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僕らのごはんは明日で待ってる

2017年01月22日 テーマ:映画

映画「僕らのごはんは明日で待ってる」平成29年1月7日公開 ★★★★☆

原作本「僕らのごはんは明日で待ってる」 瀬尾まいこ 

 

 

無口で他人に無関心な高校生・葉山亮太(中島裕翔)は、明るく率直な同級生の上村小春(新木優子)と

体育祭の競技「米袋ジャンプ」でコンビを組む。

1位を獲得して亮太が喜んでいると、突然小春から告白され戸惑うものの、いつしか彼女に惹かれていく。

二人は、ファストフードやファミレスで食事をしながら交際を続けるが……。(シネマ・トゥデイ)

 

超マイナス思考の葉山リョータと行動的な上村コハルという真逆な性格の凸凹カップルの恋物語。

最近はやりの萌えキュン学園ラブコメディに見えますけど、瀬尾まいこさんの原作ですから

癒され系の共感度高いほのぼのしたお話です。

 

17歳で兄が亡くなって以来、いつもぼんやり黄昏ていた葉山リョータでしたが、運動会の「米袋レース」で

体育委員のコハルにペアにされてしまいますが、まじめに練習しているうちに息もあってきて、なんと優勝してしまいます

思ったことを何でも口にだせるコハルは、サクッとリョータに告白するんですが、言われたリョータはたじたじ。

「目の前の幸せよりそれを失った時の辛さが恐い」とか、付き合いたくない言い訳ではなく、本気でそう思ってるネクラ人間なのです。

 

それでもなんとなく付き合うことになるこのふたり。

恋人というより親友みたいな関係で、「ハヤマくん」「ウエムラ」と呼び合い、ハグするまで何年もかかり

キスなんて(予告編の印象とはちがって)ラストシーンでやっとですよ。

タイトル画像の真ん中のは、イメージ画像ですね。

こういう距離を置いた関係は長続きするのかもしれません。

 

ポカリスエットとケンタッキーフライドチキンが大好きなふたり

ここまでの企業名連呼は適切なのかわからないけど、スポンサーにもなってるのかな?

 

高校生だった二人も進学し、コハルは短大を卒業して念願だった保育士に。

リョータも就職先がきまり、お互い結婚も意識するようになってコハルの祖母に逢いにいくのですが、意外に低感触。

 

実はコハルの母は妻子ある人との間にコハルを産み、祖母のところに預けたまま行方をくらましてしまっていたのです。

両親なしで育ったのに明るくふるまうコハルに祖母は

「太陽みたいな人とつきあいなさい」と。

「私にとっておばあちゃんの言葉は日本国憲法より重い。だから別れましょ」

ファミレス(多分ガスト)で、あっさりと別れを切り出されてしまいます。

「これは提案じゃなくて報告だから」をさっさと帰ってしまうコハル。

 

取り残されたリョータは友人に誘われて合コンに参加し、そこで出会った鈴原エミリに告白されて交際がスタートしますが

この子がほんとによくいる女子力アピールの頑張りすぎの重い女子。

 

 

服も髪型もしゃべり方のまさにそんな感じ。

誰かと思ったらあの可愛い子役だった美山加恋ではないですか!

↑の写真でみるとそんなにブスじゃないんですけど、ちょっと男が引くウザイ演技、最高でした。

 

エミリからのお泊り旅行のオファーを断れずにいるころ、実はコハルが重い病にかかっていることを知ります。

子宮に肉腫(多分悪性)ができて入院しているコハルに会いにいきますが、ここでも追い返されてしまいます。

 

「家族を作るチャンスは2回ある。私は(1回目はうまくいかなかったから)2回目に賭けてるの」

結婚して子どもを産んで幸せな家庭を作るのが夢だったコハルが、子どもが産めないことを気にして自分の元を去った・・・・

いつも強がりしかいわないコハルが、病院の屋上で泣いているのを偶然望遠鏡でみたリョータは

全速力で(カーネルサンダースの像をかかえて)病院まで走る・・・

というような話です。

 

草食系男子が違うタイプの女子に翻弄されるよくあるシチュエーションに、病気や親不在の深刻風味をプラスした

ぎりぎり現実感あるドラマですが、主役二人が役にあってて、伯母さんにも楽しめました。

コハル役の新木優子という女優さんは初めて見ましたが、既存のアイドル女優とは違う溌剌とした新鮮さがあって

ドライなセリフも自然に受け入れられました。

Hey! Say! JUMPの中島裕翔クンの優柔不断の優男ぶりも役にぴったり。

あと、祖母役の松原智恵子が、コハルの数十年後としっかりつながる容貌で、

若い頃の凛とした清楚な姿をしる私なんかには感動ものでした。

 

ストーリー上は病室で同室だった山崎さん(片桐はいり)のほうが出番は多いんですが

セリフ少ないのにおばあちゃんの存在感大きい!

