真っ白な雲の真上を | 海の素(大久保海太)

真っ白な雲の真上を



沖縄の空だ。
飛んでる気分になるでしょう?
いいでしょう?(外国の人の発音で)

さて、三泊四日の沖縄の旅から昨日戻りました。
今回はまず初日、24日の午後三時くらいに那覇空港に着いて、かる飯を食いつつ
そのままライブ会場である北谷入り。
ここは沖縄に置ける、そうだな、お台場的な場所と言いますか。
海沿いで、新しい街で、空が広くて、観覧車がある感じ?
何しろきれいだし、とっても気持ちのいいところなんだよ。
夕方と言うか夜19時と20時から2ステージ。
自分達で機材なんかを設置しつつのフリーライブナノでアール。
地元の人もいるだろうし、観光地だから本土(沖縄の言葉で言うと内地)
の人もいるだろう中で歌った。
天気も良かったし、風も丁度良く吹いていた。
通りかかった人は俺の事なんか知らなくて、でも聞いて欲しくて
だから歌う。
ストリートの考え方だね。
どちらかと言うとそう言うやり方には慣れていない俺だから
とても勉強になるよ。
汗だくになったけど、やれてよかったわ。
宿に帰って今日のビデオを見ながら、反省エーンダ反芻して寝ました。


二日目25日。晴れ。


今日は所変わって読谷村(よみたんそん)へ。
昨日のイベントとはまた趣旨が違う日で、Leyonaさんとか、Caravan君とか
東京でもやや馴染みのある人たちとの対バンだった。

ここがまたなんせいいところでねー。
ステージの左っ側はまさにオーシャンビュー!!
ビューですよ?ビュー!!
歌って行く中で、海の上に浮かぶ太陽が刻々と生まれ変わって行く訳です。
なんせビューですからね。
気持ちもビューな感じになりつつ、5曲歌ってきました。
沖縄のオーディエンスは、最初照れ屋だけど、
距離が縮まるとすごく温かい。
そして何より本人達がちゃんと楽しもうとするんよね。
いい事だよな!!

いくらビューの助けがあるとは言え、みんないいライブをやってた。
見てても楽しめる時間だったから、参加できて光栄だよ。
サンキュっす!!


俺はね、皆さん。
「フィン」ってアルバムを出した事で人生始まった気がするんだよ。
今まで感じるべきだと思いながら、何となく逃げて来た事や分からない振りをして来た事が
この目でちゃんと見える様になった。
その分もちろん大変なんだけど、もう逃げねーぜ。
海の日もそれ以降のライブも、もちろん今回の沖縄も、
「俺のリアル」なんだよ。
そう言う激動の中を、ノースマイルノーライフの精神で進みたい!!

そんな事を考えながら、真っ白な雲の真上を、悠々と飛んで帰ってきた。
ただいま、みんな。