関東の風疹発症数は異常も異常! | カイトのブログ

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放射能から身を守ることを中心に書きます

風疹が関東地方を中心に大流行しています。

過去の発生数と比較すると、如何に今回の流行が異常であるかがわかります。

まずは、過去の発生状況を見てみましょう。

http://idsc.nih.go.jp/disease/rubella/fig/fig01.gif

2008年1月1日から風しんは定点把握対象疾患から全数把握対象疾患となっているので、単純比較出来ないのが難点ですが、大まかな比較はできます。

2002年以前の流行状況を見てみると、1982年と1987年に大流行していたことが分かります。

余談ですが、1981年は敦賀原発の放射能漏れ事故があり、1986年はチェルノブイリがありました。

どちらも、1年後に風疹が大流行したことは偶然でしょうか?

さて、2009年以降の発生頻度を見てみましょう。

http://www.nih.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/2013pdf/rube13-09.pdf

2011年も増えていますが、2012年後半から報告数が増え始め、2013年はアウトブレイク状態です。

1982年と1987年、そして2012年の3者を比べてみると、恐ろしい事実が判明します。

1982年と1987年の流行は、大流行とは言え例年の5倍~10倍の発生頻度でした。

2012年はグラフから読み取ると、ここ2年(2009年と2010年)の16倍~27倍も報告されているではありませんか!

はっきり言って、これは「風疹非常事態」です。

さらに恐ろしいことに2013年は2012年を遥かに超える勢いで報告されています。

原因は何でしょうか?

PM2.5? 黄砂? 花粉?

誰が、どう考えても放射能でしょう。

風疹の予防接種を受けていない人が増えたために感染する人が多くなっている話は、記憶が定かではありませんが5年以上前から聞いていました。

だから、「予防接種を受けていない」だけが理由ではありません。

放射能で免疫力が落ちたために、発症する人が増えたと見る方が自然です。

私が予想した通り、これからも、ありとあらゆる感染症が増えることは、もう疑いの余地はないと言っても過言ではないと思います。










<風疹>関東中心に大流行 20~40代の男性多く

毎日新聞 3月2日(土)11時16分配信

風疹患者の累積報告数

 風疹が関東地方を中心に大流行している。予防接種を受けておらず、免疫のない人が多い20~40代の男性が患者の中心だ。妊娠初期の妊婦が感染すると胎児に障害が出る恐れがあることから、厚生労働省は、特に夫など妊婦の家族に予防注射の接種を呼びかけている。

 風疹は、主に患者のせきやくしゃみで感染し、熱や赤い発疹が出る。同省によると昨年の患者報告数は2353人と過去5年間で最多。今年はさらに増え、2月20日時点で昨年同時期の約20倍にあたる745人となった。東京、神奈川、埼玉などで急増している。

 妊娠20週より前に妊婦が初感染すると、胎児に心臓の奇形や難聴などの「先天性風疹症候群」を引き起こす恐れがある。昨年10月から今年1月末までに、全国で6人の赤ちゃんが先天性風疹症候群にかかっていると報告された。

 感染は予防接種で防げるが、妊娠中は受けられない。そのため同省は2月末、妊婦の夫や家族に予防接種を促すよう求める通知を都道府県に出した。

 同省によると、昨年の患者は7割以上が男性で、うち20~40代が8割。今年も同様の傾向だ。風疹の予防接種は77年から女子中学生への集団接種が始まり、95年度から原則として生後12カ月以上36カ月以下の男女への定期接種になった。しかし、20~40代の男性の接種率は低く、11年度の調査ではこの年代の男性の15%に風疹の免疫がなかった。同省は「ちょうど妊婦の夫にあたる年代の男性に免疫のない人が多い。妊婦の家族や周囲の人は、予防接種を受けるなど、風疹の感染予防に努めてほしい」と話している。【斎藤広子】