「葉山さん、あの子をどうかよろしくお願いします」

↑なんてことないせりふですが、このシーンではほんとにうれしくて泣きそうになりました。

 

まったく私ごとですが、なんでこれを見たかと言うと、ちょうど1年前、娘の夫(ロシア人です)が

この映画のエキストラにでて、記念のお米をもらってきてたので、一応見ておこうと思って・・・・

 

 

たしかにタイのレストランのシーンにそれらしき人物を発見!

・・・てことは、タイのシーン。屋外は海外ロケですが、

おばちゃんたちが登場するバスの中やレストランは日本国内ロケだったんですね。

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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ

2017年01月21日 テーマ:映画

映画「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」 平成29年1月21日公開 ★★★★☆

「マギーズプラン」の画像検索結果
 

ニューヨークの大学に勤務するマギー(グレタ・ガーウィグ)は、既婚の文化人類学者ジョン(イーサン・ホーク)に恋をする。

彼の妻ジョーゼット(ジュリアン・ムーア)は、家庭のことは二の次で教授としてバリバリ働いていた。

ジョンはそんな妻に愛想を尽かして離婚し、マギーと再婚して数年後には娘にも恵まれるが……。(シネマ・トゥデイ)

 

初日の初回に鑑賞するほど楽しみにしていました。

ところが、あまりにあれこれ思わせぶりで本題を見失ってしまいました。

出口で「ぴあ」の出口調査の人に呼び止められても、今回、はじめてのスルーをしてしまいました。

急にいわれても、一言もコメントできないくらい頭が混乱してしまったこの三角関係、

最初から整理してみたいと思います。

登場人物はジョンとマギーとジョーゼットのほぼ三人なので、シンプルなんですけどね~

 

 

 

元カレの子どもを抱っこして、「私も早く子どもを産みたい!」というマギー。

でも一人の男と長続きしないのを見越して、元数学者で賢い遺伝子もってそうなガイの精子をもらい、それを自分で「注入」・・・

するもうまくいかず、同じ日にたまたまやってきた非常勤講師のジョンとベッドインしてしまいます。

 

ジョンは「ポストモダン文化人類学」の研究者なんですが、正規の教授になろうとしないのは、

コロンビア大学のやり手教授の鬼嫁がいるから。

妻から子育てや家事をおしつけられ、夫婦のポジションは「バラと庭師」の関係。

合間に好きな小説を書くのだけがジョンの楽しみだったんですが、

それを読んだマギーが絶賛したことから二人の仲は急速に深まり、略奪婚に成功。二人の間にはリリーもうまれます。

 

ところが、学校の仕事を辞めて小説にうちこむものの、ジョンの小説は鳴かず飛ばずで、

「家事も子育ても稼ぐのも私」と、すべての負担がマギーに集中してしまいます。

不在がちのジョーゼットにかわって、ふたりの子ども、ジャスティンとポールの送り迎えもマギーの仕事。

ジョンのところへはジョーゼットから一日に何回も電話がかかり、不倫から後妻におさまった身としては

あんまり強いこといえないけど、不愉快なのにはまちがいないです。

 

ジョーゼットとマギーは「敵対関係」ではあるんですが、逢って話をしてみると、お互いにリスペクトできる人物だと感じます。

暖かくてパワフルでチャーミングなジョーゼット

純粋で損得勘定できない世話好きなマギー。

二人はジョンには内緒で接近し、「ジョンをジョーゼットのところに戻す計画」を練ります。

そしてうまくいきかけた時に、ジョンにバレてしまい・・・・・

というような話です。

 

世話の焼ける人はどこまでも人を頼り、弱みを見せない人はほったらかし。

マギーの立場から言えば

「私はサボテン?水ももらえないの?」

 

