ブルーリボンを嗤う人々 | あたま出版ブログ 禿頭席(とくとうせき)

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北朝鮮による拉致問題は、日本人なら誰でも知っているでしょう。


拉致問題に限らず、街頭活動をしますと、こちらをちらっと見るだけでチラシを受け取ってもらえないことがほとんどです。

ましてや立ち止まって聞いてくれたり声をかけていただけることなどはまれです。それだけに、あたたかい言葉をかけて戴いた時の嬉しさはひとしおです。


先日参加させていただいた大阪ブルーリボンの会の街頭活動。

多くの署名を頂きましたが、それでも目の前をほとんどの方が通り過ぎます。参加者の中には「なんでこんなに無関心なんやろ?」と仰る方がいました。

しかし、私達も普段自分達が関心をもっていること以外の街頭活動には無関心で通り過ぎてはいないでしょうか。

拉致問題も領土領海問題も決して他人事ではありません。とはいえ、多くの方が無関心でいることは悲しいかな、現実なのです。


柿本あつやの常在戦場


拉致された方々やご家族について気の毒に思い、早期解決を望む気持ちには思想信条は関係ありません。宗派はもちろん、政治的スタンスも関係ないはず

しかし、現実には、左翼系団体がこの問題に積極的に取り組んでいるとはあまり聞きません。なぜでしょう?


また、いわゆる保守系の方々の中にも拉致被害者救出活動を否定、あるいは馬鹿にしている人もいます。

彼らの言い分は、「ブルーリボンバッジを着けるのは単なる自己満足」「国家間の問題であり国民の力でどうなるものでもない。無駄」、酷いものになると上から目線で知ったかぶりをし、「解決不能。日本はそれより他にすべきことがある」などと放言する人までいます。


これらの発言は皆、私が直接聞いた言葉であり、彼らは議員であったり保守系団体トップであるなど、普段は保守らしい発言をしている人達です。


ある自称・保守議員が陰で救う会やブルーリボンの会などの活動を馬鹿にしていることを知らず、ブルーリボンバッジの会関係者が「あの議員はすばらしい」と褒めているのを聞くと、何ともいえない気持ちになります。


柿本あつやの常在戦場


ブルーリボンバッジを襟に着けていると、「それは何ですか?」と尋ねられることがあります。「拉致被害者救出を願って着けています」と答えると、たいていの人は頷かれます。

しかし、先に述べた人達は、「そんなんしてても無駄ですよ」「自己満足ですよ」と心ないことを平気で笑いながら言うのです。


「もし、自分や自分の家族、愛する人が拉致されたら?」想像しただけで胸が苦しくなります。

個人の力ではどうしようもなく有志を募って政府に嘆願するも無視され、議員にすがってもほとんどの議員は聞き流すのみ。

有志が集って街頭署名活動を行ない、マスコミが取り上げて大問題になるも時間が経過すればすぐに冷める国民性。


全国の有志が10数年活動して集まった署名は1,000万足らず 。わが国の人口の1割にも満たないのです。全国津々浦々までキャラバンしているわけではないにせよ、まだ1,000万にも満たないのです。


柿本あつやの常在戦場    柿本あつやの常在戦場
「自己満足」「無駄」と嗤う人もいますが、もし署名が3,000万、5,000万になれば、いかに腰の重い政府であろうと動かざるを得なくなります。メディアも動機はどうあれ再び取り上げるでしょう。


そうなれば、拉致問題解決の糸口が必ず見えてきます。

政府は北朝鮮に対して経済制裁をより厳しく、また他国と連携してあらゆる圧力をかけるでしょう。

我々国民一人ひとりの力は微力でも、それらが集まれば必ず大きな力になります。

拉致問題に限らず原発であれ他の諸問題であっても同様です。

拉致問題の解決には、まず再び国民の多くが関心を持つこと。

政府そしてすべての議員が解決に向けて効果的な手段を講じることは言うまでもありません。


ブルーリボンを馬鹿にしている、ある政治家と某団体トップはどちらも最近色々な場所で講演しているそうです。

どのような顔をして「保守っぽい」講演をするのか、怒りより呆れてしまいます。


柿本あつやの常在戦場
雨天の日本に虹を架けます


柿本あつやホームページ
http://www.kakimotoatsuya.jp/

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