読了。「障害年金をもらいながら働く方法を考えてみませんか?」 | 障害年金の請求を応援する社会保険労務士のブログ

読了。「障害年金をもらいながら働く方法を考えてみませんか?」

出遅れました。
相当に出遅れてしまいました(汗)

すでにたくさんの方が紹介されています。
仲良しの松山純子さんが、ついに障害年金の本を出されました!ヾ(@°▽°@)ノ

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障害年金業務に関して、松山さんは間違いなく先駆者のおひとりです。
今でこそお互いに情報交換などさせていただいていますが、私の中で、彼女はいつまでたっても「心の師匠」です。
松山さんと出会うことがなければ、今の私はないでしょう。
そのくらい、松山さんは私にとって大きな存在です。

障害年金のことをもっと広く知ってもらいたい。
偏見から入るのではなくて、ちゃんと、正しく知ってもらいたい。
共通の想いを持って、何度も語り合ってきました。
何年も前から「社労士以外の人に向けた障害年金の本が出したいね!」と一緒に妄想(笑)してきました。
だからこの本が手元に届いたとき、自分の本が出たわけでもないのに、なんというか、なんでしょうね、泣きそうになるくらいに感慨深かったのです。

私がFacebookに書いたあるコメントに対して、著者の松山さんから、
「障害年金のあの証書には、いろんなチカラがあって、 それをお伝えしたかったんだぁ。」とありました。
まさにそんな想いと、松山さんのお人柄があふれた本です。

障害年金に関する本は、ここ数年でとても増えていますが、これまでにない視点で書かれた本だと思いました。
障害年金と働くこと。障害年金の意味するもの。
制度の内容や手続きの方法を超えて、多くの人に知ってもらいたい、とても大切なことがちりばめられています。

障害年金は、本来、全ての人にとって、とても身近な制度です。
身近でありながら、とても複雑怪奇です。
この複雑な制度について、幅広く、とてもわかりやすい言葉で書かれていて、すーっと読めます。
ですが、このわかりやすい文章のひとつひとつに、「この人はやっぱりすごいな」と、あらためて感じさせられました。
さりげなくちりばめられた数々のエピソードのひとつひとつは、著者の苦労を微塵も感じさせないくらいにさらりと書かれていますが、じつはその裏にどのくらいの苦労があったのか、そんなことにも想いを馳せながら読ませていただきました。

当事者の方にはもちろんのこと、企業の人事に関わる方、福祉に携わる方、病院のソーシャルワーカーさんなどなど、本当に、たくさんの方に手にとっていただきたい本です。
そして、障害年金に向き合う社会保険労務士にも、やっぱり読んでいただきたい本です。

【紹介した本】