狩野英孝 記者会見を観察 第1回 | 会見観察人!梶原しげる参上!

会見観察人!梶原しげる参上!

49歳で東京成徳大学大学院心理学研究科に入学し
51歳で心理学修士号を取得。
「人間はどんな場面に遭遇すると、そういう反応を示すのか?」
「その発言の裏にある、その人の本音はなんだろう?」
記者会見という大舞台に立つ人を、じっくり観察してみたい。

大注目された狩野英孝の会見が始まる!

 

会見の構図はこうだった!

    

『お馬鹿キャラで下半身にダラシのない狩野英孝』

                             VS

『17歳少女に淫行・更に6股の過去を持つスケベ男に立ち向かう女性レポーター軍団』

  

として、この会見を見ていくと・・・

 

ステージ上にワイドショーのレポーター達が並んでいる

殆どが女性で、あまり見かけない顔が多い。

 

ワイドショーの黄金時代では、一目見れば「この人はあの局の、あのワイドショーのレポーターさんだ!」と解ったものだが「ああ、この顔はたまに見るな」や「この人は誰だろう?」という方々がズラリと取り囲む。

 

昔は芸能レポーターにも「華」があったものだが、多分、雑誌の記者の方々など普段は表に出ない方が多く、見知らぬレポーターに囲まれた会見は何だか「ショボく」感じてしまう。

 

おまきさん(武藤まき子)さんや東海林のり子さんの存在の大きさが改めて思い出される。

狩野英孝氏にとっても「お母さん的存在」が目の前にいたら

もっと「素の自分」をさらけ出せたかも知れない。

 

男性レポーターが3人ほど見えたが、低予算で作る映画のエキストラのような「いかにも、それらしくない人」で会見の盛り上がりを妨げる要因となっていた。人に話を聞く人が「マスクのまんま」はどうなんでしょう?

 

 

 

という具合だから、会見の冒頭をパッと見た途端に視聴者は「どうでも良いネタなんだ」とチャンネルを変えた可能性があったかもしれない。

 

昭和から平成にかけての会見では「梨元さんが、鬼沢さんが、前忠さんが、翼さんがと、そうそうたる「個性」が互いに競い合うように見せて、上手にパスをまわしながら、一丸となってゴールを決める」というお楽しみを茶の間に提供してくれたというのに…。

 

ところが、今回の狩野英孝氏の記者会見は意外や意外、面白い展開となっていく!

 

                                            第2回に続く