多摩川で疾走する國學院大学の選手たち
昨日の箱根駅伝予選会、今年も予想通りの激戦の順位争いとなりました。
そのまま本戦でもいいような箱根常連校がズラリと顔を揃えていて、そこから本戦出場できる上位9校を引いてもたくさんの強豪校が落ちてしまう現実に観ている方も胸が痛くなりそうです。
そんな中、ここ2年連続で予選落ちしていた順大がギリギリ9番目に滑り込みました。
嘗て黄金時代を築き、復路の順大と言われるくらい後半必ず逆転して総合優勝する勝負強さと安定感を兼ね備えていた印象が自分の中に鮮明に残っています。
ところがシード権はおろか、予選会に甘んじ、ここ2年は予選落ちと低迷、学校関係者じゃなくても多くの駅伝ファンも復活を待ち望んでいたはず。
今年出られないと箱根経験者が来年いなくなってしまうというプレッシャーの中、よく頑張ってくれました!
個々の選手の力や実績などわかりませんが、あまりメディアでも取り上げていないところをみると目立った選手はいないのでしょう。
厳しい練習に裏打ちされた1人ひとりの確実な走りが結果につながったと想像します。
本戦で本当の復活を遂げてもらいましょう!
一方、日大がまさかの予選落ち、他にも大東文化も亜細亜も専修もそしてわずか30秒に泣いた法政大学。
あまりにも厳しい本戦出場枠ですよね。
同じ日、多摩川では昨年ギリギリでシードを死守した國學院大の選手がいくつにも別れてグループ走を行っていました。
本戦のレギュラーメンバー獲得に向けたチーム内の熾烈な戦いが始まっているんですね。
シード権を持っているからといってうかうかしてられません。
余裕のある学校なんてないはず。
まさに戦国駅伝、来年のお正月が楽しみです。