家事セラピスト みやた です☆


先日開催された、家事セラピスト総会。盛りだくさんなプログラムで、とても充実したものでした☆
家事セラピストによる活動報告や、新しく誕生した家事セラピストの認定式に続いて、「ワールドカフェ」というワークショップが行われました。

皆さん、ワールドカフェってご存知ですか?





私は、今回初めて知りました。「アイデアは機能的な会議室ではなく、オープンでリラックスしたカフェのような場所でこそ生まれる」という考えから生み出された手法なのですが、一つのテーマについて大人数の参加者が話し合う時にとても有効なツールだと思いましたので、簡単にご紹介したいと思います。

用意するのは模造紙とペンだけ☆

ちなみに、この日のテーマは

「地域のなかで家事セラピストとして活動していくためには?」


数人ずつのグループに分かれて座り、話し合った内容を模造紙にみんなでメモしていきます。

大勢の参加者が同時には無理なので、グループに分かれて話し合いをする、と言うのはよくあることですが、この時、あっちのグループはどんな話題で盛り上がっているんだろう?あっちの話にも入りたいな~と言う気持ちになったりしますよね?

ワールドカフェでは、制限時間内を自分のグループで話し合ったら、次は別のグループで話し合うために、各自、好きなテーブルへ移動します!

ただし、グループに一人ファシリテーター(司会のような役目をする人です)を決め、その人だけは、ずっと同じテーブルにとどまります。そして、新しく来たメンバーに、それまでのメンバーから出た意見などを簡単に説明し、その上で話し合いを始めます。そして、新しいメンバーから出てきたアイデアも、どんどん同じ模造紙に書き足していきます。こんな風にメンバーはいくつかのテーブルを渡り歩き、新しいメンバーと話し合い、アイデアを追加したり、膨らませたりしていくのです。

最後に、メンバーはもと居たテーブルに戻り、みんなのアイデアが満載の模造紙を前にしながら、ファシリテーターと一緒に情報を整理し、新しい模造紙にまとめて発表する、という具合。

グループごとに話し合って発表するだけだと〇がいくつか並んでいる感じですが、ワールドカフェ形式だとたくさんの〇が幾重にも重なっているうえに、ひとつひとつの〇も大きいものになるイメージです。とても面白くて新鮮な体験でした☆

そして・・・参加者からたくさん出た「地域のなかで家事セラピストとして活動していく」ためのアイデア。私も出来ることから一つずつトライしていきたいと思います。