会見観察人!梶原しげる参上!

49歳で東京成徳大学大学院心理学研究科に入学し
51歳で心理学修士号を取得。
「人間はどんな場面に遭遇すると、そういう反応を示すのか?」
「その発言の裏にある、その人の本音はなんだろう?」
記者会見という大舞台に立つ人を、じっくり観察してみたいと思った。

このブログをご覧になる上で以下の事をご了承いただきたい
● このブログは会見を行うに至った事案・事象の是非を問うものではない
● このブログは多分に私の「直感」「主観」が入っていることを予め、お断りしておく
● このブログは私が学んだ「応用心理学」「言語・非言語」の研究をベースに観察を行う

テーマ:

 

「大阪の小学校事件」が面白すぎる展開になって、世間では「石原会見」の影が薄くなった感

じもあるが「見どころ」も無くはなかった。

 

少なくとも「3つのポイント」は「会見の技」として語り継がれる、かもしれない。

 

1:「プロの会見見届け人」を用意したこと。

 

今回、壇上に、主役、石原慎太郎さんのお隣に、読売新聞の橋本五郎さんが「司会役」として座っていた。

 

勇気のいることだったと思う。

 

「『豊洲騒動の張本人』を徹底追求するはずのメディア側の人間が、まるで擁護するかのように仲良く顔を並べるのはいかがなものか??」

 

厳しく「世間」から攻撃されるおそれもあっただろう。

 

しかし実際に会見を見た人は「橋本さんがいてくれて良かった」と感じたのではないか。

 

「グダグダだ」と言われた会見、あの時の石原さんのコンディションを考えれば橋本さんが仕切らなかったら「もっとグダグダ」で、収拾が付かなかった可能性が高い。しかも橋本さんは記者の誰よりも「キツいこと」を言っていた。

 

2:会見冒頭「築地から豊洲へ移転する為の土地取得等の経緯」を、「あらら」というまに「朗読」で伝えてしまった「技」。

 

「移転の経緯」を石原さん自身の言葉で始めたら「火に油を注ぐような状況」が生まれ「質疑応答の時間」を待たずして記者達からの矢のようなツッコミが飛んで、紛糾したかもしれない。

「経緯の認識そのものが間違いじゃないか!!」

 

ところが、律儀な様子の若いスタッフが原稿を手に淡々と語り始めると、その場は静まりかえった。

 

我々日本人には「目の前での朗読に寛容な国民性」でも備わっているのだろうか?

 

例えば結婚式の「新婦がこれまで育ててくれたお母様への感謝」とか、

「○○大臣公務のため、本日は、審議官補佐が代読」みたいな「どうでも良い内容」でも、とりあえず「ありがたく聞いておくものだ」という「おしえ」が染みついている気はする。

 

「朗読効果」のせいか、記者達も大人しく、神妙な面持ちで聞いていた。

 

質疑応答タイム前の「時間稼ぎ」として「朗読」は、少なくとも今回は有効だった。

 

 

「肝心なところは朗読で」という「会見技法」は、今後様々な謝罪、釈明の場で用いられる、かもしれない。

 

 

3:VTRを用いて「正当性」を主張する。

 

橋本「(話を聞いていると)石原さんは必ずしも豊洲移転に賛成じゃ無かった?」

石原「リラクタントだった。そういう発言をしている当時の映像がある」

橋本「じゃあ見てみましょう」

(この通りでは無いが、こんな感じのやり取り)

 

リラクタントとはreluctant「乗り気がしない、渋々、嫌々」という意味の英語。

こういう言葉がスルッと出るのも石原さんらしい。

「リラクタント」という突然の横文字のせいか、VTRへの期待のせいか?

白熱した「追求」もここでひとまず小休止。

 

 

ところが!映像には

「築地市場の再整備は昭和から起きていた問題」

「議会の結論が先送りだったので、知事が決断」

「それがリーダーとしての責任である」

「業界の大多数は移転を望んでいる」

 

移転に「リラクタント」な場面がなかなか出ない。

しびれを切らした橋本さんが「質疑応答の時間が減るからやめましょう」とVTRを途中でカットしたから「映像作戦」は不発だった・・・

 

これを潮に石原さんは一気に劣勢に立たされる。

 

「豊洲移転は都知事就任前から既定路線。

譲渡価格の妥当性や土壌については専門家と都議会が。

自分には技術的知見がないので専門家会議や技術会議の意見を踏まえた」

「壊れたテープレコーダのように」同じ言葉を繰り返す。

 

「大丈夫?」

 

