映画「近距離恋愛」 平成20年7月12日公開予定 ★★☆☆☆
原作 なし
原題は「Made of Honor」(花嫁介添人)
普通だったら花嫁の親友の未婚女性がつとめる
この仕事をプレイボーイのトムがやる、という
かなりインパクトのある話なのですが、
日本人にはなんのことやらわからないので、
「近距離恋愛」の邦題は、なかなか!
と思います。
仲はいいけど、あまり女性として意識していなかったハンナが
6週間のスコットランド出張の間にいきなり婚約。
トムはMOHを承諾したものの、
いまさらになって、ハンナへの想いが募るばかり。
ライバルのコリンは完璧な男で、つけいる隙なし。
でもあきらめずに頑張るトムなのでした・・・・
いままで仲間としてつきあって、
とくに意識していなかった異性が
結婚・・・でなくても彼(彼女)ができたとたん、
なんか、急に素敵にみえてくる・・・・なんてことは
プレイボーイのトムならずとも、よくある話です。
でもそんな思いは普通口にしないけど、
この映画では何でも口にだしちゃうので、
それを聞いた人たちが
励ましたりけしかけたりしちゃって
ドタバタの展開になってきます。
ミチェル・モナハンは、
絶世の美女、でもないし、
キュートな小悪魔でもないです。
ミッションⅢではヒロインだったけど、
トム(クルーズ)の後輩のケリーラッセルのほうが
ずっときれいだったし、ヒロインとしては
ビミョーでした。
でも、このハンナ役はぴったり。
知的で常識もあって、会話をたのしめる
大人の女性だけど、くどく感じじゃない。
でも、コリンとの結婚を決めたとたん、
女性の私の目から見ても、
「えっ!こんなにきれいだっけ?!」
と思うほどの変貌です。
恋愛映画としてのストーリーはうすくて
後半かなりのご都合主義でつっぱしりますが、
刹那的な笑いをばらまきながら
楽しく見られました.。
婚約者がスコットランドの公爵、ということで
スコットランドのびっくりするような風習が
多数出てきます。
ニューヨークとは大違い。
スコットランド語は「蛍の光」しかしらないけれど、
あんなに英語を違うとはおもいませんでした。
ちょっとお勉強にもなりました。