問題ありなのはジョンのほうだとは思うんですが、彼にしてみても

「小説デビュー」のミッションがだんだん重荷になってきて、「傑作を書かないとマギーにすてられる」とも。

 

:

「まったく男はだらしがない・・・」と笑いとばすコメディで終わらせるのはもったいない。

まず、三人の俳優がキャラそのもの。

ダメダメぶりが女心をくすぐるジョンがイーサン・ホーク(実年齢46歳)

家庭的じゃないエリート妻がジュリアン・ムーア(実年齢56歳)

そして、善意にあふれて正しいことをやろうとしてへまをやってしまう、ヒロインのマギーにグレタ・ガーウィグは

あとの二人にくらべて知名度低いですが、「フランシス・ハ」を見た人なら、誰もがそのキャスティングに納得するでしょう。

頑張って生きてるのにちょいちょい残念なところが本当に愛すべき女性ですよね。

 

三人の奇妙な関係以外のサブプロットにも、ある、ある、と思う個所があちこちあって、むしろそっちのほうが気になります。

 

マギーの両親は、子どもを作らない主義で、子どもがいないまま離婚しましたが、あるパーティーで再会し

二人の間にマギーを宿したものの、復縁することなく、シングルマザーの母の手で育てられますが

マギーが16歳のときに母が死去、成人するまで父に育てられたのでした。

父と母がいる生活をマギーは知らないんですが、自分を不幸とおもったことはなく

「愛のない家庭で育つよりは父親なしの方がまし」というのが彼女の考えです。

 

父親の結婚離婚に翻弄されるジャスティンとポールも、現実が良く見えていて、父親よりよっぽど大人です。

幼いリリーの言葉にも泣かされます。

「ママ、失敗したの?散らかしちゃったの?」

「スポンジでふけば大丈夫だよ」

母親を勇気づけるのは、どんなことよりも、こういう子どもの言葉なんですよね。

 

数学者だった(精子提供者の)ベンは、なぜビジネスを始めたのかと聞かれ

「美しさに惹かれて数学に夢中になった。でも、それはかじるだけで充分」と。

 

ラストで、リリーの(生物学上の)父親は実はベンなのでは?みたいな雰囲気になりますが、

そうなるとこの先どうなるんだろう?

いずれにせよ、リリーもマギー同様

「生まれる運命のもとで生まれてきた」ということですね。

 

いろいろ思い返してみると、やっぱりこの作品、すごい傑作かもしれません。

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第40回日本アカデミー賞優秀作発表

2017年01月16日 テーマ:映画賞

・優秀作品賞
『怒り』
『家族は辛いよ』
『シン・ゴジラ』
『湯を沸かすほどの熱い愛』
『64ーロクヨンー前編』

 

・優秀アニメーション作品賞
『君の名は。』
『聲の形』
『この世界の片隅に』
『ルドルフとイッパイアッテナ』
『ONE PIECE FILM GOLDFISH』

 

・優秀監督賞
庵野秀明(総監督)・樋口真嗣(監督)『シン・ゴジラ』
新海誠『君の名は。』
瀬々敬久『64-ロクヨンー前編』
中野量太『湯を沸かすほどの熱い愛』
季相日『怒り』

 

・優秀主演男優賞
綾野剛『日本で一番悪い奴ら』
岡田准一『海賊とよばれた男』
佐藤浩市『64ーロクヨンー前編』
長谷川博己『シン・ゴジラ』
松山ケンイチ『聖の青春』

 

・優秀主演女優賞
大竹しのぶ『後妻業の女』
黒木華『リップヴァンウィンクルの花嫁』
広瀬すず『ちはやふるー上の句ー』
宮崎あおい『怒り』
宮沢りえ『湯をわかすほどの熱い愛』

 

・優秀助演男優
竹原ピストル『永い言い訳』
妻夫木聡『怒り』
東出昌大『聖の青春』
森山未來『怒り』
リリ・フランキー『SCOOP!』

 

・優秀助演女優賞
石原さとみ『シン・ゴジラ』
市川実日子『シン・ゴジラ』
杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』
広瀬すず『怒り』
宮崎あおい『バースデーカード』

 

