やっぱり思ったとおりだった | カイトのブログ

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Uストに出ていた澤井さんもそうだけど、原子力情報資料室って、隠れ原発推進派ですよね。

反原発のはずなのに、絶対に「脱原発」とは言いませんからw

彼女は、はっきりと「我々は批判派です。」と言ってたので、そうだと思っていたけど、やっぱり思った通りでした。

http://www.youtube.com/watch?v=PoQhVla4A7Q



原発規制基準:新基準決定 4社、申請「先陣争い」 識者の話

毎日新聞 2013年06月20日 東京朝刊

 ◇再稼働で安全性競え--21世紀政策研究所・澤昭裕研究主幹

 早期の再稼働が必要だ。電気料金が安くないと、民間は消費や投資にちゅうちょしてしまう。原発の安全性向上のためにも運転した方がいい。発電所が動かないと現場の士気が維持できないし、原発が動く緊張感の中で、電力会社が安全技術を競争することが重要だからだ。一方、エネルギー政策の中で、中長期的に原発をどう位置づけるかは、まだ検討されていない。原発は大事故が起きると巨額の損害賠償が発生し、民間の手に負えなくなる。国策として原発維持を決めるなら、事故時のリスクを官民でどう分担するのかの議論が必要だ。また、安全性を高めた原発は(事故に備えた)保険料を安くするなど、安全性向上を競争するような仕組みを作る必要がある。

 ◇対策猶予期間は問題--原子力資料情報室・伴英幸共同代表

 いいかげんな状態で再稼働すれば、福島事故と同じことが起こるのではないかと心配だ。新規制基準をクリアし、地元の了解も得られる原発については、再稼働はやむを得ない。ただ、事故時の対応に必要な第2制御室の設置などに猶予期間があるのは問題だ。設置が完了するまで再稼働を認めるべきではない。活断層や原発の耐震安全性の問題もある。規制委の指摘に反論するため、電力会社は「活断層ではない」と証明しようとしているが、現在の知見では証明できないはずだ。「疑わしいものは活断層とみて対応すべきだ」というのは、規制委が言い出したことではなく、原子力安全委員会からの大原則。電力会社はこの原則をまだ理解していないのではないか。