2500 | 鍛治本方程式

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演劇集団キャラメルボックスの俳優、鍛治本大樹の日記です。

こんにちは
鍛治本です。

今日の『また逢おうと竜馬は言った』12時のステージで、岡田達也さんがキャラメルボックス通算2500ステージを迎えた。

すごい記録だ。

達也さんの2000ステージの時は、一緒に舞台に立っていた。
というか初舞台だった。

まさしく、2000ステージの当日、まさしく2000ステージ目の舞台上、僕は初登場のシーン、達也さんと2人のシーン。

あろうことか、舞台上で僕の靴が片方スポーン!と脱げた。

2000ステージ目の先輩は、目の前に落ちていた靴を僕にぽーんと投げてくれた。
僕は受け取り、それを胸に抱えたまま、セリフを言おうとした。芝居のテンポを崩すまいと。

すかさず、2000ステージ先輩のツッコミが飛んできた。

「お前、いいから履けよ!」

ごもっともである。
さすがに2000ステージも舞台に立っていると違うなと、ステージ数一桁の新人は思った。

あれから8年。
とりあえず僕は靴だけは舞台上ですっぽ抜けなくなった。

あれから、8年、先輩ははるかはるか遠くを走っている。

達也さん、おめでとうございます!