30年以上続いてきた、日本の貿易黒字が終わりを迎えるようです。
日本の行動成長期、海外から原料を輸入して素晴らしい製品を作り
それを海外に輸出するのが日本の貿易モデルでした。
ずっとそれが続いていましたが
ついに、貿易赤字に転じるということで
日本も本格的に厳しい状態になってきました。
借金は膨らむ一方ですが、貿易黒字を確保していることが
ひとつの砦でもあったのですが
その根拠は、早くも崩れ去ろうとしています。
想像された事態ではあるのですが
着実に、予想している方向に向かっているのを見ると
不安にならざるを得ないというのが正直なところです。
今は、日本の金利が低く抑えられているから良いものの
海外からの債券の仕掛け売りなんぞあれば
あっという間に、日本の財政は崩壊します。
国が公定歩合を低くしていれば問題ないという人がいますが
今の金融市場では、金利はマーケットが決めます。
債券先物とかで動かせば、現物がついてきますので。
その時がいつのなのかは分からないですが
確実に近づいてきているようです。
今のうちから手を打っておいて損はないと思いますね。