武器としての交渉思考 | 本との出会いは、師との出会い。

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智慧は、先生から指導されて身につけるものではなく、自ら学ぶものです。ですから、先生が本であっても、生徒の意欲が高ければ、学習の成果が期待できます。書店には、素晴らしい先生方が、時代を超えて、いつでも待っています。

武器としての交渉思考 (星海社新書)/講談社

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 交渉とは、複数の人間や組織が、話合い合意を結ぶことで「現実を動かしていく」ために行うものです。ビジネスというものは、自分や組織の外部にいる人や組織と交渉して、合意を結ぶことのくり返しです。今後、付加価値を持つビジネスはすべて交渉をともなうものになるでしょう。

 複数の人が集まってひとつの目的に進むときには、大きなビジョン(ロマン)と、それを実現させるためのコスト計算(ソロバン)の両方が大切になり、そのロマンとソロバンをつなく役割を交渉が果たすわけです。

 世の中を大きく変えたいと思うならば、きちんとソロバンの計算をしながら、大きなロマンを持ちつづける、その両方が必要になるのです。 企業にとって、事業を通じて社会貢献と利潤の追求することは、必ず両立させなければならない目標となるわけです。

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