 

司会の橋本五郎、読売新聞特別編集委員は、記者達のいらだちを代弁するかのように厳しく問いただす。

 

橋本「前から決まっていた路線だというが、知事の見識で踏みとどまるという決断は出来なかったのか?」

 

橋本「自分は専門性も、専門的な知見はないから、それに従うしかない、というお話を繰り返しているが、だったら何のために知事はいるのか?」

 

鋭く切り込んだ

 

これへの返答として石原さんの本質を告げる「キーワード」が登場した。

 

「つかさ&つかさ!」

 

石原「それぞれのつかさつかさの人たちが、職務としての専門性を

踏まえて物事を判断して、物を束ねて上申してくる。

(略)結局、私は、担当のつかさつかさの職員が、

あるいはそれを担当している委員会の議会の諸君に判断をあおぐしかない」

 

「女優の司葉子や名酒、司牡丹」はよく耳にするが(しない?)「つかさ」を繰り返す「司司」とは?

 

どうやら、司とは、行政府の各省庁がそれぞれに職務を遂行する「お役人」という意味らしい。

 

故竹下登元首相ご愛用の言葉だそうだ。

ちなみに石原さんは1987年の竹下内閣で運輸大臣として入閣している。

 

当時は「お役人への気配りも怠らない竹下流」と「役人支配打破!独断専行をおそれぬ石原流」という「対照的な政治スタイル」だと思ったが実態は違ったらしい。

 

「つかさ・つかさ」とともに「具体的な仕事は、副知事の福永さんが、つぎには浜渦君が、その後はえーと・・・」

 

記憶も気力も衰えが目立ってきた。

そんな様子を見て、なんだか哀しくなった。

 

 

 

 

記者の質問も、患者を気遣う医師のようになってきた。

 

記者「本当に浜渦さんに任せきりで報告を受けていなかったんですか?」

石原「受けておりません」

記者「記憶にない、ということではないのですか?」

石原「はい!?」

記者「記憶にない、ということですか?」

石原「何の記憶ですか?」

 

記者「先ほどから「分からない」「覚えていない」

「行政の手続きのもと、一任してきた」と言ってますが、

今回の問題の責任は誰にあると思いますか?」

石原「今回とは何ですか」

記者「今回の問題の責任です」

石原「今回の問題というのは?」

記者「全てです」

石原「豊洲?」

 

会見前、自宅を出発するとき報道陣に

「果たし合いに出かける昔の侍の気持ちだ」と威勢良く話した石原さんも「老い」と「病」には・・・

「武士の情け」とは「強いものが弱いものを思いやること」。

本来であれば石原さんのようなキャラクターが「上から目線」で使う言葉だが、若い世代の記者達がおもわず「武士の情け、今日はこのあたりにしておこう」なんて心の中で思ったりしなかっただろうか?しないなあ・・・

 

 

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名言「恋愛を育んでいく」の意味とは?

 

さて、横道にそれまくってしまった狩野英孝氏の会見観察も

いよいよ最終回となる。

 

3つのポイントの2つ目(第3回で書いた3つのポイント)

「狩野氏は17歳の女性と、性交したのか、しなかったのか?」

 

質問そのものが「下品すぎて」、お怒りの声が聞こえてくる気もするが

「狩野問題」を解いていく上で「避けては通れない」のはここなのだ。

 

マイクを狩野氏に突き立てるレポーター達は、朝、会見に送り出す上司の方々に、きっと

「そこだけはキッチリ押さえるようにな!」と言われた気がする。

 

今回の会見を狩野氏が開かざるを得なくなったのは雑誌「フライデ−」が

きっかけだった。

 

記者が狩野氏を直撃したとき、狩野氏が返した言葉は極めて重要だ。

 

記者「(17歳の女性と)親しい仲だと、うかがっていますが?」

狩野「確かにそう(親しい仲)です。でも付き合ったりはしてないですよ(怒)」

 

私は、彼の発言の意味がまるで理解できなかった。

 

「親しい仲」と「付き合っている」は言葉を荒らげて言うほど

「全くの別物だと言うのだろうか?」

 

強いていえば「親しい仲」はお茶を飲んだり映画を見たりする仲良しな関係程度。

「付き合っている」なら、その先もある。という事なのか?・・・

私は、フライデーの記事を見た時、昨年の狩野氏の騒動を思い出し

「関係はあったのでは?」と思うのだが…

 

会見での狩野氏は言葉の細かいニュアンスをとても大事にしている様子だ。

 

会見ではこんな風にも言っていた。

 

狩野「好きだ、愛している」という言葉は交わしていませんけど、恋愛を育んでいく過程であり、交際というか彼女・彼氏の関係には至らなかったのです」

 

 

「愛に関する語彙」が実に豊富な狩野氏なのだ。

「恋愛を育んでいる過程」という言葉は、きっと弁護士さんや事務所の方などが思いついた言葉ではないと思う。

 

狩野氏は会見前夜に「大人の関係はあったのか?」の問いの答えに悩み苦しみ

「恋愛を育んでいる過程」という名言がひらめいたのではないだろうか?