・新人俳優賞
杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』
高畑充希『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
橋本環奈『セーラー服と機関銃ー卒業ー』
岩田剛典『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
坂口健太郎『64ー前編ー』『64ー後編ー』
佐久本宝『怒り』
千葉雄大『殿、利息でござる!』
真剣佑『ちはやふるー上の句ー』『ちはやふるー下の句ー』

 

・外国作品賞

「オデッセイ」

「ズートピア」

「ハドソン川の奇跡」

「スターウォーズ フォースの覚醒」

「レヴェナント 蘇えりし者」

 

 

それほど興味はないけど、とりあえず、ほとんど観てるのでちゃんと感想を書ける・・という、日本アカデミー賞の発表。

ノミネートではなくて、この時点で優秀賞獲得で、3月に最優秀が選ばれるんでした。

 

例年アニメ以外は全部観ているんですが、今年は「後妻業の女」と「ちはやふる」と「バースデイカード」がまだでした。

自分が観た範囲で、勝手な感想を書かせていただきます。

 

①作品賞   

優秀作はすべて観ていますが、興行的にはどうしたって「シン・ゴジラ」でしょうね。

2年続いて東宝が最優秀だったので、そろそろ東映jか?松竹か?とも思ったんですが

「怒り」も「64ロクヨン」も「シンゴジラ」も東宝なので、この中から選ばれなかったら、明らかに「持ち回り疑惑」確定です。

 

②アニメーション作品賞

これはほとんど観てないですが、もうタイトルだけで「君の名は。」で決定!

 

③監督賞

特に誰に撮って欲しいというのはないんですが、若い監督がとりそうな予感がします。

「君の名は。」の新海監督か「湯を沸かす・・・」の中野監督ですね。

 

④主演男優賞

演者としてすごかったのは佐藤浩市でしたけど、どんな役でも自分のものにする(役に入り込むと言うより自分の方へ引き込む)

綾野剛にはいつも感心させられます。

警官もチャラ男もやくざも優秀な事務官も詐欺師もなんだって可能。つまんない邦画のなかで光り輝いてる存在ですね。

 

⑤主演女優賞

これは大竹しのぶを見ていないので、コメントできません。

「怒り」でただ一人へたくそだった(と私は思ってる)宮崎あおいでなければ、だれでもいいです。

 

⑥助演男優賞

「64ロクヨン」の永瀬正敏がなくて驚きました。

選ばれた中では「怒り」の妻夫木が良かったけど、「聖の青春」の東出昌大の羽生善治はすごかった。

本人の演技力というより、役との相性がよかっただけかもしれませんけどね。

 

⑦助演女優賞

出番はすくなかったけれど、市川実日子は印象深かったですね(石原さとみはありえない)

例年安定のベテラン女優がはいるのに、今回は若手ばかりで、なんかものたりないです。

 

⑧新人俳優賞

新人の定義がどうなってるかわからないんですが、実績のある人ばかり入っていてこれでいいんでしょうか?

杉咲花はここじゃなくて助演賞で獲りたいよね~

高畑充希だって、これと「アズミハルコ・・・」を合わせて主演女優で行けそうに思いますけど。

純然たる新人では、なんといっても「怒り」の佐久本宝くん!

彼はプロモーションにはほとんどでてこなかったから、授賞式に登場してくれるだけで嬉しいです。

そういえば、最優秀新人賞ってなかったんでしたね。

 

⑨外国作品賞

本家のとちがって、全て公開済みで全部観ているから、ホントに嬉しい~!

私が最も楽しめたのは「オデッセイ」なんですが、これ、邦題が内容とつながらず、なかなか覚えられません。

原題はThe Martian。 原作本の日本語訳も「火星の人」です。こっちのタイトルの方がヒットしたと思うんですが。

日本アカデミー賞をとったって、きっと喜ぶのは(映画の制作者ではなく)日本の配給会社でしょうから、

どうせなら、日本語版の予告編や邦題がいいとこに獲って欲しいものです。

そうすると「ハドソン川の奇跡」かな?

「レヴェナント」は、「蘇えりし者」の送り仮名が間違ってるのが気になります(正しくは「蘇りし」)

 

 

ところで、「64ロクヨン」が前篇ばかりなのは公開時期の問題かと思ったら、後篇だって6月公開。

前篇>後篇のと言う認識なのかな?

ちなみに私の評価では前篇が★★  後篇が★★★でした。

 

日本アカデミー賞の授賞式は3月3日となります。

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