アースマラソンを走られていた間 寛平さんを見ていて、ヒントをもらって作った曲なんです」
恵さんがバンジョーに持ち替えたので、この曲をやって欲しいなあ!っと願っていたんですが、その通りになってくれて、メチャ嬉しかった!やっぱり昭和の香りがする曲は、恵さんの声とよく合うんだよなあ。

ここで再びステージが暗転。どうやら恵さん、2回目のお色直しのようです。考えてみれば、あのまま後半にはさすがに行かないですよね~。怒涛の後半叩き込みをしてくれるには、あまりにも可愛すぎるもんね。(笑)
中北さんがステージから降りて、伊藤さんはポジションに戻って、なんとチェロを手にします!これは珍しい!そしてベースの浜崎さんはコントラバスを手にして、どうやらまだアコースティック編成のバラードが続くようですね。
12.愛せない人
インディーズ時代から恵さんが歌い続けている、珠玉のバラード。詳細は前記事「新宿タワレコ」編をご覧ください。ゆったりとした弦楽器の調べに乗せて、恵さんの声が切なく会場を満たしました。
13.工場の月
「ライヴに向う道中、ふと『何のために私、歌っているんだろう?』そう思ったことがあって。故郷を離れて東京に来て。電車の窓から外を見ると、そこには工場の風景。故郷でも見た工場の煙突。東京にも同じような風景があって。それで思い出したんです。私は大切なものを探しに来たんだって」
そう言って歌ってくれたこの曲。音源がないのが本当に残念ですが、僕はニューアルバムの中でこの曲が一番好きです。普段は突き抜けるような声で歌ってくれる恵さんが、吐息を吐き出すかのようなウイスパーボイスで儚げに歌ってくれる。だからこそ、伝わるモノが、またあるんですよね。^ ^
14.ゆずり葉
「祖母が亡くなった時、私はあまり現実的に受け入れることができませんでした。ただ、両親が深く悲しんでいるのを見て、気付かされました。そうか、両親にとっては祖母は親なんだ。私にとっての両親がもし亡くなったら・・・そのことに愕然とし、深い悲しみを感じたんです・・・」
そう言って歌い始めてくれたこの「ゆずり葉」。
オリジナルでは、こんなコトを言っては怒られるかもしれませんが、昼メロの主題歌に使われるようなイントロのアレンジ。僕は正直、あまり得意ではないんですが・・・

どんな風にバンドサウンドでやってくれるのかと思ったら、なんとイントロで伊藤さんのむせび泣くような歪ませたギター!これにはやられました。もう完全にブルースロックになってました。やっぱりこの日のサポートメンバーは、ハンパじゃない!もうお手上げです!

ここで恵さんが会場に問いかけます!
「皆さん。盛り上がる準備はできてますか?」
「おお~~!」
「盛り上がる元気は残ってますかー!?」
「おお~~~っ!」

「盛り上がっていけますか~~~っ!?」
「おおお~~~~~っ!!」

ようやく恵さんの呼びかけでオールスタンディングになった会場!さあ、いったい何をやってくれるんだ?
そんな期待の中、爽やかなイントロが流れ始めます!
おおっ!?ここでくるのかっ?(ノ゚ο゚)ノ
15.brand new day
「いろんなおと」のリード曲である、アコースティックなアレンジが爽やかなこの曲。昨年のAXでは、「傷~キミニハ薔薇ヲ」の分厚いバンドサウンドのメドレーの後、本編ラストで歌われたので、どうしても音圧が下がったような印象があったんですが、ここに持ってきたんですね~!この後の壮絶なアッパーチューン叩き込みの序章としては、申し分ない!

そして!ここからの4曲は・・・正直殆ど覚えていません。思い起こせるのは断片だけ。「我を忘れる」というのは、こういうコトなんだろうなあ。とにかく!メドレーで聴いてください!
もう、これしか言えない!
キタ~~~ッ!!! о(ж>▽<)y ☆



16.傷
17.確固たるもの
18.キミニハ薔薇ヲ
19.鍵

僕が恵さんの数ある名曲の中で、ぶっちぎりで一番好きな「傷」。疾走感溢れる「確固たるもの」。恵さんのシャウトが異次元の世界を織り成す「キミニハ薔薇ヲ」。そして、昨年はアンコールラストで歌ってくれて、恵さんと一緒にジャンプしながら泣いた「鍵」。
こんなすっげえメドレーがあるか?
道理でバラードを持ってくるのが4曲目と早かったワケだ。このメドレーの為にセットを前倒ししたんだなあ。
お見事!完全にやられました。完膚無きまでに。(*゚ー゚*)
20.10年後この木の下で
あまりにも興奮し過ぎてww、この時に話してくれた恵さんのMCは、完全に吹っ飛びました。一つだけ覚えているのは・・・
「私は花が咲く、というのは笑顔になることだと思っています」
たった、これだけでした。(;^_^A
でもね。この曲には、言いようのない懐かしさと、優しさが詰まってる。^ ^
アンコールの拍手の中、ペイルさんが僕にささやいたコトがあります。
「『○○』歌ってくれますかね?」
僕の答えは・・・
「もちろん!」