 

狩野氏のことだ!やった!完璧な答えが見つかった!うっとりしたかもしれない。

これは狩野ワールドの名言の1つとなり、この先、熱愛をスクープされた芸能人が

使う可能性もあるのではないだろうか?

 

「恋愛を育んでいる過程」という名言が飛び出し、本当に知りたいところの

「やったのか?やらないのか?」に私は見当が付かなくなってしまった・・

 

このままでは「さすがにマズイ」とレポ−ターさんからも「寝たのか?寝ないのか?」的な比較的「ぶっちゃけた質問」が徐々に出始めてきた。

すると狩野氏はこう返すのだった。

 

狩野「相手がまだ10代ですので、直接的な表現については差し控えさせていただきます」

 

狩野氏!凄い!「未成年」「体の関係」が大問題な今回の会見のはずなのに

「恋愛を育んでいる過程」が狩野氏を守るキーワードになってしまった!

 

狩野氏の「高度なコミュニケーション能力」で、彼自身が会見の窮地から救い出すことになっていった!お見事!

 

狩野氏と仲の良い芸人仲間は「狩野はいい奴!」「会見では誠実に答えていた!」とコメントしていた。

私は、今回の会見ではレポーター軍団の徹底した質問攻撃にやられ、弁護士や事務所の方との打合せなど木端微塵になり、レポーターに打ちのめされる狩野氏の姿を想像していたが

意外や意外!「恋愛を育んでいる過程」という名言で、狩野氏は汗をダラダラ流しながら

何とも上手く乗り切ってしまった。

 

そういえば以前、狩野氏が番組で「今、欲しいものは何?」と聞かれ

「翼…翼かな…」と真顔で答え、私は大笑いしたのを覚えている。

 

今回の狩野英孝氏の会見!天才芸人の本領がチラつく、他に類を見ない

おもしろ会見だったのではないだろうか!

                                                                                                   終わり

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 狩野英孝 17歳の彼女!お父様はどんな人?

 

「17歳の娘が、狩野英孝という年のだいぶ離れた人気芸能人と交際したことを

驚いたり心配したりすることも無く、了解し応援をしてくれる父親とは

一体、どんな方なのか?親子関係は?お母様は?」

 

 

私は、その事に興味津々なのだが、集まったレポータ−さん達は

そんな「下品な興味」「悪質なプライバシー侵害」に関わる質問をすれば

もちろん聞いてみたい話なんだろうが、会見の模様はフルサイズでネットで公開される予定。

あまりグイグイと下品に突っ込めば、「あのレポーターの質問はなんだ!」

「英孝ちゃんが可哀そう!」とネット上で昨今の袋叩きが頭に浮かび、感じやすい10代少女を持つ家庭のお父様とお嬢様ご本人への気遣いが優先したのか、あまり踏み込むことをしないように見えた。

 

これはこれで「立派な、神気に初期の高い、立派な態度」だ。

「昔のレポーター達には無かった、美点」とも言える。

 

その一方で狩野氏の「女にだらしがない、道徳心の欠如」を浮き彫りにするのだ

という予定稿どおりの質問は怠りなく行われていた。

 

レポ−ター「あんなに勉強して宮司の資格をとり、御父様も喜んでいたと思うんですが…

  なんで性懲りも無く、こういう不道徳なことを繰り返すんですか?」

 

狩野「あのー、その御父様はもう無くなっていまして(芸能ニュースでも流れたはずだけど  なあ・・)」

 

レポーター「あ、そうでしたね・・」

 

神主様のイラスト

 

狩野「それから・・僕の取得した資格は、宮司ではなく神主なんですけど…」

 

レポーター「あ、そうでしたね・・」

(やり取りはイメージであり、実際とは異なる)

 

狩野氏に一本とられる場面もあったりした。

 

しかし、会見場のレポーターの皆さんにも徐々に火がつき始め

核心へと進んで行くのである…

 

                                                               最終回へ続く

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