公開中の「スタートレック・イントゥ・ダークネス」


JJエイブラムスの2作しか見てない「スタトレ弱者」の私なんかでも、十分面白かったのですが、


関連本とかを読むとわからないことだらけ。


TOS、TNG、VGR、 ENT・・・なんかのスリーレターも何のことやら??です。








そういえば、少し前まで書店の店頭には長いことスタートレックのDVDブックが並んでましたよね。


ディアゴスティーニ社の「スタートレック ベストエピソードコレクション」です。


これ、2006年5月から2011年7月まで5年以上隔週で発売されていたそう。




読んで♪観て♪






全135号で、1号に3話のDVDがついていたから、全部で405話。


初回のみ790円、他は1980円なので、全部そろえると267,450円だそうです。


スゴイ!!


それでもテレビ放映されたものの一部だそう。


もし全部録画とかしていたら、多分最初のほうはVTRでしょうし、どれだけのテープの数になるんでしょう・・・!


気が遠くなりそうです。





テレビ版のほうは、とりあえずシリーズ名だけチェックしておくことにします。





① TOS ( The Original Series) 「宇宙大作戦」 3シーズン79話


 


② TNG (The Next Generation) 「新スタートレック」 7シーズン182話





③ DS9 (Deep Space 9)  「スタートレック デープ・スペース・ナイン」 7シーズン76話





④ VOY(またはVGR) (Voyager )  「スタートレック ヴォイジャー」 7シーズン172話





⑤ ENT (Enterpise) 「スタートレック エンタープライズ」 4シーズン98話








これだけのことでも、頭の中がちょっと整理ついた気分。





 


そして、劇場版は





 TMP (The Motion Picture) 「劇場版 スタートレック」





② StarTrekⅡ 「スタートレック2 カーンの逆襲」





③ StarTrekⅢ 「スタートレック3 ミスター・スポックを探せ」





 StarTrekⅣ 「スタートレック4 故郷への長い道」





⑤ StarTrekⅤ 「スタートレック5 新たなる未知へ」





⑥ StarTrekⅥ 「スタートレック6 未知の世界」





⑦ Star Trek Generations 「スタートレック ジェネレーションズ」





⑧ Star Trek First Contact 「スタートレック ファースト・コンタクト」





⑨ Star Trek Insurrection 「スタートレック 叛乱」





⑩ Star Trek Nemesis 「スタートレック ネメシス」





なんと、わずか10本ですよ!


これならちょっと頑張ればすぐにも制覇できそう。





劇場版のほうは、①から⑥が、TOSのすぐあとの時代設定(2271年~)で、オリジナルメンバーが出演し、


⑦から⑩は、そのおよそ100年後なので、メンバーもほぼ総入れ替えです。





ちなみに、11作目にあたる、JJ版1作目以降は AOS(Alternate Original Series)と表記されるようです。





実は今日レンタルショップで「スタートレック」と書いてあるDVDを適当に借りてきたのですが、


ほとんどがカークやスポックが活躍しない⑦以降でした。


タイトルには7とか8とか書いてないので、初心者には順番がわかりにくいんですよね~





ともかく観た順に(また同じのを借りないためにも)感想をメモしていきたいと思います。





たまたま1本だけオリジナルメンバーの「スタートレック6 未知の世界」を借りてこられたので、そこから・・・








映画「スタートレックⅥ 未知の世界」 1991年製作  ★★★★☆




読んで♪観て♪




衛星の爆発によって危機を迎えたクリンゴン帝国は、長年の間敵対関係にあった惑星連邦への援助を要請。


カーク艦長率いるエンタープライズはクリンゴン特使の船の護衛にあたるが、


特使は何者かによって暗殺され嫌疑はカークにかけられた。


TVシリーズ誕生から25年の歳月を経て遂に完結となった最終作。 (yahoo映画)




クリンゴン帝国との和平交渉に向けて総督のエスコート役となったカーク艦長。


彼が任務を解かれるまであと3か月。


息子の仇でたるクリンゴン人の護衛という気の進まない大役に定年間近で巻き込まれたうえに


総督は何者かに暗殺。カークとマッコイは犯人として捕らえられてクリンゴンの裁判を受けることに。


真犯人の捜索と収監されたカークたちの救出を同時進行で進めるスポックたち。


ミステリー仕立ての展開だったり、宇宙平和を目指す会議などは東西冷戦の終結と共存を暗示し、


普通のSFの枠を超えてる感じ。




最初の放送開始から26年くらいたっているから、オリジナルキャストたちは実年齢も60歳を超え、


若々しいスピード感には欠けますが、


歳はとってもカークは相変わらず血気盛んだし、論理や合理性を重んじながらもひとり悩むスポックの苦悩とか、


ドラマとして非常に面白かったです。


クリストファー・プラマーがクリンゴン特殊メークでチャン将軍を演じていたのもうれしいです。




クリンゴン人は額にカブトガニでもくっつけたように隆起しているのがちょっと怖いのですが、


シェイクスピアマニアで、「生きるべきか・・・」などの有名なセリフの引用が度々ありました。




スタートレックをよく知らない私でも楽しめるくらいだから、


オリジナルシリーズのファンの方には、同窓会のようなこの最終章はとても満足いくものだったと思います。