encore
1.限りあるもの
ツアーTに着替えた恵さんが再びステージに戻って来てくれて。そしてニューアルバムの最後を飾る、このバラードを歌ってくれました。
新宿タワレコでは最初に歌ってくれたんですよね。恵さんの中では、この曲もまた、大切な曲なんだろうな。^ ^
座っていたオーディエンスに、「立って!」っとゼスチャーをする恵さん。さすがに全員がサッと立ちました。
多分あの曲だろう、っと思っていたとおりの曲。そう。あの「お尻フリフリ」の曲です!( ´艸`)
2.運命にさよなら
2曲目の「君の街まで」と同じ、♪チャッ・チャッ・チャッ・チャッチャッ!♪っというハンドクラップの中、インディーズ時代の曲がここでも!もう既にこの曲での恵さんのコール&レスポンスは、恒例になりつつありますね!

「はいっ!上!」「次は下!」「左!」「右!」「小さく」「もっと小さく」「もっと小さく・・・」
・・・もう、指先で叩くしかないでしょ!(笑)
っで!恵さんが随所にステージに背を向けて、お尻をフリフリ!これがまた、可愛いんだよなあ!(*^.^*)
興奮冷めやらぬ会場。まだざわざわしている中を切り裂くように、恵さんの歌声とアコギが突然響き渡ります!

おお~っ!?今回はゆっくりじゃなかったか!(ノ゚ο゚)ノ
でも、やっぱり!
キタ~~~ッ!!(≧▽≦)
3.キミ
やっぱり。歌ってくれました。(*^.^*)
「傷」と同じく。恵さんのライヴではこれを聴かないと始まらないというくらい、大好きな曲。前述の「笑顔でいられるように」と同じく、初めて出会ったアリオ橋本では、このメジャーデビューCDを最初に、2回目のステージが終わった後で「笑顔でいられるように」を買わせてもらいました。とにかくこの曲を最初に聴いた時の衝撃は、今でもはっきり覚えています。
そしてそれは、今も全く変わらない。歌い出しのその声だけで。こんなに胸が詰まるんだな。^ ^

そんな感慨に浸っていた、その時でした!
なんと、恵さんが最後に投げたピックが、弧を描いて僕のすぐ右に!(ノ゚ο゚)ノ
今にして思えば、恥ずかしいとかなんとか、そんな感情はかなぐり捨てて、両手で飛びついて、なんなら体でブロックしてでも取りに行けばよかったのに!
伸ばした右手の親指の第一関節に当たったピックは、無情にも後ろに飛んで行き・・・
2列後ろの男性が何食わぬ顔をして拾ってました~・・・あ、あはは。
・・・泣いてもいいですか?。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
double encore
1.はじまりは涙
やはり、最後の最後はこの曲でしたね。恵さんが歌う前に語ってくれました。
「この曲を書いた時、私は泣いていました。悲しい時、辛い時、苦しい時。どうして私はそんな時にしか、回りにいてくれる人達の優しさやありがたさに気付くことができないんだろう・・・」
2時間40分。歌ってくれた曲は24曲にもなります。
彼女ほど、MCを極力少なくしても、「歌」を聴いてもらおうとするアーティストはいないでしょう。
そして、それでいい、と思えるアーティストもまた、彼女だけかもしれませんね。^ ^
昨年に比べて、セットリストから何から全てひっくるめて、今年の方が完成度が高かった。特に本編ラストの怒涛の叩き込みは、凄みすら感じさせるくらい、カッコよかった。
でも。「じゃあどっちが感動した?」と問われた時。
僕は「昨年」と答えるかもしれない。
セットの流れもバランスも、バンドサウンドからアコースティックサウンドの完成度。その全てが、今年の方が数段上。それはわかってる。もちろん、何の不満もない。素晴らしいライヴだった。間違いなく。
でもね。
何故だろう?
その答えは、きっとこれからわかるんだろう。
これからの「森恵」を追い続けていけば。^ ^
なんてね。(///∇//)
言いたい放題ついでに、最後にもう一つだけ。
やっぱり今回も。うすうす分かってはいたけど。
「そばに」は歌ってくれなかったなあ・・・

もしこんなところまで読んでいただいた方がおられたら。
ホントに申し訳ない。m(_ _ )m
そして、ホントに。ありがとうございます。(*^.^*)
今回のレポートは記憶が途切れ途切れで、見苦しいところや「お前、それ違うだろ!」っというところ満載だったと思うんですが、どうか寛大なお気持ちで許していただけたら、幸甚に存じます。^ ^

